こんな悩みを解決します
「ドリルを売るには穴を売れ」はストラテジー&タクティクス株式会社代表の佐藤義典さんによって初版が2007年1月10日のビジネス本です。
この記事を読むと、ドリルを売るには穴を売れから得られる3つのポイントを理解でき、読み終わったら何をしたらいいかわかるようになりますよ
「ドリルを売るには穴を売れ」を読むべき人
- 転職活動をこれから始める人
- 就活生
- 新社会人〜3年目
- 営業職
ドリルを売るには穴を売れは、自分を売り込みたい人、商品やサービスを売り込む人に読んでもらいたい1冊です
この本を読んで実践していくとビジネスの原理が理解できて成果が出やすくなりますよ
逆に下記の様な人は読む必要がないと思います
・読んで実践しない人
・マーケティングの基礎を習得している人
・自分自身・商品・サービスを売り込むつもりがない人
行動をすぐに起こさない人は読んで脳にため込んでもしょうがないので他のことをした方がいいです
基本情報
本書の基本情報は以下です
出版社・編集者・出版年
書籍名 | 「ドリルを売るには穴を売れ」 | 編集者 | 株式会社プライム涌光 |
著者 | 佐藤義典 | 発行所 | 株式会社青春出版社 |
発行者 | 小澤源太郎 | 出版年 | 2007年1月10日 |
著者、佐藤義典さんのプロフィール
プロフィール
佐藤義典
ストラテジー&タクティクス株式会社代表取締役社長。
早稲田大学政治経済学部卒業。NTTで営業やマーケティングを経験後、米ペンシルベニア大ウォートン校にてMBAを取得。その後、外資系メーカーにてガムのブランド責任者としてマーケティング、営業、開発、製造などを統括。外資系マーケティングエージェンシーでは、営業チームヘッドやコンサルティングチームヘッドなどを歴任。現在は「戦略と戦術を結ぶ」ことは理念とする経営コンサルティング業に従事
大手新聞社、財閥系不動産会社、高級化粧品メーカー、大手航空会社などさまざまな業種のマーケティング戦略、戦術のコンサルティング実績がある
ドリルを売るには穴を売れから得られるメリット
- マーケティングの基礎が学べる
- 買う側の立場で間違いない買い物ができるようになる
- 売る側の立場で効果的に売ることができる
マーケティングの基礎が学べる
- ベネフィット (顧客にとっての価値)
- セグメンテーションとターゲティング( 顧客を分けて絞る)
- 差別化 (競合よりも高い価値を提供する)
- 4P (価値を実現するための 製品・価格・販路・広告)
ベネフィット
商品を買うことでお客さんが得られる価値のことです
価値→お客さんの課題を解決してくれること
課題→解決したい人間の気持ちのこと
別名 欲求
【欲求】
自己欲求
社会欲求
生存欲求
【自己欲求】
自分の中で完結する
【社会欲求】
他人との関係においてよく思われたい
【生存欲求】
生き続けたい、肉体的快楽
この欲求を満たす為に人間は商品を買うんですね
そこには、価値(欲求満たす) 対価が最終的に加わり売れる商品、売れない商品で差が出る原理になっています
セグメンテーション
人口的セグメンテーション
年齢、性別、家族構成でわけます
商品を求めているターゲティングを絞ります
心理的セグメンテーション
心理、行動、ライフスタイルの違いをベースにしてわけます
例えば、
新商品を早く買うヒor普及した後様子見して買う人
正確で低価格を買う人orデザイン性を重視して高くても買う人
最後に、人口的セグメンテーション+心理的セグメンテーションを繋げます
例えば、
30代独身者は金に余裕がありオシャレな商品であれば高価格でも購入しやすい
となりますね
ターゲティング
セグメンテーションして分けたグループの中で自社にとって最適なグループを選びます
- 市場が大きいところを選ぶ
- 競合の激しさ、自社の強みを活かせる
- 価値の必要度の高さ
このようなことを考えながら選んでいきます
差別化
3つの差別化があります
- 手軽軸
- 商品軸
- 密着軸
手軽軸
早い 忙しいから早く済ませたい
安い 給料日前だから安いところで
便利 雨が降っているから近いところで
商品軸
最新技術 最近できた雑誌で話題の店
最高品質 友人と会うので落ち着けるところ
密着軸
顧客をよく知っている わたしの好みを知っている店
3つの軸は必ず1つに絞るのが重要だと書いてあります。
4P
最終段階の項目です。
具体的手段、価値を現実化することが紹介されています
Product 製品、サービス
これを通じてお客さんに価値がもたらされる
Promotion 広告、販促
製品、サービスの価値をお客さんに伝える
Place 流通、チャネル
実際にお客さんに届ける経路
Price 価格
集金することで会社に価値の対価がもたらされる
ポイントまとめ
・価値を提供するだけでなく必ず対価の集金も忘れてはならない ボランティアではない
・売り手側は商品を作って売るのが目的
買い手側は商品を買って価値実現、欲求満たす為の手段でしかない
・何を売っているのか?あなたは何屋か?という問いは、あなたがどんなお客さんのどのような価値を実現しようとしているのか?
という問いと同じ
・広告、販促はお客さんに価値を伝えることが目的 使ってもらえなければいいも悪いもわからない
・人間の欲求を満たせるメッセージ
心理的欲求
自己欲求 自分らしさ
社会欲求 認められたい
肉体的欲求
生存欲求 生きたい
・重要なのは4Pの一貫性が重要
吉野家の牛丼がデパートのレストランで3千円で提供されていたら食べるのか?
あの価格で、駅前で、提供スピードがあって食べようと思える
以上がマーケティングの基礎を学ぶことができました。
買う側の立場で間違いない買い物ができる
売る側の戦略を理解することで衝動買いすることがなくなります
売る側はお客さんに衝動買いしてもらうことも戦略に入れています
売る側の戦略を理解してあなたにとって本当の価値の高い商品を買うことに集中できます
売る側の立場で効果的に売ることができるようになります
売れる為には原理原則があることが理解できます。そうなることで、ムダが省けて効率的に仕事ができるようになります
学びを行動に移す 【当ブログ分析 実体験】
当ブログを本書(ドリルを売るには穴を売れ)を元にマーケティングしてみました
ベネフィット
お客さん(読者)に提供する価値
・仕事の悩みを解決する方法提供
・転職する方法
欲求
自己欲求 やりたい仕事をしたい
社会欲求 有名企業で働きたい、年収アップ
肉体的欲求 簡単に成し遂げたい 豊かな生活を送りたい経済的、時間的、場所的自由
セグメンテーション
30代40代男性向け
仕事上で悩んでいてすぐに行動を起こす人
市場規模→大きい
自社強み→転職5回経験しているリアリティ
重要度→あり
差別化
密着軸 僕自身のこれまでの苦労を経験しているので読者の悩みがわかる
4P 販路、チャネル
・検索から流入→ロングテールで広告
・SNS流入→ 将来的に広告を打つ
4P 広告
内容として、仕事の悩みから打つ
お客さんに価値提供
転職エージェントに登録して転職
↓
エージェントに登録する事で
・求人探す手間解消
・求人応募手間解消
・書類作成手間解消
・面接対策手間解消
・条件交渉手間解消
↓
転職することで
・年収上がる 自己欲求 社会欲求
・やりたい仕事できる 自己欲求
・仕事したい場所にいける 肉体欲求
僕の実体験あり
4P 価格
登録無料
本書(ドリルを売るには穴を売れ)をもとにマーケティング戦略をしてみました。
抜け漏れがないかの確認もできましたし、一貫性がなかった場合の修正もすることができますよね
ぜひ、あなたも今の仕事に当てはめて試してみて下さい
今の仕事が色んな角度から見えてきて成果が簡単に出ますよ
「ドリルを売るには穴を売れ」まとめ
- 読むべき人
- 基本情報
- 得られるメリット
- 読んだあとの行動
マーケティングの基礎を小説形式で書いてありめっちゃイメージしやすかったです。
マーケティング初心者への教科書としてはオススメの1冊です。
3回は繰り返し読んでから行動にまず移してみましょう
マーケティング理論が本当に仕事に行かせるのか検証してみたら面白いと思います。