わたしは、HSPでこれまで転職経験が3回以上あります。
結論として、HSPは営業に向いています。
理由は「相手の気持ちを敏感に感じ取れる」「営業に求められる適正」がマッチしているからです。
そこで今回は、営業職経験5年以上のわたしの体験談をもとにHSPにおすすめの営業職も紹介します。
- チカ(@chika_cafe19)
- 転職3回成功!未経験から営業職内定3社以上GET
- 1児の母 (アラサー)
- 現在、在宅でフリーランス活動中(月収30万)
- 高卒(大学で勉強する意欲すらない)
- フリーターで社会人キャリアスタート
- バイトも1年で辞めること多数
こんなわたしでも、未経験から営業職の正社員転職に成功しています。
特に20代は、「どれだけ正しい行動をしたか」がかなり重要だと思います。
目先のことより、数年後のキャリアを考えて正しい努力をすることに一緒に頑張っていきましょう。
そもそも営業辞めたくなるHSPって何?
「HSPなんて知っているよ」という方は「HSPが営業におすすめな理由⇩」からどうぞ。
HSPっていうのは「Highly Sensitive Person」の略で、超敏感な人のことを指します。
HSPとは、生まれつき外部からの刺激や情報を、より敏感に受け止めやすい人のこと。
引用元:エレイン・アーロン博士
色んな刺激に敏感で、他人が気にしないような細かいことにも強く反応する特性を持っているんです。
HSPに該当する人は、15%〜20%程度。
具体的な特性は下記です。
- 気にしすぎ
- 人より深く考がち
- 静かな空気感好き
- 人の気持ちがよくわかる
- 丁寧に仕事する
HSPは特性の1つであって病気ではありません。
なので、環境がマッチすれば抜群の成果を出すという特性もあるんです。
HSPが営業に向いている理由
結論ですが、HSPって営業の仕事に向いてます。
意外かもしれないですけどね。
その理由は下記です。
お客さんの気持ちを敏感に感じ取れる
HSPの方で営業に向くNo.1の特性が、相手の気持ちを敏感に感じるところ。
これって営業にもっとも大切なスキルなんです。
営業は
- お客さんの表情や発言から意図を理解する
- 相手の立場になって考える
この2つがある営業はほぼ成果が出ます。
お客さんの役に立ちたいと思える
HSPの方は、困っている人を助けたい気持ちが強い傾向にあります。
これも営業に向いているスキル。
具体的に営業の仕事は
- お客さんがすでに困っていることを解決する
- お客さんが気づいていない課題を解決する
の2つが営業の本質です。
商品やサービスを「買ってください」「使ってください」なんて言ってても成果が長続きしません…。
提案資料を丁寧に作成できる
営業の仕事はお客さんと会話するだけじゃなく、資料作りもします。
※業界によっては、会社が作成した資料以外使えなかったりします。
資料作りには
- 見る人がわかりやすいか
- 数値・文字に誤記はないか
- 色使い・図解もあるか
など、丁寧に作成できるスキルが必要。
HSPの方は、丁寧な仕事ができるのでお客さんに資料作りでも信頼関係を築く武器を身につけているんです。
まじめに仕事ができる
営業の仕事って派手な職種に見えがちですが、8割は地味。
「1億円の契約取りたい」「毎月10件以上成約するぞ」なんて意気込んでいたら一瞬で心へし折られます。
なので、
- お客さんから提案断られても、他の提案がないか考える
- お客さんのところに売上なくても顔を出す
- 上司から言われた仕事は最後までやる
この辺りの仕事ができることが必要。
まじめな性格の強みですね。
HSPが営業で働くときに注意すべき点
でも「よし!HSPは営業ならなんでもやれる!」と先走るのは危険。
確かにHSPの方は、営業に向いているんですが下記で紹介する注意点を理解した上で職場探しをしてください。
職場環境が合わないとキツい
就職・転職するときは、自由度の高い職場環境をしっかりと選ぶこと。
HSPの方におすすめの職場環境は
- 体育会系の社風じゃない
- 直行・直帰ができる
- 1人で仕事が完結する
この辺りの職場環境を選ぶとOKです。
営業職の中では「毎朝朝礼をして誰か1人が意気込みをみんなの前で発表する」みたいな職場も…。
営業職の中でみHSP向きを選ぶ
営業職と言っても、かなり幅広いです。
HSPの方に向いている営業職は
- メーカー営業
- ルート営業
- インサイドセールス
この辺りで探しながら、職場環境も分析すると大きなハズレを引くことはないかと。
ちなみに「営業に強い転職エージェント」なら、企業の人事部から社内雰囲気や過去転職支援した方から情報を仕入れています。
転職選考のサポートもしてくれるので、職場選びに失敗したくない方はぜひ下記の記事を参考にしてください。
オンとオフを意識して切り替える
HSPの方は、人の気持ちに敏感すぎて
- 顧客のちょっとした言葉に傷つく
- 拒否された時に深く落ち込む
- 立ち直れない
なんてことが予想されます。
なので、オンとオフを意識して切り替えること。
- 休日に楽しいことを入れてよくイメージする
- 平日の週1日は息抜きタイムを設定する
- 仕事でうまくいかなくても死なないと考える
上記のことは、HSP気質のわたしが試してかなり効果があったやり方です。
「HSPで営業辞めたい」はちょっと待て!環境さえ間違えなければHSPこそ営業に向いている
『HSPだからこそ』営業に向いていることも多い。
「HSPが営業におすすめな理由⇧」で解説したとおり、営業の適正がある特徴が意外にもしっかりあるんです。
特にHSPのタイプとして
- 活動的でチャレンジを怖がらないタイプ(hss型hspの方)
- 既存営業にまじめに丁寧に取り組むタイプ
など、営業に必要なスキルをしっかりと持っている。
「コミュニケーションが苦手…。」ということも、少しのトレーニングで解決できるものだったりします。
コミュニケーションスキルを上げたいときは、専門家から体系的に学ぶこと。
その専門家から体系的に学べるサービスが「コミュトレ」
- オンラインで受講OK
- 10万人のデータによるプログラム
- スピーチ/プレゼン/ディスカッションなど
上記の特徴から、HSPの方の「コミュ力」を上げることができます。
無料体験も用意されてるので、どんな感じか気軽に体験してみてくださいね。
【体験談】HSPのわたしが営業に転職して良かった話
わたしは、HSPで学生の頃から「営業なんて無理」だと思って生きてきました。
それが、知り合いから「営業向いてるんじゃない」という言葉をきっかけにチャレンジ。
今では「営業やってて良かった…」と思うことが山ほどあります。
HSPで営業に転職して良かったこと
HSPで営業して良かったことは
- お客さんの顔だけで気持ちがわかる
- 1人で仕事ができる時間がながい
この2つが、かなり良かった。
小さいときから相手の顔色だけで何を今思っているかだいたいわかりました。
なので、営業でもお客さんの顔で「あっこの商品興味ないのに気を使って話聞いてる…」とわかるんです。
これができると、お客さんとの信頼関係が築きやすい!
あとは、1人で1日中好きに仕事ができるところ。
HSPで営業に転職して悪かったこと
営業あるあるですが、お客さんによっては苦手な人が必ず1人はいます。
それでも営業として顔を出さないといけない…。
でも長年やっていると
- 別人を演じながら訪問する
- 今は通過点
- 給料いっぱいもらえる
を頭の中でグルグルしながらやり過ごす…。
なんの仕事してもあるので、自分なりの解決法を見つけましょう。
HSPにおすすめの営業に転職する方法
未経験から営業に転職するには「正しいやり方」が存在します。
力を入れるポイント・ボチボチで大丈夫なポイントを見分けるのがおすすめ。
理解しておくポイントは
- 営業に有利なスキル/資格をとる
- 転職エージェントを利用する
- 応募書類を作り込む
- 面接対策をしっかりする
- 条件を絞りすぎない
- 採用されやすい求人を受ける
- 「未経験歓迎」以外もチャレンジ
HSPの強みとして
- 応募書類の作り込み
- 面接対策(想定質問への回答作成)
です。
次にそこで作り上げた成果物を、転職エージェントに「より精度を上げてもらう」ことで100%の完成度に近づきます。
詳しくは「未経験から営業になる方法」で解説しています。
【まとめ】HSPを理由に営業辞めるのはNG!まずは環境チェック
結局、HSPは営業の仕事と相性バツグンです。
感受性の強さを生かして、顧客一人ひとりと真摯に向き合うことができます。
ただし、
- 適切な環境選び
- 営業の種類選び
をすることが成功のカギ。
これから営業として頑張っていくHSPのあなたにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
ぜひ、下記の記事を参考営業を目指してみてください。
経験者の体験談を参考にするのが近道ですからね。
本サイト「転職CAFE」は、20代のキャリアに役立つ情報を発信しています。
他にもキャリアに役立つ記事を用意してますのでぜひ参考に。
https://mans-hideout.com/sales/