わたしは20代で派遣社員から正社員へ転職した経験があります!
結論から言うと「20代で派遣はもったいないけど向上心を持ち続ければ将来なんとかなる」
なぜなら、これからの時代は自己成長を意識して工夫していくことで正社員への転職もできるからです!実際にわたしは20代で派遣社員から正社員へ転職できました。
そこで今回は20代で派遣がもったいないと言われる理由から派遣社員→正社員へのキャリアチェンジのやり方をわたしの体験談をもとに紹介します。
20代で派遣がもったいないと言われる理由

20代で派遣として働くのが「もったいない」と言われる理由を紹介します。
雇用が安定しない
派遣社員は派遣元(雇用されている会社)から派遣先(実際に仕事をする会社)に出向して仕事をするやり方です。
そのため、派遣元の会社が派遣先から仕事を受注しないことには派遣社員として働くわたしたちは仕事がありません。
いつか仕事がある!なんてことを会社から言われたことがありますがその期間が長くなると「好きに転職活動してもいいんだぞ」なんてことを直属の上司から言われた経験もあってその時は絶句しました…
期間ごとに職場を移る必要がある
派遣社員は派遣先の会社と派遣契約を結んだ中で仕事をするので必ず派遣期間が決められます。
もちろん派遣契約の更新ということもありますが確実に更新できるかどうかはわからないまま日々を過ごすことになります。
派遣契約が終われば次の職場に派遣されるわけなのでわたしは派遣で働いていたときは気持ちが追いつきませんでした。だって、ケースによっては2週間後には別の会社の名刺を渡されて別の会社の社員です!?みたいな顔して働いていたので軽いパニックでした…
かなり対応能力が高い人でない限り仕事のスキルが身につかないのに精神だけ削がれるデメリットがありました。
派遣社員という周りからのイメージが悪い

※上記の画像で示しているヒエラルキーは一般的なヒエラルキーではなく当サイト運営社3名で意見を出し合って決めたものです。個人の思考で入れ替わることがあります。ご了承ください。
わたし自身が派遣社員として働いていたときに「派遣社員で働いています」というと相手が「あぁ…」という表情をされたことなんて100回以上ありました。
日本では特に正社員文化が根強いです。
キャリアUPのハードルが上がる
派遣社員で働いていると「正社員として働きたい」と思っても転職活動でハードルが上がります。
理由は、仕事がリアルにできるかできないかではなくレールから外れたから…
逆の正社員から派遣社員に転職はハードルが低いのが証明しています。雇用形態なんて関係なく「仕事ができるできないで判断して欲しい」と思ったこと300回以上ありますが現実はそんな簡単じゃなかったです。
もし将来的にやりたい仕事の求人があった場合にライバルが正社員経験者だったらライバルが内定を獲得する確率が上がります。
正社員になりやすい環境にある
特に20代の場合であれば派遣社員で大手企業で働くよりも正社員として中小企業をまず経験した方が良いという感じです。
理由は派遣社員として大手企業で仕事していても将来的に転職するときに評価されにくいんです。
実際は派遣社員でも仕事頑張れば派遣先の上司が常識的な方や人間性が高い人であれば派遣社員にもスキルUPになる仕事や転職のときにアピールできるような仕事を少し任せてくれたことがありました。
わたしは実際にその経験を転職活動の面接で一生懸命アピールしましたが面接官の反応は薄かったです。面接の逆質問のときにダメもとで反応が薄かったことを質問したところ「派遣社員にそんな仕事を任せるとは信じられなかった」と言われました。
上記のような現実を考えて20代でわざわざ派遣社員で働くことがもったいないと言われるわけです。
20代で派遣が向いている人の特徴

20代で派遣社員として働くことが向いている人も間違いなくいます。わたしは派遣社員から正社員に転職しましたが派遣社員の働き方が100%嫌だったわけではありません。
人間関係を割り切りたい
派遣社員はいい意味で正社員とは違うように扱われます。
わたしが派遣社員だったときは正社員たちの評価レースとは関係ない評価体系なので正社員同士のギスギスに巻き込まれないのが心地よかったです。
あとは期間が決まった派遣社員だと1年や2年で期間終了がやってくるので嫌な人がいてもゴールが決まっているので気は楽な部分がありました。
ある程度自由な働き方をしたい
正社員は週に5日以上働くだったり決められていることが多いですが派遣社員は派遣先との契約内容によって週3日しか働かなくてよかったり残業なしなど柔軟な働き方ができます。
わたしは休みの日にライティングを勉強したりして記事を書いて少しお金稼いだりしてました。
色んな職場で仕事して経験を積みたい
「将来的にフリーランスとして仕事をしたい」なんていう夢や目標がある人は色んな仕事や職場を経験しておくと有利です。
ずっと同じ人たちと同じ仕事の繰り返しをしているような人とは引き出しの数が違ってきますからね!
視野も広がりますし人脈も広がって向上心さえあれば自己成長につながるのは間違いありません。
20代で派遣から正社員になる方法

20代で派遣から正社員として働きたいと思ったときに正社員として働くやり方を紹介します。
派遣先で正社員登用される
派遣先で仕事で成果を出すことで派遣先の上司から「正社員として働かないか」と声をかけてもらう方法があります。
もちろんかなりハードルが高い方法ですが意外にもこのやり方で正社員になっている人が多いと感じます。実際にわたしは過去に派遣社員として働いているときに派遣先の上司から正社員のお誘いを受けたことがあります。(その時はわたしの当時の希望と環境が合わなかったのでお断りしました)
その時にわたしが仕事をする上で気をつけていたことが、
- 正社員が嫌がる仕事以外の活動を積極的にする(例えば、職場のイベントスケジュール調整・飲み会の段取り・資料などの補充など)
- 上司がやって欲しいと思うことを先回りしてやる(例えば、会議で使用するプロジェクター手配・上司が本来する部下の進捗管理表作成・社員が質問や発言をしないときの積極的な発言)
- 自己成長するための行動(例えば、国家資格などの取得・コミュニケーションスキルなど)
上記のようなことをコツコツとやりながら上司に嫌味にならないぐらいアピールする感じでやりました。
正社員求人に応募して転職する
正社員求人に応募して転職することで正社員になる方法です。
正社員求人の中には前職の雇用形態の条件がない求人もあるのでそのような求人に積極的に応募して転職すると正社員転職をすることができます!
派遣社員から正社員を目指すときは自力で求人探して転職活動するのもいいですがわたしは転職エージェントを利用しました。転職エージェントでも派遣社員から正社員になる人にために特化した転職エージェントがあるので特化したエージェントを使うのがおすすめ。
正社員型派遣として働く
3つ目のやり方が何がなんでも正社員として働きたいという方におすすめな正社員型の派遣として働くやり方です。
正社員型派遣社員 | 登録型派遣社員 |
・派遣会社の正社員枠で雇用されているのでボーナス支給や福利厚生も充実 ・派遣される先がすぐにないときの待機期間には給料が支給される(減額はされる) | ・派遣会社を通して派遣先の仕事をその都度紹介してもらう働き方 ・一般的には福利厚生がほぼなかったり、派遣先がない待機期間は無給 |
上記の表からもわかるように一般的な派遣のイメージは登録型派遣の方です。
しかし、派遣会社の正社員として働くやり方もあって派遣期間の定めがない無期雇用派遣スタッフとして仕事をすることもできるんです。
派遣社員から正社員として働きたいときに利用すると便利なサービス

派遣社員から正社員へステップUPするときに使うと役立つサービスを紹介します!
わたしは、これから紹介するサービスをうまく使うことで正社員雇用という高いハードルでも簡単に乗り越えることができました!
ハローワーク
ハローワークに出されている求人には経歴関係なく正社員募集の求人がタイミングによっては出されていることがあります。
今、住んでいるエリアの正社員を探すならハローワークの求人を使うのがいいですが正社員の求人でも給料が安かったり職場環境が悪い可能性もあるので注意が必要です。

転職サイト
転職サイトは無料登録することで全国の幅広い職種の求人を自由に探すことができます。
転職サイトで1番有名なのが「リクナビNEXT」です。

上記の画像はリクナビNEXTでフリーターから正社員を目指すをクリックしたところ2023年5月時点で7,588件の求人がヒットしました。
業界未経験・職種未経験歓迎などの検索方法もありますので正社員を目指すと考えた時には取りこぼしなく転職活動することができるのは間違いありません!
ちなみに、転職サイトとして次に有名なのが「doda」です。転職エージェントとのハイブリッド型なので転職初心者には特におすすめ。

転職エージェント
転職サイトとは違って転職エージェントサービスがあります。
転職サイト | 転職エージェント |
自分1人で求人を探して書類応募して面接にのぞむ完全個人完結型 | 担当者が1人ついて求人紹介、書類添削、面接対策、企業への推薦状、各種調整をしてくれるサービス |
転職エージェントは無料で使える転職支援サービスです。
転職活動するのが初めてという人は「必ずサポートを受けることが必要だ」と言われるぐらいなので派遣社員から正社員を目指すなら必須!
転職エージェントの中でも派遣社員から正社員を目指すなら、
おすすめ転職エージェント | 特徴 |
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20代で派遣社員から正社員を目指すなら最低でも上記3社の支援サポートは必須ですのでまずは無料登録から始めてくださいね!
キャリアコーチング
キャリアコーチングという有料サービスがあります。
キャリアコーチング | 転職エージェント |
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転職エージェントとの違いは上記のようなサポート内容の違いがあります。
派遣社員から正社員を目指す場合ハードルが高いことは想定しておく必要があるので転職エージェントのサポートだけでは内定0の可能性もあります。
転職エージェントは非常にありがたいサービスですが転職成功させることが優先されるサービスなので応募しても内定0が続くとサポートが薄くなってくることがあります。また、転職エージェントからアドバイスをもらってもうまくいかないときは別の専門家(キャリアコーチング)にアドバイスをもらうのが効果的なんです。
キャリアコーチング | 特徴 |
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正社員型派遣サイト
「派遣としての働き方もそんなに嫌いじゃないけど正社員の肩書も欲しい」というある意味で贅沢な希望がある方には正社員型の派遣サイトを利用することをおすすめします。
正社員型派遣サイト | 特徴 |
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数多くある中でも上記の2社はボーナス2回ありで未経験からでも研修が充実しているので安心してチャレンジできます。
【体験談】わたしが派遣社員から正社員に転職できた話

わたしのこれまでの経歴は高卒→フリーター→派遣社員→正社員→フリーランスという感じです。
上記の経歴の中で派遣社員から正社員に転職した経験があり正社員になれた体験談をお話しします。
わたしが派遣社員から正社員へ転職できた結論としては資格取得と転職エージェントをフルに活用したからです!
資格の取得
派遣社員から正社員の転職を考えたときにわかりやすくアピールできるスキルが見当たりませんでした。
そこで考えたのが自分でも取れるような資格を取ることでした。
資格名 | 証明書 |
医療事務 | ![]() |
調剤事務 | ![]() |
FP3級 | ![]() |
わたしは派遣社員の頃は営業職をしていましたが正社員で転職できた職種は事務職でした。もちろん事務職と言えば簿記などの資格を保有しておくとなおよしです。
でも実際は、事務職に必須の資格はありませんし事務職を目指してできる限りの勉強をしてきたことをアピールできたら採用確率は上がるんですよね!
派遣社員から正社員の転職活動でわたしがほぼ面接官から聞かれたのが「派遣社員しながら自己成長のために取り組んだことはありますか?」でした。
そこで「資格取得です」と答えることができるのでかなり強力な武器になることはわたしの経験上間違いありません!

転職エージェントをフル活用する
派遣社員から正社員へ転職するには明らかに1人で挑むより専門家からサポートを受ける方が100倍ぐらい効率的です。
ハローワークでも職務経歴書の書き方を教えてくれましたが添削の質が違いました。
転職エージェントもハリーワークと同じで料金は一切かかりませんしオンラインやメール電話で全て完結するのでわざわざ足を運んでとか手間は一切なし。
転職エージェントもサポートは1社だけで十分かなと思っていましたが最低3社からのサポートを受けた方が担当者の対応比較もできますし求人の幅が広がるので本気で正社員を目指すならめんどうだと思っても必須ですよ!
ぜひおすすめの転職エージェント3社に登録してみてくださいね!
ちなみに最近ではキャリアコーチングサービスもあって転職エージェントではカバーできない細かい自己分析やキャリアプランなどをサポートしてくれます。転職活動がうまくいかないときは一度相談してみると解決できますよ!
20代で派遣社員として働く人が身につけておくこと

20代派遣社員が正社員を目指すときや正社員に限らずキャリアUPをしたいと思ったときに役に立つスキルを紹介します。
転職に強い国家/民間資格を取得する
派遣社員として働いていたとしても資格を保有しているだけで正社員へのハードルを難なく飛び越えることができます。
受験資格がない国家資格などもあってわたしのような高卒でも勉強をしっかりすれば合格できる資格もあります。
プログラミングスキル
IT系の資格は転職市場でも需要がかなり高いことは有名ですね。
IT系のスキルと一言でいっても幅広いですがマーケティングスキルと最低限のプログラミングスキルを身につけておくとかなり役立ちます。
プログラミングスキルやマーティングスキルを身につけておくと正社員にこだわらなくても副業として個人で月5万〜10万程度稼ぐことができます。


コミュニケーションスキル
いつの時代でも言われるのが「コミュニケーションスキル」です。
コミュニケーションスキルといっても人見知りせずに誰とでも話ができたりただ明るい性格でワイワイできる!ということではありません。
会議で司会をするときのやり方や相手の性格によって対応を変化させたりヒアリングするスキルなどがここで言うコミュニケーションスキルです!
20代で派遣はもったいないと悩む人からよくある質問

Q1 20代派遣で働いていて後悔することありますか
20代派遣で働いていて後悔することは正社員で働いている同世代と年収で100万以上差が開くことがあります。
正社員だから仕事がデキるわけでもないのに収入や福利厚生で差があるのを実感した時は後悔しました。
あとは正社員を目指したい!と思ったときの転職活動での厳しさを味わった時に後悔します。
Q2 派遣を二度とやらないと思うときはどんなときですか
派遣社員は派遣された派遣先によっては差別を受けます。派遣先の上司によっては正社員には優しいのに派遣社員には高圧的な態度を取られたことなんかもありました。
仕事内容も簡単な仕事を回されなかったりもしますし20代で伸び代がある年代からすればハズレの派遣先に行ってしまうと二度とやらない!となります。
Q3 派遣社員は辞めるとき気まずいですか
派遣社員は契約期間中に辞めるときや契約更新を出されているのを断って辞めるときは気まずいです。
しかし、派遣社員は派遣契約中でもやむを得ない理由があれば退職することもできますし同じ派遣先でゆっくり働いていても20代は自己成長スピードは上がりません。
辞めるまでに気まずい期間はありますが下記記事の対処法を参考にして決断してくださいね。

20代で派遣社員はもったいないのは間違いないけど自己成長はできる!

「20代で派遣社員はもったいない」と言われますが確かに間違いないと思います。正社員として働くことで年収や福利厚生など仕事の成果に関わらず受け取れるのはデメリットは1つもありませんからね!
派遣社員から正社員へキャリアチェンジするには資格取得と転職サポートを受ければチャンスは十分にあります!派遣社員としての働き方も悪くないなら副業など考えながら自己成長を続けることが将来的に必ず豊かな暮らしに繋がります!
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