ぼくはこれまでに転職5回以上経験しています。
結論から言うと「筆記試験対策は最低限しておいて性格診断検査対策はNG」
転職活動を始める事前準備の中で忘れがちなのが筆記試験対策ですが勉強するのがそもそも嫌だなぁ…と悩む人も多いです。
そこで今回はぼくがこれまで筆記試験を100回以上受けてきた体験談をもとに筆記試験対策を紹介します。
転職の筆記試験は何が出る？筆記試験対策でやるべきこと
転職の選考の中で筆記試験は重要な選考ハードルの1つです。筆記試験がボロボロだとよほど履歴書や職務経歴書が光っていないと面接まで辿りつきません。
一般常識/SPI
一般常識
筆記試験でほとんどの企業が実施するのが一般常識の筆記試験です。
- 漢字
- 計算
- 時事問題
主に上記の3つの内容の筆記試験になります。
ぼくがこれまで50回以上受けてきた一般常識試験で感じたことは問題内容の難易度は中学生レベルの学力があれば特に問題なく解けます。
しかし、問題量が多く制限時間もあるのでわからない問題は飛ばして次々に進んめていくやり方をぼくはしてました。
例えば、問題が最初から最後まで一気に見ることができるなら初めに最後までザーッと見て全体を把握してから得意な分野からまず解いていくやり方です。
SPI
SPI総合検査（エスピーアイそうごうけんさ）は、リクルートマネジメントソリューションズ（旧社名：人事測定研究所→HRR）が提供する適性検査である。性格と能力の2領域を測定する。
引用元 Wikipedia
SPI試験はリクルートの関連企業が実施している適性検査です。
性格検査と能力検査の両方が同時にできるのでSPI検査だけを筆記試験対策として導入している企業がほとんど。
受験できるスタイルも様々で自宅受験することもできれば受験企業で受けることもできます。
SPI試験は項目ごとに制限時間が設定されていることもあり終わってから前の問題をさかのぼって見直すことができません。そのためぼくはわからない問題はサクッと諦めて次の問題に進んでいました。
求める人物像にもよりますがおそらく1問で悩み続けて問題の最後まで辿り着けないことは評価として悪いです。柔軟性のない人材、対応力に欠ける人材と判断される可能性もあります。
SPI試験のもう1つの特徴として性格診断があります。企業によってはこの性格診断の方を重要視していることも多いです。
例えば営業職を受けるとなれば明るい性格が求められると考えて「みんなでワイワイする方が好き」にチェックをいれがちです。間違いではないのですが正解とも言えません。
採用人事の経験がある転職CAFEメンバーに聞いてみたところ
と言うことでした。
後ほど性格診断のやり方に関しては詳しく紹介しますが正直に答えるのがベストです。
小論文
小論文の試験を導入している企業も多くはありませんがあります。小論文なんてあまり書く機会もなく悩みますね。
対策としては
- 1,000文字程度で文章を書くことに慣れておく
- 受ける業界や社会情勢について知識をつけておく
上記の2点です。
1,000文字程度で文書を書くことに慣れておく
小論文は1,000文字程度の指定が多いです。文字数が少ないからダメと言うことではありませんが内容が薄すぎるのはよくありません。
ぼくは今でこそ文章をよく書いていますが文章を書いていないときは500文字書くだけでも大変でした。しかも、小論文は自分の感想を書くというよりも自分の意見や考えを書くことが重要です。
ぼくは小論文の筆記試験を受けたときは「自分の意見をわかりやすくシンプルに伝える能力を見られている」と意識しながら書いていました。
受ける業界や社会情勢について知識をつけておく
小論文のテーマは当たり前ですが基本的には前もって教えてもらえません。
それを考えると事前に知識をつけておく必要があります。付け焼き刃の知識よりも以前から調べておく方が理想ですが最低限の知識はつけておいて損はありません。
調べる方法はたくさんありますが四季報で調べる方法や業界雑誌などでも調査しておきましょう。
- 業界の現状・課題
- 業界の将来性
上記2点は最低限調べて損なし。
性格診断
企業によっては筆記試験で性格診断だけを実施している企業もあります。
性格診断のやり方などを書いてある書籍が本屋に並んでいたりしますが「へぇー」と言う参考程度に読む程度にしておきましょう。
なぜなら、性格診断の筆記試験を事前対策してのぞんでもデメリットの方がはるかに大きいからです。
もし自分を偽ってラッキーで入社できたとしても求めている人物ではなかったりまわりの同僚と自分があわないことになります。
【体験談】性格診断の筆記試験対策をして失敗した話
ぼくがこれまで転職活動5回以上の中で性格診断を100回ほど受けてきました。
その中で感じたことが正直に答えることが1番ということです。
その理由が
途中で結局正直に答えてしまう
性格検査は質問数がかなり多いです。そのため正直な話疲れてきてぼくは途中から正直に答えてしまうことが多かったです。
そうなると質問に対する回答が最初と最後で整合性がなくなってしまいました。
その結果、お見送りメールがきて終了…
無理して入社しても辛い
ぼくは営業職を10年以上してきましたがそもそも向いていないと感じてはいました。
でも営業職以外の仕事と言えば工場勤務が少しある程度…
そうなると内定をもらいやすい営業職で転職活動がメインになるんです。
向いていなくても必死で受かりたい気持ちで性格検査にのぞむことで乗り越えてきました。その結果、内定をもらえました！
では、それで幸せだったか？と言えば苦悩の日々でしたね。
そんなぼくの答えは性格検査は正直に答えて自分に合った仕事をするのが長い目で見ておすすめです。
転職（中途採用）の筆記試験でボロボロにならないために最低限の勉強をしよう
転職の筆記試験について解説してきました。社会人になってから教科書開いて勉強したくはないですよね？
それでも最低限の知識はつけておいて損はありません。ぼくはいつでも転職できるように少しずつ勉強してました。
1年後に転職しようと決めて1年間ぐらい暇なときにチラチラ参考書みるぐらいで十分です。
ぼくは転職に成功して年収アップ、休みも充実できました！ぜひあなたも将来の成功のために勉強始めてみてはいかがですか？
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