読者 ひより
ビズリーチとLinkedInに登録はしているんですが、
全然スカウトが来なくて。
プロフィールの書き方が悪いのか、
スカウトが来る人と来ない人の差が
どこにあるのか知りたいです。

スカウトが来る人と来ない人の差は
「登録しているかどうか」ではありません。

「ヘッドハンターがキーワード検索したときに引っかかるプロフィールかどうか」です。

ビズリーチ・LinkedInともに、
ヘッドハンターは検索ボックスにキーワードを入力して候補者を探します。
あなたのプロフィールに「その検索にヒットするキーワード・数値・タイトル」が
入っていなければ、存在していないのと同じです。
この記事ではスカウトが来るプロフィールの書き方を具体例で整理します。

① ヘッドハンターがどうやって候補者を探すか

あたる あたる
ヘッドハンターの動き方を知ると
プロフィールに何を書けばいいかが見えます。
彼らは「あなたを見つけたい」のではなく
「条件に合う人を検索で見つけている」んです。
1
職種キーワードで検索する 「SaaS営業マネージャー」「エンジニアリングマネージャー」「経営企画」など職種名で絞り込む。タイトル・職務要約にこれらのキーワードが入っていないとヒットしない
2
年収・経験年数でフィルタリングする 「現年収600万円以上」「マネジメント経験3年以上」などのフィルターをかける。年収・経験年数は正確に入力することが必須
3
実績・数値で印象を確認する 検索で絞り込んだ後、プロフィール本文を見て「この人に連絡すべきか」を判断する。実績の数値・マネジメント規模・業界知識がここで確認される
4
最終更新日・ログイン頻度を確認する 長期間更新していないプロフィールは「転職意欲がない」と判断されスキップされやすい。定期的な更新がスカウト率に影響する
💡 最重要:スカウトが来ない最大の理由は「キーワードが入っていない」ことです。ヘッドハンターが使う検索ワードを想定して、プロフィールの各項目にキーワードを散りばめることが最初の改善ポイントです。

② ビズリーチ:スカウトが来るプロフィールの書き方

🔴 ビズリーチ — スカウト最大化の書き方

ビズリーチは「年収・役職・業界でフィルタリングされるDB型」のプラットフォームです。
登録情報の正確さと、職務サマリーのキーワード密度がスカウト量を左右します。

【職務サマリー】最重要・冒頭3行で決まる
❌ スカウトが来ないサマリー

「IT業界で10年のキャリアを持ちます。営業職として様々な顧客に対応してきました。チームワークを大切にし、目標達成に向けて取り組んできました。」

✅ スカウトが来るサマリー

「SaaS企業にて法人営業・営業マネージャーを計10年経験。エンタープライズ向けの新規開拓からチームマネジメントまで一気通貫で担当。直近では8名の営業チームをリードし、達成率110%・チームNPS+22ptを実現。年間売上貢献4.8億円。次のステップとして、グロースフェーズのSaaS企業における営業組織の設計・スケールを担いたいと考えています。」

✅ ポイント:職種名(SaaS営業・法人営業・営業マネージャー)、チーム規模(8名)、数値実績(110%・4.8億円)、次の目標がすべて入っている
【職歴の書き方】各社1〜2行でなく実績まで書く
❌ スカウトが来ない職歴

「株式会社○○(2018年4月〜現在)営業マネージャー。チームのマネジメントを担当し、営業活動を推進しました。」

✅ スカウトが来る職歴

「株式会社○○(2018.4〜現在)営業部マネージャー|担当:8名チーム・年間予算4.8億円・エンタープライズ領域
主な実績:①チーム達成率63%→89%(6ヶ月)②新規顧客獲得12社/年・うち4社がLTV1,000万円超 ③採用・育成含め離職者ゼロを2年維持」

✅ ポイント:チーム規模・予算・達成率・新規獲得数・LTV・離職率という検索でヒットしやすいキーワードと数値が網羅されている
📋 ビズリーチ・職務サマリー作成テンプレート
〇〇業界・〇〇職種にて〇年のキャリア。
直近では〇名チーム / 〇億円予算 / 〇〇領域において〇〇の役割を担当。
主な実績:①〇〇(数値)②〇〇(数値)③〇〇(数値)

次のステップとして、〇〇フェーズにある企業において
〇〇(自分の強み)を活かして〇〇に貢献したいと考えています。

※200〜400文字を目安。キーワードは「業界名・職種名・ポジション名・ツール名・数値実績」を必ず含める。

  • 年収は正確に入力する:ビズリーチではヘッドハンターが年収でフィルタリングする。実際の年収より低く書くと対象から外れ、高く書くと信頼を失う。インセンティブ・賞与込みの年収を正確に入力する
  • 「今すぐ転職したい」より「興味があればオファーを聞きたい」を選ぶ:転職意欲の設定を「積極的に転職活動中」にすると企業からのスカウトは増えるが、現職にバレるリスクがある。「良いポジションがあれば検討したい」でも十分スカウトは来る
  • 資格・スキルタグを漏れなく登録する:ビズリーチはスキルタグ検索もある。英語力・MBAの有無・使用ツール(Salesforce・SAP・Tableau等)は漏れなく登録する
  • 写真は必ず登録する:写真あり・なしでスカウト開封率が大きく変わる。プロフィール写真があるだけでヘッドハンターからの信頼度が上がる
  • ③ LinkedIn:スカウトが来るプロフィールの書き方

    あたる あたる
    LinkedInはビズリーチと違って
    「英語でも検索される」という特徴があります。
    外資系・グローバル企業からのスカウトを
    狙うなら英語と日本語の両方で
    プロフィールを書くのが正解です。
    🔵 LinkedIn — グローバルスカウト最大化の書き方

    LinkedInは「グローバルプラットフォームで、外資系リクルーターが使う検索エンジン」です。
    ヘッドラインとAboutセクションのキーワード密度、英語対応の有無がスカウト量を左右します。

    【ヘッドライン】名前の直下・最初に目に入る
    ❌ スカウトが来ないヘッドライン

    「○○株式会社 営業部マネージャー」

    ✅ スカウトが来るヘッドライン

    「SaaS / Enterprise Sales Manager | チームマネジメント・新規開拓・営業組織設計 | 年間売上貢献4.8億円 | 次のステップ:グロースフェーズのSaaS企業」

    ✅ ポイント:会社名ではなく「職種名・スキル・実績・次の目標」を入れる。英語と日本語のキーワードを混在させると検索ヒット率が上がる
    【Aboutセクション】自己紹介文・最も重要
    ❌ スカウトが来ないAbout

    「営業職として10年間、様々な企業様にサービスを提供してきました。チームワークを大切にし、目標達成のために努力し続けています。」

    ✅ スカウトが来るAbout(日英混在)

    【What I do】
    SaaS/テック業界の法人営業・営業組織マネジメントを専門とするセールスリーダー。エンタープライズ(従業員1,000名以上)から中堅SMBまで幅広いセグメントでの新規開拓・チームスケールを経験。

    【Key Achievements】
    ・8名営業チームをマネジメント、達成率63%→89%(6ヶ月)
    ・新規エンタープライズ顧客獲得12社/年・年間ARR成長+1.2億円
    ・採用・育成含め離職ゼロ(2年継続)

    【What I’m looking for】
    PMF後のグロースフェーズにある SaaS 企業において、営業組織の設計〜スケールを担えるポジションを探しています。業界:HR Tech / FinTech / B2B SaaS preferred.

    ✅ ポイント:構造化されており、英語のキーワード(SaaS・Enterprise・ARR)を含むため外資系リクルーターの検索にもヒットする
    • オープンToWorkを非公開設定にする:「現在転職活動中」の緑バッジを全員に公開すると現職にバレるリスクがある。「リクルーターのみに表示」という設定を選ぶことで、採用担当者にだけ表示される
    • 1st/2nd接続を増やす:LinkedInの検索アルゴリズムは「接続数」「接続の質」に影響される。前職・現職の同僚・業界のキーパーソンと接続を増やすと表示順位が上がる
    • 投稿・記事でエンゲージメントを作る:月1〜2本の業界に関する投稿・意見をすると、フォロワーとのエンゲージメントが生まれてプロフィールの表示回数が増える。「思慮深い専門家」という印象を作れる
    • スキルセクションに上位5スキルを設定する:LinkedInのスキルは「承認数」が多いものが上位表示される。主要スキルに「承認のリクエスト」を出してエンドースメントを集める

    ④ 両プラットフォーム共通の注意点

    あたる あたる
    どちらのプラットフォームでも
    「やってはいけないこと」があります。
    せっかく書いたプロフィールが
    かえって評価を下げることがあるので
    注意してください。
    ⚠️ NG:スカウトが来ても開封されないプロフィールの特徴:
    ① 職歴が現在のものしか書かれていない → 経歴全体が見えないとヘッドハンターが経験年数を判断できない
    ② 実績に数値がまったくない → 「どのくらいのレベルの人か」がわからずスキップされる
    ③ プロフィール写真がない → ビズリーチ・LinkedIn共に写真あり・なしでスカウト率に大きな差がある
    ④ 「現在の会社名しか書いていない」 → 企業のスカウトメールに「他社からも探している可能性がある」と表示されるため特定されやすい
    ⑤ 更新日が1年以上前 → 「転職意欲がない」「すでに転職済み」とみなされてスカウトが来なくなる

    「ビズリーチに登録して2年、スカウトがほぼ来ていなかったんですが、
    職務サマリーを数値入りに書き直して
    スキルタグを10個追加したら、
    翌月から週3〜5件のスカウトが来るようになりました。
    プロフィールを変えただけで、
    外資系企業からのスカウトも含まれるようになりました。」

    33歳・マーケティングマネージャー → プロフィール改善後スカウト増加

    ⑤ 登録後にやること・スカウトを増やす行動習慣

    1
    月1回プロフィールを更新する 新しい実績・プロジェクト・資格を追加するだけでOK。更新日が新しいほどヘッドハンターの検索結果に上位表示される。更新内容が薄くても「更新した」という事実が重要
    2
    スカウトは返信率100%を目指す 「今は転職を考えていないが、詳しく聞かせてください」でもいい。スカウトへの返信率が高い候補者はプラットフォーム内での評価が上がり、表示順位が上がるアルゴリズムが働く
    3
    ビズリーチとLinkedInの両方に登録する ビズリーチは国内ハイクラス・LinkedInは外資系・グローバルのスカウトが多い。どちらかだけでは取りこぼしが出る。両方のプロフィールを一致させておくと一貫性が出て信頼度が上がる
    4
    JACリクルートメントへの登録もセットで行う スカウト型(待ち)だけでなく、JACのような「エージェントが積極的に動く」エージェントもセットで使うと求人の網羅性が高まる。外資系・管理職求人に強い
    まずビズリーチに登録して
    今のプロフィールでスカウトが来るか確認する
    プロフィールの良し悪しは「スカウトが来るかどうか」でわかります。
    まず登録してみて、来なければこの記事の内容で改善してください。
    → ビズリーチに登録する

    ⑥ まとめ

    📌 この記事のまとめ
    • スカウトが来ない最大の理由は「ヘッドハンターの検索キーワードにヒットしないプロフィール」。職種名・スキル名・数値実績を散りばめる
    • ビズリーチの職務サマリーは「業界・職種名・チーム規模・数値実績・次の目標」がすべて入った200〜400文字で書く
    • LinkedInのヘッドラインは会社名ではなく「職種名・スキル・実績・次の目標」を英日混在で書く
    • 写真あり・なしでスカウト率に大きな差がある。必ず登録する
    • 月1回の更新・スカウトへの返信率100%が表示順位を上げるアルゴリズムに影響する
    • スカウト型(ビズリーチ・LinkedIn)+エージェント型(JACリクルートメント)の両輪で動くと求人の網羅性が高まる
    • プロフィールに書く実績の発掘にはキャリアの棚卸しチェックシートを先にやっておく
    あたる あたる
    スカウトは「待つもの」ではなく
    「来るように設計するもの」です。
    プロフィールは転職の「看板」です。
    看板の内容を変えるだけで、
    見に来てくれる人の数も質も変わります。
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