「英語ができたら転職に有利」とはよく聞くけど、どのくらいのレベルが必要で、どう身につければいいのか、具体的に教えてくれる情報が少ない。この記事では、転職市場で「英語をスキルとして使える状態」にする現実的な方法を、全部まとめます。
この記事を読むとわかること:
- 英語スキルが転職市場でどう評価されるか
- TOEICスコア別の転職市場での位置づけ
- 最短でスコアを上げる勉強法とロードマップ
- 英語スキルを転職の武器として使う方法
① 英語スキルは転職市場でどう評価されるか
ひより 英語ができると転職に有利って言いますよね。
でも実際、どのくらいのレベルが必要なんですか?
あたる 正直に言うと、「英語ができる」というだけで転職が有利になるわけじゃないです。
英語を使う仕事・職場で評価される。そこを狙えるかどうかが重要です。
英語スキルが転職で評価されるのは、主にこういった職種・業界です。
- 外資系企業(社内公用語が英語のケースも多い)
- グローバル展開している日系大手(海外部門・輸出入・貿易事務)
- 商社・メーカーの海外営業・バイヤー職
- IT系・SaaS系(海外ベンダーとのやり取り・英語ドキュメント読解)
- カスタマーサクセス・サポートで英語対応が発生する企業
逆に言えば、英語が不要な職場では評価されにくいです。 「英語を武器にしたいなら、英語を使う仕事を狙う」という前提で動くことが重要です。
💡 重要:英語スキルは「持っているだけで年収が上がる」ものではなく、
「英語を使う求人に応募できる権利を得られる」ものです。
その権利が広がることで、結果的に年収レンジが上がります。
② TOEICスコア別・転職市場での位置づけ
転職市場でよく使われる英語力の指標がTOEICです。
スコア帯によって、応募できる求人の幅が変わります。
〜 500 英語力のアピールには使いにくい 英語を使う求人への応募は難しい。まず600点を目標に。
600〜 英語力として履歴書に書けるライン 日系グローバル企業の一般職・貿易事務・海外部門サポートへの応募が可能に。
730〜 転職市場でのアピール力が一気に上がる 外資系・商社・グローバル大手の多くの求人で「英語力あり」として評価されるライン。
860〜 ハイクラス転職・外資系管理職レベル 外資系の管理職・通訳が発生する業務・英語で業務完結するポジションへの応募が現実的に。
あたる 転職で英語を武器にするなら、まず730点が現実的な最初のターゲットです。
600→730の壁が一番越えやすく、越えたときの求人の広がりも大きい。
僕自身も8月の試験に向けて勉強中です。
| スコア | 狙える求人・職場 | 平均年収の変化イメージ |
|---|
| 〜500 | 英語を使わない一般職 | 変化なし |
| 600〜 | 貿易事務・海外部門サポート・日系グローバル一般職 | +20〜50万円程度 |
| 730〜 | 外資系一般職・商社・グローバル大手・IT企業 | +50〜150万円程度 |
| 860〜 | 外資系管理職・英語業務中心のポジション | +100〜300万円以上も |
③ 最短でスコアを上げるロードマップ
ひより 英語は学生のときに少しやっただけで、今はほぼゼロです。
それでも730点って取れますか?
あたる 取れます。TOEICは「英会話力」を測るテストじゃなくて
「試験の形式に慣れた人が高得点を取れるテスト」という側面が強い。
やり方を知って正しく練習すれば、現在地から関係なく伸びます。
TOEICスコアアップのロードマップ(3ヶ月版)
Month 1|現在地の把握と基礎固め公式問題集で模試を1回解く → 弱点を把握する
まず現在のスコアを把握します。
TOEICは「リスニング(495点満点)」と「リーディング(495点満点)」の2セクション。
どちらが弱いかを先に知ることで、勉強の優先順位が決まります。
多くの人はリスニングが伸びやすく、リーディングに時間がかかる傾向があります。
Month 1〜2|単語と文法の土台を作るTOEIC頻出単語を毎日30〜50語 + 文法問題を1日10問
TOEICは出る単語・出る文法のパターンが決まっています。
「金のフレーズ(abceed)」で頻出単語を覚えながら、
「文法特急」シリーズで文法を固めます。
この2冊だけで600点前後は取れるようになります。
Month 2〜3|形式慣れと時間配分の練習公式問題集を繰り返し解く → 時間内に解き切る練習
TOEICで点数が取れない最大の理由は「時間切れ」です。
本番と同じ時間で解く練習を週2回以上行います。
リーディングセクションのPart 7(長文読解)を最後まで解き切ることが730点突破のカギ。
Month 3|弱点の集中補強と本番対策模試の結果を分析 → 苦手パートだけ集中練習
模試を解いてミスが多いパートだけを集中的に練習します。
本番2週間前からは新しい教材に手を出さず、
これまでやった問題の復習と時間配分の最終調整に集中します。
④ 最短でスコアが上がる勉強法と教材
おすすめ教材(優先度順)
単語 金のフレーズ(abceed)TOEIC頻出単語1000語収録。アプリ版は音声付きで通勤中に使える。まずこれ一冊を完璧にする。
文法 文法特急シリーズ薄くて持ち歩きやすい。1冊で文法問題(Part 5・6)の頻出パターンをカバーできる。
模試 公式TOEIC問題集本番と同じ形式・難易度。最低3回分は解く。解いた後の復習に時間をかけることが重要。
リスニング シャドーイング練習公式問題集の音声を使って、聞こえた英文をすぐに声に出す練習。1日15分で耳が慣れる。
アプリ スタディサプリ ENGLISHTOEIC対策特化のアプリ。通勤・すき間時間に使える。月額費用がかかるが効率は高い。
YouTube TOEIC対策系チャンネル無料でパート別の解き方・コツを学べる。「TOEIC 解き方」で検索すると有益な動画が多数ある。
1日の勉強時間の目安
| 目標スコア | 1日の勉強時間 | 期間の目安 |
|---|
| 〜600点 | 30〜45分 | 2〜3ヶ月 |
| 600→730点 | 45〜60分 | 3〜4ヶ月 |
| 730→860点 | 60〜90分 | 4〜6ヶ月 |
⚠️ 注意:勉強時間は「毎日続けること」が前提です。
週末に5時間まとめてやるより、毎日30分の方が確実にスコアが上がります。
習慣化のコツは「通勤時間にアプリで単語」「寝る前に問題1問」のように、
生活の中にルーティンとして組み込むことです。
⑤ 英語スキルを転職の武器として使う方法
ひより スコアが上がったとして、面接でどう伝えればいいんですか?
「TOEICが730点です」って言うだけじゃダメですか?
あたる スコアだけでは弱いです。「実際に英語をどう使えるか」を
具体的に伝えることが重要です。スコア+実績・用途の組み合わせが最強。
1
スコアと「何ができるか」をセットで伝える
「TOEIC 730点を保有しており、英語のメール・ドキュメントの読み書きは問題なくできます」という形で、
スコアと実用レベルを合わせて伝えます。
「ビジネスレベルで使える」という表現は730点以上が目安です。
2
実際に英語を使った経験があれば必ず添える
前職で英語メールを書いた・海外取引先とやり取りした・英語のマニュアルを読んで業務に活かした、
こういった経験があれば具体的なエピソードとして話します。
「実際に使った」という事実が、スコアの信頼性を補強します。
3
勉強中であることも武器になる
「現在TOEICのスコアアップに向けて勉強中で、〇月の試験を受験予定です」という伝え方は、
学習意欲・継続力のアピールになります。
特に未経験職種への転職では、「今動いている」という事実が評価されることがあります。
「事務職からIT系の会社に転職するとき、TOEICのスコアが730点あることをアピールした。
特別英語が必要な仕事ではなかったけど、
『海外ドキュメントを読める』という点が評価されて採用につながった。
英語を使う仕事じゃなくても、スコアがあると話のきっかけになるし、
差別化できると実感した。」
28歳・女性・一般事務 → IT系企業の事務職へ転職⑥ あたる自身のTOEIC挑戦記録
あたる 「英語を武器に転職市場で優位に立つ」を実際にやってみることにしました。
目標は8月23日のTOEIC試験。現在地と勉強の進捗はTravel English CAFEで随時公開しています。
転職CAFEでは「答えを押しつけない」と書いてきましたが、
自分が実際にやってみることで、リアルな情報を届けられると思っています。
教材の感想・勉強時間・詰まったポイントなど、きれいごとなしに書いていきます。
- 現在地スコアの確認(模試を1回解いた結果を公開予定)
- 使っている教材と1日の勉強ルーティン
- 本番当日の様子と結果報告
- スコアを転職活動でどう使うかの実況
📖 続きはこちら: あたるのTOEIC挑戦記録は「Travel English CAFE」で随時更新中です。
一緒に勉強したい方はブックマークしておいてください。
⑦ まとめ
📌 この記事のまとめ
- 英語スキルは「持つだけで年収が上がる」ではなく「英語を使う求人に応募できる権利を得られる」もの
- 転職市場で英語を武器にするなら、まずTOEIC 730点が最初の現実的なターゲット
- 730点突破の最短ルートは「金のフレーズ+文法特急+公式問題集」の3点セット
- 勉強は毎日30〜60分のルーティン化が最も効果的。週末まとめてはNG
- 面接ではスコア+「何ができるか」の実用レベルをセットで伝えることが重要
- 勉強中であることも「学習意欲・継続力」のアピールになる
あたる 英語は「いつかやろう」と思い続けて何年も経った人が多い。
でもTOEICは3〜4ヶ月の正しい勉強で確実にスコアが上がります。
まず公式問題集を1回解いて、今の自分の位置を確認するところから始めてください。