SaaS営業とは
SaaS営業は、ユーザーが必要とする機能をクラウド上で利用できるサービスを顧客に提案する仕事です。
- サブスクリプション動画配信サービス
- 会計ソフト
- オンライン会議ツール
この辺のサービスの営業になります。
他の業界と比べても
- 在宅ワークしやすい
- 営業担当者数が増えている
- 需要が右肩上がり
など魅力がいっぱいの仕事です。
SaaS営業の仕事内容
SaaS営業の仕事内容を紹介します。
まずSaaS営業は、1人で最初から最後まで完結するわけではなくそれぞれ役割を決めて仕事をしていく特徴があります。
マーケティング
市場から需要がある顧客を探す最初の仕事です。
具体的なやり方としては
- ウェブセミナー開催
- インターネット広告
この辺のことを実施して調査していきます。
調査した情報を分析した上で見込み客を選んで次の「インサイドセールス」に引き継ぎます。
インサイドセールス
インサイドセールスは、見込み客にアプローチをかけていく仕事です。
具体的なやり方は
- 電話
- メール
などを使って見込み客から具体的な情報をつかみます。
その具体的な情報から「フィールドセールス」と商談するアポイント取得がゴールです。
仕事場所としては、オフィス内であったり在宅ワークすることもできます。
フィールドセールス
インサイドセールスが顧客からアポイントを取得した内容で実際に顧客に商談をする役割です。
フィールドセールスのゴールは「成約」
顧客の課題解決できるサービスであることをプレゼンする仕事内容になります。
カスタマーサクセス
カスタマーサクセスは、成約後の仕事を担います。
SaaS事業は、長くサービスを利用してもらえばもらうほど収益が見込める事業です。
なので、売って終わりではなく始まりでもあります。
SaaS営業に求められるスキル
SaaS営業に求められるスキルについて紹介します。
論理的思考スキル
SaaS営業の(インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセス)すべてに共通するスキルです。
お客さまの課題解決がゴールなのでその課題を解決できる手段として自社サービスを提案する流れが1番重要。
プレゼンスキル
特にフィールドセールスに必要なスキルです。
プレゼンが下手であればいくらサービスがよくても顧客に響かないのでかなり損します。
- 顧客からの課題/情報ヒアリング
- わかりやすい資料作成
- 論理的な説明
この辺のすべてがプレゼンスキルになります。
コミュニケーションスキル
仕事内容が対人相手なのでコミュニケーションスキルが必要になります。
顧客の言っていることを理解し瞬時に的確な回答をお伝えする。
顧客に限らずSaaS営業は役割を分けて仕事をするのでチームで仕事をすることになります。
なのでチーム内でのコミュニケーションも異業種の営業に比べて重要。
SaaS営業の将来性
結論から言うとSaaSビジネスの将来性が見込まれているのでSaaS営業も将来性は期待できます。
ソフトウェアビジネス新市場2022年(富士キメラ総研)のデータでは、2026年には1兆6,681億円になると予測されています。(2021年度9,271億円)
営業職の中でも在宅ワークがしやすい営業なので場所を選ばずに働ける営業として注目度はますばかり。
【まとめ】SaaS営業
SaaS営業は、将来性が期待できる営業です。
SaaS営業の中で
- インサイドセールス
- フィールドセールス
- カスタマーサクセス
のどれに適しているのか明確にしておきましょう。