わたしは、転職経験が3回以上あり未経験から営業職になった経歴もあります。
結論からいうと、未経験からでも「営業面接の独自対策」をすれば十分突破できます。
理由は、対策前のわたしは10社連続でお見送りを経験しましたが対策後は3社以上の営業職で内定GETしたからです。
そこで今回は、
- 「未経験から営業職を目指しているけど不安…」
- 「そもそも面接が苦手…」
という悩みのあるあなたに、営業面接の対策を質問対策①・面接対策②・面接練習の3つに分けて紹介します。
営業とは、売上が自社の業績に直接関わる重要なポジションです。
自社品を紹介することも大事ですが、お客さんのニーズを探り解決提案してお客さんの役に立つことも大きな役目。
詳しく知りたい方は「営業とはどんな仕事?」をご覧ください。
https://mans-hideout.com/sales/
IT営業の面接でよく聞かれる質問
まずは、営業の面接で必ず聞かれる質問を紹介します。
自己紹介
面接の一発目は、自己紹介です。
自己紹介を軽く考えている受験者も多いですが、面接官はしっかりとチェックしています。
- 自分のことを論理的に説明できるか
- 社会人の最低限のスキルはあるか
- 緊張をほぐせるようなヒントはあるか
を主にみているんです。
緊張しすぎてしまうと、話が止まらなくなって自己PRまでダラダラしてしまいます。
それは絶対にNG。
簡潔に話をすることが第一優先です。
流れ | 話す内容 |
冒頭 | 〇〇と申します。本日は面接の機会をいただき誠にありがとうございます。 |
職務経歴 過去 | 私はこれまで〇〇を経験してまいりました。 |
職務経歴 現在 | 現在は、△△を頑張っており御社で貢献いたします。 |
職務経歴 未来 | その経験を活かし、将来〇〇をしながら御社が※※になることをイメージしております。 |
締め | 本日はよろしくお願いします。以上です。 |
自己紹介するときのポイントは、
- 堂々と話す
- 言葉の最後は言い切る(できると思います× ⇨ できます◎)
- 最後は「以上です」は必ず言う
このあたりを意識しておくとOKです。
前職の退職理由
前職の退職理由は、かなり面接官が気にしているポイントです。
王道の答え方としては
ネガティブな退職理由 × ⇨ ポジティブな退職理由 ◎
に変換すること。
退職の原因としてよくあるのが
- 労働環境
- 人間関係
- 待遇
- スキルアップ
です。
それをそのまま伝えてしまうと、「うちの会社でもありそうなことだなぁ…」と思われてしまうんです。
なので、
家族への影響が出始めていたため、両立がしやすい職場環境を考えた。
営業成果を出してきたが、社歴の長い先輩社員を超える給与の提示は一生ないと言われた。モチベーションを保つためにも自分のスキルを評価してくれる会社を探した。
以前より異業種の方々とビジネス交流をしており、その時に「私には〇〇のスキルを活かして活躍する」ということに気づいた。
そのスキルを活かせることが、現職ではできないため退職を決意した。
前職の経験
前職の経験を未経験者がそのまま伝えてしまうのはNG。
理由は、面接官は「営業につながるような経験はあるのかな?」という目線で見ているからです。
なので、
- 営業数字へのこだわり事例
- まわりを巻き込んで営業数字を上げた事例
- 一般的な営業活動以外の仕事の事例
- 売上貢献の事例
- 営業をサポートした事例
- 実行⇨検証⇨改善の事例
などを受ける会社で活かせることをイメージして伝えることが面接官に響きます。
仕事の失敗談
これまでの仕事の失敗談を聞いてくることがあります。
理由は、失敗した経験から何を学んで今改善して仕事しているのかを知りたいんです。
営業の失敗談でダメな回答が
- アポイントをスッポかした⇨ 手帳+アラームでWチェック❌
- お客さんの質問に答えられず激怒⇨上司と謝罪訪問❌
- 見積もりで他社に負けた⇨他社の金額を意識した金額設定❌
上記のような回答です。
ダメな理由は、失敗談に対しての対策だけでなくその後にお客さんの信頼を回復した仕事内容まで伝えるべきだから。
失敗談 | その後の対処 |
①アポイントをスッポかした | 出入り禁止になった後も、6ヶ月間毎週1回自分でまとめてお役立ち情報を届けた。 |
②お客さんの質問に答えられず激怒 | 答えられなかった質問は翌日回答を徹底+上司/先輩社員に週1回ロープレ実施した。 |
③見積もりで他社に負けた | 金額だけで決められないお客さんとの信頼関係構築に〇〇をした。 |
ここまで、その後の対処の内容を伝えることができればOKです。
志望動機
志望動機は、公式サイトに載っていることだけをただ並べた薄い内容だと面接官に響きません。
- 公式サイトから求める人材イメージを抽出する
- 企業の強み・弱みを自分なりに考える
- 自分の経験を企業の強み・弱みで貢献できることを挙げる
志望動機は、純粋に「会社の魅力」だけを伝えてゴマすって気分よくなってもらうものではありません。
「魅力あるこの会社に自分が〇〇で貢献できる」という熱い想いを伝えるのが最大の目的なんです。
入社後のキャリアプラン
入社してからどんなキャリアプランを考えているのか聞く質問があります。
具体的にNG回答とOK回答が以下です。
- 営業のスペシャリストになる
- 新商品の売上1位になる
- 新規開拓・飛び込み営業にチャレンジする
- 3年後に管理職になる
- 得意の企画イベントを通して業界1位に貢献
- 営業で成果を出して、人材開発部に行きたい
上記の違いは、OK回答は「社内のキャリアプラン」でNG回答は「個人のキャリアプラン」です。
面接官が面接で聞いてくるキャリアプランは、社内のキャリアプランであることを勘違いしないようにしましょう。
【体験談】未経験の営業面接で実際に聞かれた質問
わたしは、未経験の営業職面接をたくさん受けてきました。
その中でよく聞かれた質問をピックアップして紹介します。
営業職を志望する理由
未経験で営業職を受けると必ず聞かれる質問です。
聞く意図としては
- 面接練習の目的で受けてないかのチェック
- 営業職を目指す本気度のチェック
- 営業職のつらさに耐えれるモチベーションチェック
があります。
なので具体的な回答としては、
- 自分が提案したことが、お客さんの喜びにつながる仕事に魅力を感じた
- コミュニケーションスキルを磨いてきたのでチャレンジしたくなった
のような志望動機を伝えましょう。
でも、営業職とまるで関係ないような工場勤務・事務職の方であればあまり志望動機が面接官に響きにくいことがあります。
理由は、営業職と180度違う職種だとイメージがつかないんですよね。
そんなときにしておく事前対策として、コミュニケーションスキルトレーニングを積んでおくこと。
そのスキルを簡単にトレーニングできるサービスが「コミュトレ」です。
項目 | 内容 |
期間 | 最短3ヶ月 |
特徴 |
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営業職のノルマをどう思うか
営業職以外で「ノルマ」が明確にされている職種はあまりありません。
なので、ノルマについての意見を未経験者には聞いてきます。
そのときの回答としては
- 今の仕事でも自分で「ノルマ」を課して仕事してきたのでノルマのある仕事は自分にあっている
- プレッシャーのある仕事の方が成果を上げれるので「ノルマ」のある仕事は向いている
- これまで「ゴールから逆算」して仕事を組み立ててきたので、その仕事スキルが営業で活かせる
この辺りがおすすめです。
もちろん、もっと肉付けして前職での具体例など盛り込むとなお良し!
プレゼン経験の有無
営業において必須とされるプレゼンスキル。
未経験の場合だと「プレゼンやったことないよね?」という受験者がほとんどです。
でもここで「プレゼン経験」をアピールできたらかなり高確率で面接通過できます。
アピールポイントとしては
- 職場の月1会議で15人の前で10分パワーポイントで発表
- 営業と同行して、営業の作成した資料を代わりにプレゼンした
- プレゼントレーニングの受講経験がある
などを回答できると十分アピールできます。
これまでの職場で「プレゼン経験がない」「営業はしたいけどプレゼンが不安」というなら、プレゼントレーニングしておくべき!
そのプレゼントレーニングがオンラインで簡単にできるサービスが「コミュトレ」
未経験から即戦力営業を目指したいなら利用必須です。
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IT営業に採用されるための面接対策
転職で面接練習をしないと、99.9%失敗します。
今の仕事で、かなりの場数を踏んだなどの一握りぐらいがノー練習で成功するぐらい。
練習のやり方は下記2つ。
自主トレする
自主トレのやり方も限られていますが、主に2つです。
- 独り言をスマホで録画(動画チェック⇨修正⇨また独り言…)
- 鏡を前にして独り言を繰り返す
上記の2つで共通することは「実際の面接と同じような声量で声に出す」を徹底するです。
頭の中で考えなくても、スラスラ口から出てくるまで練習を繰り返しましょう。
転職エージェントの面接対策を利用する
転職エージェントは、無料で面接練習をしてくれます。
- 電話で練習
- オンラインで練習
- エージェントオフィス
のいずれか希望の方法で練習可能。
回数に制限はありませんが、1社のみに5回も10回も面接練習を依頼するより3社ぐらいに分散して練習するのが効果的です。
理由は、面接練習をしてくれるアドバイザーの指摘ポイントが違うから。
指摘ポイントが幅広いと当然ながら、あなたの面接回答の精度がグンと上がります。
わたしが個人的に面接練習で印象が良かったエージェントを3つ紹介しておきます。
転職エージェント | 特徴 |
doda | 担当者がとにかく丁寧で面接アドバイス優しい(転職初心者向き) |
hape Agent(エイプエージェント) | 営業特化しており、鋭いアドバイスがあって気づきが多い |
リクルートエージェント | 厳しめの対策で、本場の臨場感を体験できる |
その他にも転職エージェントに関しては「営業に強い転職エージェント」で詳しく紹介しています。
ぜひあなたにピッタリの転職エージェントに相談してくださいね。
【まとめ】IT営業面接の質問は事前対策で十分に乗り越えられる
営業の面接対策について紹介してきました。
面接では
- 質問を想定して回答を考える
- 練習を繰り返す
- 第三者にアドバイスをもらう
のが面接通過するポイントです。
しっかりと回答内容を準備しても「本番で緊張し過ぎて思ったように話ができなかった…」というのだけはもったいない。
それを乗り越えるには、専門家との面接練習が一番コスパが良いです。
無料で練習⇨その都度アドバイス⇨改善して練習できるので最短で精度がグンと上がります。
面接の通過率を上げたいなら「営業に強い転職エージェント」を活用してくださいね。
転職エージェント | 特徴 |
doda | 担当者がとにかく丁寧で面接アドバイス優しい(転職初心者向き) |
hape Agent(エイプエージェント) | 営業特化しており、鋭いアドバイスがあって気づきが多い |
リクルートエージェント | 厳しめの対策で、本場の臨場感を体験できる |
本サイト「転職CAFE」では、20代のキャリアに役立つ情報発信をしております。
他にもキャリアに役立つ記事を用意しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。