ぼくはこれまで転職経験が5回以上あります。
結論から言うと「面接は嘘つき大会ですが本音トークも混ぜると効果的」です。
なぜなら、受験者の嘘つきに飽きている面接官へ好印象をアピールできるからです。
そこで今回は面接嘘つき大会をいかに乗り切るかを体験談と転職面接嘘つき大会を経験した100人以上の意見をもとに紹介します。
面接は嘘つき大会だと感じている意見

素が出せた人を優勝させて欲しい
https://twitter.com/henishi_/status/1457644237562863617?s=20
素が出せた人を優勝=内定させて欲しいと願うということは面接は嘘つき大会であることの裏返しですね。
理想としては受験者の素がわかった上で採用されれば入社後にお互いギャップがなくて長く働くことができるんですけどね。
採用選考自体が嘘つき大会でしかない
筆記試験の学歴落とし、ふるいかけ
適性検査の理解のできなさ
集団面接の間接的圧迫面接、嘘つき大会
2次面接のさらなる演技力
最終面接のもはや言ってることに真なし— 鷹合セイ (@sei117) March 2, 2012
採用選考自体が嘘つき大会でしかないです。採用側としては会社に魅力を感じてマジメに働いてくれる人材が欲しいと言いながら学歴で振るい落としをした上で嘘つき大会である面接をやって人材を採用していくシステム。
お互いが偽りなのかもしれませんね。
嘘つき大会をやりすぎた
面接嘘つき大会しすぎて、今とんでもない嘘をついいてしまってゾッとしてる
— ポコ美 (@Relife_00) June 3, 2022
嘘つき大会であることを覚悟して面接にのぞんだら勢い余って大嘘をついてしまったパターンです。
面接になるとどうしても内定が欲しくて思ってもいないことを平気で言ったりします。
面接は嘘つき大会という本質はなに?採用選考に問題あり

面接は就活でも転職でも嘘つき大会になってしまうのか?それには理由があります。
日本の学校教育にそもそも問題がある
日本の学校教育は厳しいルールの中で良い子に教育することを優先していますし大人都合ですべてが決められています。
良い子であることが良いことである思考が植え付けられているわけですね。
そういう教育を小学校から大学卒業までの約16年間受けているので就活の面接や転職面接で良い子を演じれば内定が出ると考えます。
良い子でない部分は嘘をついて乗り切るだけなんですね。
日本企業のみんな一緒が1番思考
日本企業は特にキレイなレールの上に乗ってきた人材を好みます。
なぜなら、レールにきちんと乗ってきた人は会社独自のレールにも黙って乗れるからですね。
レールに乗ってきた人の方が圧倒的に多いので学歴や職歴でレールから一度でもおりたことのある人材を嫌うのでそこを隠すために全力の嘘をつくわけです。
日本の人材採用システムに問題あり
新卒一括採用(しんそついっかつさいよう)は、企業が卒業予定の学生(新卒者)を対象に年度毎に一括して求人し、在学中に採用試験を行って内定を出し、卒業後すぐに勤務させるという世界に類を見ない日本独特の雇用慣行(日本型雇用システム)である。
引用元 Wikipedia
昔から問題視されている「新卒一括採用」
みんなでよーいドン!で就活をスタートさせるのでやりたいことがなくてもなんとか自分もどこかに入社しなければという焦りが出ます。
その焦りから嘘つき大会であろうとなかろうととりあえず内定を目標に頑張るわけです。
転職面接でもほぼ同じでみんな同じようなスーツを着て面接官とのやり取りを2回から3回程度するだけで採用か不採用かを決めるので受験者の本質に触れることは無理なんです。
まずは少し働いてもらいながら仕事ぶりを見て本採用にするシステムが広がればお互いwinwin。
【体験談】面接の嘘つき大会で嘘がバレそうになったので本音で伝えた話

ぼくはこれまで転職経験が5回以上あり色んな面接を乗り越えてきました。
正直に経験した面接のほとんどは嘘つき大会を繰り広げたことがあります。しかし、その中でぼくの嘘つき大会がバレた!?と感じたことが…
志望動機の嘘つき大会で嘘がバレた
ぼくの中であまり興味がなかった企業を受けたときの面接官とのやりとりの話です。
ぼくが準備したことと言えば公式サイトを眺めながら社長の名前や事業内容などどうやってキレイに志望動機をまとめようかな…ぐらいでした。
案の定そのような状態で面接にのぞんでしまい面接官から
上記のようなことを言われました。
もちろんぼくの答えは「わかりません」
嘘つき大会から開き直って本音トーク
嘘つき大会がバレたと確信したのであとは怖いものなしです。
そのあとに面接官から
と聞かれたので
その後から不思議と面接官の態度が変わって和やかな雰囲気になってきたんです。
最後までほぼ雑談で終わりました。
理想としては嘘つき大会用・本音トークを準備する
面接官も何百人もの人材を面接していますので回答内容が決まってきたり本気かどうかなんてすぐにわかるんです。
そのためすべて嘘つき大会用トークだけでは乗り切れないことがあります。
面接官も面接室に入ってからはじめて見るので面接官のタイプを感じながら両方を使い分けて話をすることで効果的にアピールすることができます。
面接の嘘つき大会を乗り切る方法 【例文あり】

嘘つき大会を乗り切る方法を紹介します。どちらがおすすめという正解はないのですが面接官のタイプによって使い分けると選考通過率は上がります。
志望動機
御社の製品を使っているお客さまのインタビュー記事を拝見しましたがお客さまにとってなくてはならない製品であることを確信しまいた。そのような製品を扱っている御社の企業力に共感し志望しました。
志望動機は〇〇です。本来であれば公式サイトや四季報を見ながらキレイに作り上げるべきだと思います。しかし自分の中でキレイに作るよりも自分お思いを伝えたいと思いました。御社も〇〇の事業をされています。業界では3位でI位の企業とは差が開いていますし驚くような他社との差別化はありませんでした。今回求人を出された意図はわかりませんが求人を出されたということで自分の経験とスキルを必ず活かします。
志望動機は面接官によってはあまり重要視していないことがあります。キレイな志望動機を話しても響かないことがあります。
退職理由
わたしは以前より〇〇をしたいと考えておりました。日に日にその思いが強くなり上司や会社へ交渉を試みましたが今の会社では実現することが叶わなかったので退職を決意しました。そこで〇〇を実現することができる企業を探している中で御社を見つけ企業姿勢や事業内容なども共感することができたのでこの度志望いたしました。
わたしは昔から不器用で特に秀でたことはありませんでしたが〇〇だけは誰にも負けない自信がありました。しかし前の会社では正直な話上司との関係性も悪く評価してもらえませんでした。しかし、他の先輩や同僚にも判断してもらったところ高い評価をもらうことができたので退職して新たな職場で活かしたいと思いました。
面接官が退職理由を気にするのは今の会社でトラブルを起こして辞めたり不満だから辞めるというネガティブなことです。
そこをあえて上司との関係性が良くないと本音で伝えることが響く場合もあります。
自己PR
わたしは今の会社で〇〇の成果を上げることができました。その理由はわたしが日頃意識して取り組んでいる■■が要因です。■■をしていることで同僚たちよりも成果を上げることができ部署内で表彰されたこともあります。
その身につけたスキルを御社でも即戦力として活かしてまいります。
わたしは他の人と比べて特に秀でたスキルはありません。その中で今回の転職活動をきっかけに何があるかと考えたらシンプルに〇〇でした。〇〇が必ず御社でも活かせると言う方がこの場では正解かもしれませんがわたしは御社で働いたことがないのでわかりません。しかし〇〇ができることには自信はあるので正直な自己PRとしてお伝えしました。
面接官からすれば自己PRはキレイに作り上げてきたか本当の自己PRかはわかります。
本当に仕事スキルとして伝えることができる場合はそのまま伝えても良いですし成果物を提示するとなお良しです。(表彰された証拠やスキルを活かして作った成果物など)
面接の嘘つき大会でよくある質問

Q1面接で嘘つきたくないのですがどうしたらいいですか
面接で嘘つきたくない気持ちは大事です。本音トークを繰り広げて内定をもらえれば入社後にギャップなく働けますからね。
しかし、入社した後にどんな仕事をするにせよ本音だけで仕事をしてしまうとトラブルことも想定できます。面接官はその点も見ているので最初から最後まで本音トークで貫くなら正しい考え方を身につけておく必要があります。
Q2面接の嘘は調べられますか
会社から面接内容の嘘は調べられると思って回答を準備しましょう。
面接の嘘を会社側が調べる方法としては個人のSNSアカウントを調べてプライベート調査することや懲戒解雇されていないかを離職票を取り寄せて確認することはできます。
上記の2点を会社に確認されて損をしないような内容であれば多少の嘘はバレないでしょう。
Q3志望動機なんてねーよ!というときどうしたらいいですか
志望動機なんてねーよというときは、シンプルに構成を考えて作成するか本音トークで伝えるやり方があります。
志望動機を重要視していない企業や面接官もいるので難しく考えすぎないようにしましょう。

就活・転職の面接嘘つき大会は本音トークも交えたハイブリットで挑む

就活や・転職の面接で嘘つき大会になることは当然ながら面接官も想定しています。
そのため嘘つき大会のクオリティーを上げる方法ももちろんありますが本音を交えることで面接官の感情を動かすことだってできます。
どちらにせよその会社から内定をもらうことがゴールではなくもし入社できたらそれから仕事で成果を上げることが重要ですからね。
