「転職の軸」がない人は、転職しても同じ不満を繰り返す。自分の軸のつくり方
自分の軸のつくり方
転職活動を始めると、いろんな求人に目移りします。
給与が高そうな会社、有名な会社、なんとなく良さそうな雰囲気の会社……
でも「軸」がないまま動くと、内定をもらっても「本当にここでいいのか」と迷い続けます。
僕は2回目の転職でそれをやって、入社後に後悔しました。
「やりたいこと」ではなく「嫌なこと」から始める
転職の軸を考えるとき、多くの人が「自分は何がやりたいか?」を掘り下げようとします。でも、やりたいことが明確な人はそもそも「軸がわからない」と悩みません。
軸が見えていない人に効くのは、「嫌なこと・我慢していること」を全部書き出すことです。今の職場で何が嫌か。何が続けられないか。何があれば我慢できたか。この問いに答えるほうが、ずっと具体的な軸が出てきます。
紙でもスマホのメモでも、思いつく順に書き出す。
例:「上司の承認がないと何も動けない」「残業が読めない」「自分の成果が見えない」
「なぜ嫌か」も一言添えると、より軸が明確になります。
「嫌なことリスト」から軸を抽出する
リストが10〜20項目集まったら、似ているものをグループにまとめます。グループの共通点が、あなたの転職の軸候補になります。
- 1「評価・裁量」系が多い人
→「成果が正当に評価される環境」「自分で意思決定できる仕事」が軸になりやすい - 2「人間関係・文化」系が多い人
→「フラットな組織」「価値観の近い人と働ける環境」が軸になりやすい - 3「時間・場所・生活」系が多い人
→「残業なし」「リモート可」「転勤なし」といった働き方の軸になりやすい
軸は「絶対軸」と「できれば軸」に分ける
全部の条件を満たす会社は存在しません。だから軸を「絶対軸(必須)」と「できれば軸(あれば嬉しい)」の2段階に分けます。
絶対軸は2〜3つまで。多くなると選べなくなります。面接で「なぜ弊社を選んだのか?」と聞かれたとき、この絶対軸で答えられると一貫性が出ます。
【絶対軸】①成果が数字で見える仕事 ②年収500万以上
【できれば軸】③リモート週2以上 ④フラットな組織文化
絶対軸が満たされている求人だけを選考に進める、というルールをつくると迷いがなくなります。
僕が3回転職して学んだこと
1回目の転職:軸なし。とにかく「今より給与が高ければいい」だけで動いた。結果、給与は上がったけど、評価の不透明さに悩んで2年で辞めた。
2回目の転職:「評価が見える仕事」を軸にした。成果主義の環境に入れて満足度が上がった。ただし「英語を使う仕事」という軸を後から加えたくなり、3回目の転職につながった。
3回目の転職:「英語×成果主義×フラットな組織」を軸に絞った。年収700万に到達したのはこのとき。軸が明確になってからは、面接の通過率が体感で倍になったと思っています。
転職の軸が決まっても、 「会社に辞めると言えない」 「引き止められそうで怖い」 という理由で止まってしまう人は少なくありません。
もし退職そのものが大きな壁になっているなら、 退職代行という選択肢について知っておくのもひとつです。



