ぼくはこれまでに転職5回以上経験しています。
結論から言うと「志望動機は難しく考えるのはもったいない」
なぜなら、志望動機を重視していない面接官もいるからです。
つい最近知った会社の志望動機なんてないと思うから、僕は面接で志望動機は聞かないです。とはいえパーソナルなことはめちゃくちゃ聞きます。自分のことぐらいは語れるようにしておいた方がいいです。多分。
— たか (@taka_recruit_) February 28, 2023
上記の方のように志望動機よりも仕事の経験やスキルを優先的に知りたいこともあるんですね。
そこで今回は志望動機を難しく考えてしまうときの対処法を体験談をもとに紹介します。志望動機で悩んだ経験者100人以上の情報も踏まえて解説。
志望動機を難しく考えすぎな原因はなに?

志望動機を難しく考えるのは当然です。だって採用企業に見られるわけですからね。
下記が志望動機を難しく考えすぎる原因です。
そこまでは興味がないけど受けている
消去法で受ける企業を決めてしまっているときに志望動機を考えるのが大変になります。
そもそも興味がないので企業のことを調べたいという欲求も出てきませんので志望動機の内容が薄くなりがちです。
せっかくなら興味を少しでももつために企業口コミサイト(転職会議)やSNSで情報収集することからスタートしてみましょう。
ぼくは実際にそこまで興味がない会社を受けるときに転職会議で口コミを調べて作成したことがあります。そしたら面接官から「弊社の細かいところまで知っているんですね」と好印象を与えることができて内定もらった経験があります。

他の転職者と差をつけるためだけを考えている
他の転職者との違いを見せたい気持ちが強い場合だと考えすぎてしまいます。調べても調べても安心できずにずっと志望動機だけを考えてしまう…
正直な話、志望動機で他の転職者と差をつけるのは難しいです。
待遇面だけに惹かれて受けている
志望動機を考えすぎてしまうのは企業に対する魅力が待遇面のときです。
給料が高いや土日が休み、福利厚生が充実していることに惹かれて「受けたい」となったら事業内容のことをそもそも深く知りませんし知りたい欲求もないです。
もしどうしても思いつかないなら気持ちを全面に出す志望動機にするといいでしょう。
志望動機を難しく考えすぎの対策!3つの志望動機例文をヒントに作成しよう

志望動機を難しく考えすぎの対策を下記に3つ紹介します。
前職との関連性からシンプルに考える
志望動機を考えるときに1番スムーズな内容が前職との関連性から考えることです。前職で経験してキャリアアップのために御社へ転職したいというシンプルな構成がおすすめです。
御社の製品を使っているお客さまのインタビュー記事を拝見しましたがお客さまにとってなくてはならない製品であることを確信しまいた。そのような製品を扱っている御社の企業力に共感し志望しました。
学生時代の経験からもヒントを見つける
会社によっては30代の転職者にも学生時代のことを質問してくることがあります。実際にぼくは30代前半で転職したときの面接で学生時代の勉強内容やアルバイト、サークルの質問をされました。
でももし第二新卒の場合であれば学生時代の経験から志望動機を構成するのもありです。
学生時代からモノづくりが好きで〇〇や〇〇を自作で作成し販売したことがあります。就活でもその経験を活かせる企業を受けましたが当時はスキル不足もあり良いお返事はいただけませんでした。
しかし、それからも諦めずに努力を重ねて今回御社の求人が出ていたことから志望いたしました。
自分が会社の役に必ず立つ項目を入れる
面接でよくないのが会社に貢献できる姿勢ではなく「学びたい」や「経験したい」みたいなことを無意識で伝えてしましがちです。
会社側からすれば成果をあげて貢献して欲しいわけですから「どうやって貢献するか」を志望動機に入れるのが大切です。
わたしはこれまで〇〇の仕事をしてきました。四季報やビジネス誌を読み他社と比べて御社の〇〇部門に関して弱いと考えております。これから〇〇部門に注力されることを考えた際にわたしがこれまで〇〇の仕事をしてきた経験を必ず活かせます。その理由として前職で■■の成果をあげているからです。
御社の〇〇部門に必ず貢献することを誓います。
志望動機を考えるためのポイント3つ

志望動機を考えるときには重要なポイントが3つあります。
受ける企業の考えに共感すること
当然の話ではあるのですが受ける企業の考えに共感する必要があります。
企業理念はもちろんのこと社長のインタビューなどの取材記事などを読み込み共感することが重要です。
(上記の動画は リクナビNEXTの公式youtubeです)
その会社でしか実現できないことを伝える
志望動機がどこの会社でも使い回しできるような内容だと必ず
となってしまいます。
受ける会社オリジナルの事業であったりサービスや製品のことについて伝えるようにしましょう。
正直な気持ちをぶつける
志望動機を難しく考えすぎて面接で気持ちを伝えたとしても面接官から何のリアクションもないことがあります。
面接官や企業の考え方として志望動機の内容が重要と言うよりも受験者のスキルや考え方を重要視していることがあります。
付け焼き刃のような志望動機を伝えるよりも正直な気持ちをぶつけた方が面接官に「嘘偽りのない人材として信用できる」という好印象を与えることができます。
【体験談】志望動機を難しく考えずに転職に成功した話

ぼくはこれまでに転職を5回以上しているので少なくとも志望動機を100個以上考えてきました。
その中で志望動機をキレイに整えて伝えたケースを紹介します。
志望動機を考えるときに
- 公式ホームページ
- 社長のインタビュー
- 企業口コミサイト
- SNS検索
上記の4つを調べて論理的に伝えるように組み立てて作成しました。
自信満々で面接にのぞみ面接官から
ほぼノーリアクションでした。
ぼくの中では渾身の志望動機だったこともあり「落ちたなぁ…」と心の中で思いながらその後の面接を受けていたのでダメ元で逆質問の際に「正直ぼくの志望動機を聞いていかがでしたか?」と質問してみました。
すると、
と言われました。
志望動機よりも経験値や考え方の方を重要視していたんですね。
もちろん志望動機の内容が的外れだとよくありませんが志望動機を難しく考えすぎて作り上げ流よりもスキルの棚卸しをして上手に伝える方に注力することが重要だと感じました。
志望動機を難しく考えすぎる必要はない!身につけたスキルを強みとして伝えること

志望動機を難しく考える必要はそこまでない!と紹介してきました。
企業によっては志望動機をそもそも面接で質問しません。ぼくも個人的には志望動機を聞いて答えてもらってもあまり意味がないと感じます。
それよりも会社に即戦力として貢献してくれるかどうかを知りたい!
志望動機は難しく考えずにシンプルに作成して他の対策に力を入れていきましょう。

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