ぼくはこれまで転職経験が5回以上あります。
結論から言うと「20代で転職書類が通らないことはほぼありません」
しかし、何も転職準備をせずに好き勝手に作成して応募してももちろん通過率は下がります。
そこで今回はぼくの体験談から20代で転職書類が通らないと悩んでいる方へ向けて解決法を紹介します。
20代で転職書類が通らない原因 5選

20代で転職書類が通らない原因を紹介します。
- 経験者優遇となっている求人に応募している
- 受験している企業数が少ない
- アピールが足りない
- 転職に対する軸がなく転職回数が多い
- 自分勝手な条件を記載している
経験者優遇となっている求人に応募している
経験者優遇と記載されている求人があります。こういう気求人は企業側とすれば経験者が第一優先で欲しいという意図があります。
もちろん経験者が応募してきやすいので未経験の場合だと後回しにされる可能性は大ですね。
未経験者歓迎と記載されている求人を受けるよりもハードルが高いことを認識する必要があります。
受験している企業数が少ない
https://twitter.com/gen_signup/status/1283710681498259456?s=20
この方の応募数に対しての面談まで進んだ通過率はわずか5%です。
ぼくも最初の転職で「とりあえず応募するにしても2社か3社ぐらいかな」と考えていましたが現実は圧倒的に少なかったです。
転職活動で書類が通過するのは経験している職種で受けても半分程度しか書類通過しません。未経験の職種を受けるとなると書類通過はよくて3割程度です。
そうなると2社や3社程度の応募で書類通過しないなんて普通なんですよね。
1社1社に志望動機を変えて履歴書を作成する大変さがありますが1社でも多く応募することが転職成功の鍵を握ります。
アピールが足りない
書くべきは課題解決の話。なぜなら再現性があるから。問題→課題発見→対策→結果がでたエピソードがおすすめです。ついつい大きな仕事を書きたくなりますが、大小ではなく自信があるかどうかが大事。職務経歴書から知りたいのは"課題解決能力"です。
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— めい | 転職相談 受け付け中 (@mei3_biz) April 6, 2023
転職はアピール合戦と言ってもいいですね。
日本人は基本的にアピールするのが苦手な文化があるので履歴書や職務経歴書の書き方のアピールが足りない可能性があります。
アピールと言うと単純に数字を記載して終わり…で満足しますが課題解決能力があることをアピールすることが大事です。
転職の軸がないまま転職回数が多い
20代は転職を推奨されている年代ですが転職回数が多いのはあまり好まれません。しかも、転職の軸がないケースです。
例えば、営業職をしたかと思えば事務職へ転職していて今回は工場勤務へ応募している感じですね。
会社側からすればよくわからない人材となるので印象は悪いです。
自分勝手な条件を記載している
自分の求める条件は会社に提示して問題はありません。
しかし、当然ながら全国どこでも勤務できます!と記載している方が優遇されます。
「東京だけしか無理です」とか条件提示することでハードルは上がります。
20代が転職書類通らない悩みを解決する履歴書の書き方

履歴書の書き方をご紹介します。
履歴書はあなたの基本的なプロフィールを記載していきますがよりアピールできるような書き方をしていきます。
- 基本情報項目
- 学歴・職歴
- 保有資格・志望動機
基本情報項目

①日付け
履歴書の作成日か前日の日付けを記入しましょう。
履歴書を直接持参する場合は持参する当日の日付けを記入すれば問題ありません。
②写真
写真は履歴書提出の3ヶ月以内に撮影した写真を添付します。
見た目がかなり変化してしまった場合は再度撮り直した写真を使いましょう。
正面からの写真でカラー撮影されているものになります。少しお金はかかりますが写真屋で撮影されたら間違いありません。
③氏名
名字と名前を間を空けて記載します。
ふりがな欄にふりがなもお忘れなく。
④年齢
履歴書を提出した日の年齢を記載します。
⑤住所
現住所を記載します。
省略せずにマンション、アパート名まで記載しましょう。
⑥電話番号
携帯電話の番号を記載しましょう。
⑦メールアドレス
個人のメールアドレスを記載しましょう。
PCのメールアドレスを記載しておけば問題ないでしょう。PCメールアドレスを持っていない場合はスマホのアドレスでもOKです。
学歴・職歴

学歴
学歴は高校の卒業から記載をスタートさせます。その後、大学入学や短大、専門学校の入学と卒業を順に記載してく流れです。
職歴
職歴は時系列に入社した順番に記載していきます。
上記の画像のように企業情報まで記載する必要はありませんが企業名と入社年月日と退社年月日は正確に記載するようにしましょう。
保有資格・志望動機 (アピールポイント)

履歴書の中でも下記の項目では少しでもアピールするような書き方をしましょう。
- 保有免許・資格
- 志望動機
保有免許・資格
免許・資格ももちろん現時点で保有している事実を記載します。
その中でも、応募する職種によってアピールできそうな資格は記載するようにしましょう。(全く職種と関係ない資格や英検3級などは記載は控えましょう)
志望動機
志望動機の書き方も採用担当者が興味を惹きそうな書き方を意識します。
1つの書き方としては文章をダラダラ書くよりも箇条書きで要点を3点あげてその要点を簡潔に説明するような書き方だと伝わりやすいです。
下記の記事に志望動機の書き方を例文を交えて紹介しています。

20代が転職書類が通らない悩みを解決する職務経歴書の書き方

職務経歴書が転職では非常に重要になってきます。
職種によって書き方や記載項目は多少変わってくると思いますが基本的には下記の項目を書きます。

- これまでの職歴概要
- 直近の仕事内容 (会社名・業界・職種・仕事内容・数字のある成果)
- これまでの仕事で成功事例
- 自己PR
- 強み/弱み
これまでの職務概要
職務経歴書の最初はこれまで経験してきた会社の仕事内容を簡潔に書きます。
2社経験している場合は2社両方の職務概要を書くことになります。ダラダラと長い文章で書くことには限界があるので簡潔にまとめるようにします。
直近の仕事内容
次に直近の仕事の内容を記載します。職務概要で記載した内容よりも細かく仕事内容や成果を記載していくようになります。
- どんな企業なのか(資本金、社員数、売上高など)
- 仕事内容(職種、成果など)
2社以上経験している場合は先に直近の仕事内容から記載していくようにしましょう。採用側として興味があるのが直近の仕事内容だからです、
これまでの仕事での成功事例
これまでの仕事でアピールできるような成功事例を記載します。
営業職であれば自分の力で売上が一気に上がった成果であったり事務職であれば職場の改善点を提案して職場の生産性が上がったなど具体的に記載するようにしましょう。
成功事例の詳細を深掘りされることが多いので面接官から興味を惹かれるような成功事例を記載すると有利です。
自己PR
自分のことをアピールすることを記載します。
例えば、
- 周りを巻き込みながら仕事で成果を上げることができる
- 目標を決めたらどんな困難でも乗り越えることができる
- 戦略を立ててライバルを圧倒することができる
などです。
強み、弱み
転職準備で自己分析をすることをお勧めしています。その自己分析の中であなたの性格も分析して強み、弱みを記載するようにしましょう。
強み、弱みは関連性を持たせると面接で話をしやすくなります。
例えば強みは「目標を決めたらなりふり構わず達成するように行動できる」ですが弱みは「1つのことに集中したらまわりが見えなくなること」のような感じですね。
弱みを少しでも改善している努力も具体的に答えれるよう準備しておくとOK。
下記の記事も参考にしてください。

20代の転職書類が通らない悩みでよくある質問

Q1転職書類選考にかかる期間はどれぐらいですか
書類選考にかかる期間はリクルートエージェントの調査結果では1週間という結果が出ています。ぼくの経験では3日〜1週間で連絡が来ました。
就活では「書類通過した人にだけ連絡します」という会社もありますが転職活動ではまずありません。
書類通過しなかった場合でも「お見送りメール」がきます。
1週間過ぎても連絡がない場合は「お見送りメール」を出すのを忘れているのかもしれないと思いスルーしようかと思いました。
でも、スッキリしたい気持ちもあったので書類選考の結果に対する最速メールをしました。その結果、まさかの書類選考するのを見落としていたという返事!笑
その後すぐに書類選考した結果書類通過して面接後内定でたことがあります。(一応、一部上場企業でしたよ)
書類提出後、1週間経過したら1度会社へ確認メールするのは大事です。
>>>書類選考期間はどれくらいなのか 【リクルートエージェント】
Q2履歴書・職務経歴書の違いはなんですか?
履歴書と職務経歴書の違いが転職初心者にはわかりずらいと思います。
- 履歴書
- 職務経歴書
履歴書 | 個人情報・身分証明 |
---|---|
職務経歴書 | 仕事のスキル証明・自己スキル証明 |
履歴書
履歴書(りれきしょ 英語:Resume)は、 学業や職業の経歴など人物の状況を記した書類のことで、就職や転職時に選考用の資料として用いられる。また、学歴や職歴によって給与や資格などを決定する手続き(査定)において、それを証明する各種の書類とともに提出する。
引用元 Wikipedia
氏名・年齢・住所・学歴/職歴・保有資格などあなたの基本的なプロフィールを記載します。(志望動機を記載するフォーマットもありますが必須ではありません)
内定を出して入社後も保管される公式書類になります。
そのため、虚偽を記載してしまうと内定後に内定取消しや入社後に解雇などの可能性が出てきます。

職務経歴書
職務経歴書(しょくむけいれきしょ)は、当人が過去に従事した職務・職業上の地位、および当該職務の具体的内容を、当人の職歴として時系列的(編年体)またはキャリア(経験)、プロジェクトタイプなどをベースに記載した書面のことで、第三者に提示するために使用され、時として履歴書とともに(履歴書の補完的に)使用される。
引用元 Wikipedia
職務経歴書はあなたの直近の会社での仕事内容の詳細を記載します。
仕事で成果を上げた内容・自己PR・強み/弱みなどあなたのアピールポイントを記載する書類です。
書類選考通過後の面接では基本的に職務経歴書をメインで質問されることが多いです。
転職書類は自分をアピールできる貴重なツール

転職書類(履歴書・職務経歴書)の作り方にはコツがあります。
もちろん、受ける会社によって1社1社オーダーメイドで作成するとより書類選考通過の精度が上がります。
あなたが転職初心者であれば1人で考えてもわからないことも多いと思います。そんな時は、転職専門家である「転職エージェント」に相談してみてください。
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転職エージェントもたくさんあるのでどこの転職エージェントがいいか迷ったら下記の記事を読んでください。
僕が使ったことがある転職エージェント紹介してます。

転職書類の作成が終わったら次はどの会社に応募するのか?を考えていくことになります。
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