退職代行を使ったら裏切り者扱いされないか心配です。
今回は上記のような悩みを解決致します。
今回の記事を担当するのは転職CAFEメンバーのチカです。

わたしは過去に退職代行を使って辞めたときに裏切り扱いされた経験があります。
退職代行を使うときに必ず気になるのが「退職代行を使ってしまうと裏切り者扱いされるかなぁ」ということ。
退職代行経験者であるわたしの結論は退職代行を使うのは裏切り者ではありません。
今回の記事ではわたしの退職代行使って裏切り者扱いされた体験談と同じように退職代行使って裏切り者扱いされた50人以上の体験談をもとに対処法をご紹介。
退職代行を使うことが裏切り者ではないことを理解できるようになります。
退職代行を使っても裏切りではない!
結論から言うと、退職代行を使って辞めることは会社に対する裏切りではありません。
日本はよく「村社会」が強い国だと言われます。
村社会(むらしゃかい)とは、集落に基づいて形成され、有力者を頂点とした序列構造を持ち、古くからの秩序を保った排他的な社会を指す。
同類が集まって序列をつくり、頂点に立つ者の指示や判断に従って行動したり、利益の分配を図ったりするような閉鎖的な組織・社会を村にたとえた語。
引用元 Wikipedia
そのため、途中から入ってきた人を嫌います。逆に村から出て行く人を非難します。
しかし、昔はそうであっても今の時代は違います。
- 退職代行は合法
- 会社への裏切り行為はバックれ
- 退職を言えない空気をつくっている会社にも責任
- 労働者には会社を選ぶ権利がある
- 退職を認めない・過剰に引き止める
- 会社は社員が辞めても案外影響ない
退職代行は合法
退職代行を「怪しい」「詐欺」「退職代行なんて違法」という人もいますがすべて間違いです。
一部非難されるような業者もいますが退職代行ビジネスは合法。
退職希望者の代わりに法律で認められている退職の自由を伝えているだけだからですね。
誰でもお金を払えば利用できるビジネスを使って辞めるだけです。
会社に迷惑をかけた裏切り者扱いされる筋合いはありません。

裏切りはバックれ
会社に対する裏切りだ」と言われるのはバックれた場合のみです。
バックれた場合は退職意向もわからず残された仕事もそのままです。ただただ上司や同僚に迷惑をかけるだけ。
退職代行を使えば退職意向は明確になりプラスして引継ぎ書があれば裏切り者ではまったくありません。


退職を言えない空気をつくっている会社に問題
退職者だけを非難しがちですが皆んなお金を払わずに退職希望を言いたいのが当たり前です。
しかし退職を伝えにくい日頃からの空気を出しているのにも問題あり。
日頃から上司と部下で良いコミュニケーションが取れていれば退職代行は絶対に使いません。
退職代行が無料で使えるならまだしも30,000円程度払わないといけませんからね。

労働者は会社を選ぶ権利がある
退職代行使う使わないに限らず退職者に対して裏切り者呼ばわりする風潮かあります。
退職は個人の自由であって終身雇用、年功序列が崩壊した今、退職者を裏切り者扱いするのは古過ぎます。
退職を認めない
日頃から有給休暇も認めない、休日出勤もさせるような職場であれば退職を認めるはずがないと思うのが普通。
同僚が退職相談したら過剰な引き止めにあっていたなどブラック企業、ブラック上司に問題ありです。
そういう背景があれば退職代行を使って辞めるのは裏切り者ではありません。

会社は辞めても案外影響ない
退職する側からしたら「自分が辞めたら会社が大変なことになりそう」と重く考えます。
「アイツが裏切ったから会社が大混乱」など煽る人もいますがそこまで大変なことにはなりません。
退職を会社に大きな迷惑になると重く考える必要はないです。
退職代行を使って辞めるのは裏切り?口コミ
①退職代行使うと裏切りになりそう
疲れたなー
なんのやる気も起きない
どうやって辞めるかをずっと考えるようになった
世話になってる人もいるから裏切りのようで後ろめたいな
退職代行ってどうなんだろう— ???? (@L3qFeBgPzLe3MEH) June 15, 2020
退職代行使って逃げたい。裏切りとかなんでも思っても構わないから、本当に死んでしまう。
— 鈴 (@suzu9928) August 10, 2020
退職代行を使う側が極度に「裏切り」ということを意識しています。
裏切りか裏切りじゃないかの線引きは難しいです。辞めた部下を「裏切りだ」と言っていた上司が半年後に堂々辞めた体験をしたことがあります。
②退職代行使って辞めたら裏切ってしまったという後悔をするかも?
ニュース見てるけど
今の時代退職代行とかあるんやな〜
ほんま変な時代すぎやろ😂
金もらう時だけ顔だして
面倒見てくれてる人にそんな事できる神経がわからん😧
一瞬の裏切りは一生の後悔やでな。😔— Tsuka⁴²º (@boxing19940909) February 4, 2019
この方は退職代行使うことに否定的な意見です。
この意見も間違いではありませんが100人が100人全員に当てはまる意見ではありません。
辞めたくても辞めれないような環境で働いている方には少なくとも当てはまりませんので注意。
退職代行を使って辞めると裏切り者と言われる理由
それでは退職代行を使って辞めることに対して「裏切り者」と言ってくる理由はなんでしょう?
日本独自の文化が影響しています。主に下記7点です。
- 退職者に対しての嫉妬
- お世話になった人へ挨拶なしで失礼
- 引継ぎをしない
- 日本は個人よりも集団を重んじる
- 退職代行を使って楽に辞めることへの非難
- 退職者を裏切り者扱いして団結力を高める
- 他に退職者を出さない圧力を部下にかける
退職者に対しての嫉妬
退職代行を使っても使わなくても退職者を裏切り者と非難するのには人間の嫉妬があります。
退職代行を使って辞める職場ですから労働環境がよくないことがほとんど。
同僚の場合→俺たちは地獄のような毎日を過ごしてるのに逃げやがって1人だけ幸せになるのが許せない
上司の場合→これまで散々失敗の尻拭いしてやったのに他の会社で幸せな仕事と生活するなんて許せない。
実際にわたしが過去に退職を伝えたときに上司の嫉妬がみえた時がありました。
退職を伝えたときはしぶしぶでしたが認めてくれた上司がいました。その後引き継ぎをしている際に次の転職先の話になってポロッと会社規模をしゃべってしまい当時の会社よりも良い待遇であることがバレてしまい、、、
その後の上司の態度が明らかに厳しくなった経験があります。
お世話になった人への挨拶なしは失礼
退職代行を使って辞めると当然ながら退社の挨拶が直接できません。
礼に始まり礼に終わるという素晴らしい文化がある日本では
挨拶なく辞めて失礼なやつ→裏切り者と一般
になりますね。
辞める職場環境にもよりますが上司からハラスメント、同僚からは嫌がらせなどがあったようなら挨拶なしの退職も失礼にはあたらないとは個人的には思います。
引き継ぎをしない
退職代行を使って辞めるとほぼ対面での引き継ぎはないです。
引き継ぎをせずに自分の仕事を投げ出したという意味で裏切り者と言ってきます。
引き継ぎに関しては辞める個人だけを責めずに会社組織として誰が辞めても組織がまわるように日頃からマネジメントしておくべきです。

日本は個人よりも集団が重要
日本は個人を助けてあげているという風潮が強いですね。
会社のおかげで君たちが生活できているんだから自分を犠牲にしてでも頑張れ!
すべてが間違いではありませんが上記の考え方が過剰な会社がブラック企業。
そういう考え方だと今まで生活のめんどうをみてやってきたのに辞めるなんて裏切り行為だ」となります。

退職代行を使って楽に辞めることへの非難
退職することは間違いなく誰の人生の中でも重大なこと。
そんな重大な話となれば会社や上司と何回も何回も話し合いを重ねて退職を勝ち取った者だけが許される」というのが日本ではスタンダード。
退職代行を使ってその苦労をしていない人を裏切り者扱いします。

退職者を裏切り者扱いして団結力を高める
退職者した人を悪者扱いして残ったメンバーの団結力を高める狙いもあります。
「裏切り者がいなくなってオレ達はもっとよくなる」
「残ったオレ達の方が絶対に幸せ」
「オレ達を裏切ったアイツなんて不幸しか待っていない」
誰か1人を悪者扱いするだけでまわりで団結する子どもの発想と同じ理由です。
他に退職者を出さないための圧力
上司がしきりに「アイツは裏切り者だ」と言い続ける場合は残った他のメンバーに対する圧力の可能性があります。
他のメンバーに「退職代行使ったら簡単に辞められる」と気づかれた以上、早めに封じておく必要が出てきます。
遠回しに「辞めたら皆んなから裏切り者扱いされるからな」という圧です。
職場環境がホワイトの上司は「裏切り者」扱いはせずに「これからも自分の幸せのために頑張れ」と言います。

退職代行使って裏切り者にならない対策「体験談」
わたしは過去に複数回退職をした経験があるので退職代行を使って辞めても裏切り者扱いされないように最低限の対策を考えました。
100%阻止することはできませんが最低限裏切り者にならない方法があります。
- 引き継ぎ書を完璧につくる
- 日頃から日報を細かく書く
- 退職代行を使う前に抱えている仕事を済ませる
- お世話になった人には手書きの手紙を準備する
- 何言われても気にしない
引き継ぎ書
裏切り者と言われないためには最低限の誠意をみせることです。
その誠意が1番伝わりやすいのが引き継ぎ書。
しかも、完璧に作成するレベルです。後任が読んでもすぐにでも理解できるように作成します。
わたしはいつ辞めてもいいように自分の仕事の振り返りも含めて引継ぎ書を作成していました。
引継ぎ書は辞めるときにだけ重要になるわけではなく日頃の仕事内容を改善するのにも役立ちます。

日報を細かく書く
わたしがこれまで勤務していた職場では日報の入力がありました。
上司、同僚誰でも好きなときに読めます。
日報も細かく書いておくことで後任がさかのぼって仕事を確認したいときにいつでも確認できます。
「引継ぎ書にも日報を確認してもらえればより細かく書いてます」と記載するようにしてました。
日報をしっかりと書くことで「しっかりと仕事をしていたんだな」ということも上司や後任にも伝わりやすいのでおすすめ。
退職代行使う前に仕事を済ませる
自分が抱えている仕事はできる限り終わらせるかある程度目処をつけます。
現実的には予定通りうまくはいかないことが多いですが嫌な仕事を残さないように意識することが大事です。
仕事を途中で投げ出した感じが薄くなるのでわたしは意識してました。
手紙を書く
全員に手紙を書く必要はありませんが自分の中でお世話になった方へ手書きの手紙を作成してました。
退職日に渡すようにしていて退職代行を使ったときは退職代行実行日の数日後に郵送するようにしてました。
わたしの連絡先を知っている人からは退職後に連絡をもらってその後も交流があります。
気にしない
裏切り者扱いされるのを100%防ぐことはできません。
何を言うのも人の勝手ですからね。
良いも悪いも1度退職した会社には2度と関わりません。
元上司も元同僚もまったく関係ない他人です。裏切り者だとか言われても別に構いませんよね?
それよりもこれからの新しい出会いを楽しみましょう。

【結論】退職代行を使っても裏切り者ではない!
退職代行を使って辞めても裏切り者ではありません。
裏切り者と言われそうで怖いと思っているうちはあなたは幸せをつかむには時間がかかると思います。
実際にわたしは自分の幸せをつかむために退職代行を利用しました。
わたしの幸せは自分でつかむしか方法はないんだ!と悟ったからですね。
退職代行を利用して辞めることのできる勇気と決断力があればあなたは必ず成功に近づくことは間違いないと思います。
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