逆に、会社から試用期間中は即日退職させられるか知りたい
上記のような悩みを解決していきます。
今回の記事を担当するのは転職CAFEメンバーの自遊人パパです。

僕はこれまで転職5回経験していてその中で1度試用期間に退職経験があります。
今回の記事の内容は
- 試用期間に即日退職できる?
- 試用期間なのに即日退職できない理由
- 試用期間に即日退職できるケース
- 試用期間中の退職 【体験談】
- 退職代行を活用するのもあり
- 退職前にはかならず次の仕事を決めておく
僕の場合は試用期間中に退職する前に3回ほど退職経験があったので要領を得ていたので会社側との交渉もスムーズにできました。
しかしあなたが初めての会社で初めて退職する場合はかなりしつこい引き止めにあう可能性が考えられます。
その時は退職代行を使って辞めることがベストです。当サイトの運営メンバーのチカは退職代行を使って辞めた経験があります。
わたしは退職代行SARABAという退職代行を使って辞めた経験があります。
さらに試用期間中に退職日まで欠勤したい と考えている場合はあなた1人の力で交渉するよりも退職代行に依頼するしか現実的には難しいと言えます。
さっそく退職代行を探してみようと思ったら【厳選】おすすめ退職代行トップ10を見てみて下さい。当サイトで調査した中で厳選した退職代行サービスを紹介しています。
試用期間に即日退職する人は多いの?

結論から言うと、試用期間に即日退職する人は年々増えています。
なぜなら、20代に転職する文化が根付き始めているからです。また、幅広い働き方を発信するような情報媒体(SNS)が増えているのも要因の1つ。
- そもそも仕事内容が合わないと気づいた
- 職場で孤立する
- ハラスメントがある
- 入社前と入社後の条件が違う
上記のようなことは僕が社会人になった10年以上前からよくありました。令和の時代でも必ずあります。
原因は新卒一括採用方式だと思います。学生時代バイトしかしたことがない上に期限が決められた期間で一気に半ば無理矢理どこかの会社に入社しないといけないんです。
正直そこで会社と学生が最適なマッチングすることはかなり確率は低いでしょう。
入社して初めてこの仕事に向いてないと感じる事も多いですね。
そういう理由からも試用期間中に即日退職することは何も悪くありません。
転職CAFEを運営しているメンバー3人も全員が転職経験があり入社した会社が合わない・疑問を感じる場合は積極的に転職してキャリアアップをしてきました。
決して無駄に耐える必要はなく自分のキャリアを中心に考えていってくださいね。
下記のリンクには世界と比べた日本の転職回数の少なさが記載されています。
特にアメリカでは期間は別にしても転職の回数が多いことが評価されます。
参考:国際労働比較 2016年
試用期間に即日退職できる?

結論から言うから、試用期間中でも理由なく即日退職はできません。
なぜなら、試用期間中でも労働契約が成立しているからです。
試用期間中でも、通常の正社員と一緒で
- 就業規則に期限記載あれば従う(1ヶ月、3ヶ月など)
- 法律上退職意向を伝えてから2週間後
と言うルールに従って退職する流れになります。
就業規則に従い退職
原則としては会社ごとに就業規則があるのでその中に必ず退職に関する項目があります。
その就業規則に従い退職することになります。
しかし、どうしても体調不良や職場環境に耐えられない場合などは退職意向を会社に伝えてから2週間後には退職できます。
退職意向伝えて2週間後に退職
理由は、試用期間中でも労働契約が成立しています。
そのため、法律に従い退職する2週間前までに会社に意思表示する必要があるからです。
僕の同期も試用期間に突然会社に来なくなったことがあります。
音信不通でその後退職届の書類が会社の人事部宛に届いていました。
就業規則では原則1ヶ月前に退職意思表示の会社でしたが同期は2週間後に退職扱いとなってました。
現実的に試用期間中でも法律上、その日に退職扱いにはなりませんが退職意思表示後2週間で退職できます。
(実質、突然来なくなったので本人の中では即日退職と一緒だとは思いますが)
【NG】バックレ退職は良くない!損害賠償されることも!
上記で同期のバックれ退職をご紹介しましたがバックれて退職するとリスクが多いのは事実。
- 懲戒解雇される可能性
- 捜索願いを警察に出される
- 損害賠償の可能性
懲戒解雇
懲戒解雇されたら次の会社に転職するときに悪影響が出ることもあります。
捜索願い
捜索願いを出されたら警察から捜索されます。その後、事情聴取されたりと恥ずかしい目に遭うことになります。
損害賠償
最悪のパターンでいくとバックれた会社から損害賠償などされる可能性も0ではありません。
試用期間なので会社に対しての損害は少ないですが社員を1人雇用したことにかわりはありません。
少し考えただけでも
- PC
- スマホ
- 制服
- 営業車
- 求人サイト掲載代
- 名刺など雑費
会社によっては上記の準備にかかった費用を損害賠償される可能性があります。
すべて合算すると数万円〜数十万請求されることもあるのでバックれ退職はおすすめできません。
バックれずにきちんとした退職手続きをすれば上記の準備にかかった費用を請求されることはありません。
仮にきちんとした手続きをして退職したのに請求された場合は弁護士など専門家に相談しましょう。

試用期間中なのに即日退職できない理由

結論から言うと、即日退職を認めると会社が困るからです。
なぜなら、試用期間中とは言え出社当日に「本日で辞めます。明日から来ません」といきなり言われても困るからです。
会社側にも、辞めたいと思った理由や改善方法の提案をする機会を与えると考えておくといいです。
辞めること自体は労働者に有利に法律は出来上がっているので心配はないです。

試用期間でも即日退職できるケース

結論から言うと、会社側に問題がある時とあなた自身の生命に関わるときです。
- あなたの体調不良が原因で退職
- 労働環境の悪さ、ハラスメント
体調不良が原因で退職
あなたが病気(体調不良)になったり怪我をしてしまい仕事に支障をきたす時は即日退職できることが多いです。
無理に出社させても何もできませんの会社から支給されている物を返却して終わりです。
労働環境、ハラスメント
人事に連絡をして労働環境の悪さ、誰からハラスメントを受けているかを伝えます。
出社することで身体的苦痛があるので出社できないことをはっきりと伝えましょう。人事部が現場への聞き取りをする流れになります。
結果がどちらにせよあなたに被害が出てしまうことがありますので出社せずに自宅待機で待ちましょう。
会社の指示に従い支給されている物を郵送で返却すれば問題はありません。

入社14日以内であれば会社側から即日解雇できる

労働者側の立場からの即日退職の話をしてきましたが会社側からの解雇についても紹介します。
会社側からの解雇は入社後14日以内であれば即日解雇が可能です。
上記法律はあまり知られてませんが少し注意が必要ですね。
もちろん、正当な理由なく解雇はできませんが下記のような事象が発生した場合解雇になることがあります。
- 経歴にウソがある
- 勤務態度に問題あり
- 精神と身体に問題がある
- 犯罪を犯した
上記のようなことがあった場合は即日解雇になることにも注意してください。
試用期間にリアルに退職した話 【体験談】

僕は、新卒の時ではないですが試用期間中に退職した時があります。
6社経験の中の5社目の時です。
原因は、仕事内容と職場環境があわず体調不良になったからです。
ストレスから体調不良になり転職を決意して転職先が決まったので上司に伝えました。営業職であり、先輩社員についてまわって勉強している段階です。
就業規則では、退職を伝えて1ヶ月後に退職です。(有給休暇は付与されてません)
・即日退職してもお客さんに迷惑にならない
・引継ぎを他の社員にする必要がない
・毎朝電車通勤が苦痛
上記の理由から、欠勤扱いになりその月の給料は減りますが自宅待機をお願いしました。
退職日を早めると、次の会社の入社日との間にブランクができて損するからです。
(社保→国保→社保になり国保を余計に払わないといけなくなるから)
論理的に会社に悪影響を与えないことをはっきりと伝えると意見が通りやすくなります。
僕がこれまで退職したいことを5回以上上司に伝えてきました。その中でスムーズに辞められたおすすめの即日退職理由です。
・やりたい事がみつかったので辞めます
・体調が悪く迷惑をかけるので辞めます
・実家を継ぐことになりましたので辞めます
上記3点に内容を膨らませながら伝えると間違いなく引き止めにあわず退職しやすくなりますよ。
試用期間中に退職日まで欠勤したいなら退職代行!
新卒で入社したばかりで特に試用期間中であれば「退職します」と上司に相談してもまず簡単に辞めれません。
なぜなら新卒を採用するにも莫大な費用を会社側は支払ってますし直属の上司は早く一人前に育てる使命を課せられているからです。
簡単に新卒を辞めさせたら上司が本社やもっと上の上司から怒られることは目に見えていますからね。
しかも試用期間中に退職が認められても退職日までわざわざ出勤はしたくないですよね?
そんな時は退職代行サービスを使うことです。退職代行を利用するタイミングは試用期間中が多いという事実もあります。
よくよく考えれば入社して間もない試用期間に「退職させて下さい」とは言いにくいですよね。(怒られたり人格否定されそうですね。)
特に下記のような時は退職代行利用がよりおすすめ。
・意見を上司に伝えるのが苦手
・余計なストレスをこれ以上感じたくない
・とりあえず早く進めたい
こんな人にはお金はかかりますが絶対活用した方がいいです。
正にわたしが上司に意見を伝えるのが苦手で退職代行を使ってなかったら当時辞めることはできませんでした。
退職代行SARABAには感謝しかありません。
退職代行の使い方は特に難しいことはありませんしスムーズに退職日を迎えることができます。
わたしが使った退職代行以外の業者も見てみたいなら下記記事をお読み下さい。当サイト運営の3名で調査した上で厳選した業者を紹介しています。

退職前には必ず次の仕事を決めておこう

結論から言うと、退職だけを先走りせずに次の仕事を探しておいたが安心です。
なぜなら、退職してから転職先を探すのは転職活動で絶対不利になるからです。体調不良で無理な場合は別にしてです。
転職市場では、今の仕事をしながら転職先を見つけることであなたに一定の能力があるか判断されるからです。
- リスク管理はできているか
- 優先順位をつけて仕事ができるか
- 転職活動への本気度
どの仕事も常にリスク管理が必要とされます。リスク管理が高い人は仕事をしない時期を作らないのが普通だからです。
今の仕事をしながら、転職活動をできると言うことは仕事の段取りがある程度できる人材だと判断できます。
相手企業にアピールできる1つになります。
1度退職して時間に余裕のある人は採用する側からしたら本当にうちの会社に来るつもりかどうかわかりません。
時間に余裕があるからいっぱい企業を受けている1つに過ぎないかもしれないと思います。
そうすると、せっかく内定出しても辞退するんじゃないかと勘ぐります。内定のハードルが上がる可能性があります。絶対に退職前に転職先を決めておかないと不利になります。
退職前に時間や余裕もないと思いますので転職の専門家である転職エージェントにサポートしてもらいましょう。

試用期間に即日辞める方法によくある質問
結論から言うと、履歴書記載必要です。
経歴を記載する欄には前職の入社日と退職日は必ず記載しないといけません。
入社日と退職日が近い場合は必然と試用期間に退職したことは伝わります。
試用期間に退職した理由が重要ですので試用期間中に退職と正直に書きましょう。
履歴書の経歴の欄はウソを書いたりするとバレた時に解雇されることがあります。
経験した会社数や入社日・退職日は間違えたりウソを書いたりするとリスクが高すぎます。
結論から言うとバレません。
その為、履歴書にわざわざ退職代行を利用して辞めましたなどの記載も不要です。
試用期間は採用した人材の能力や同僚とうまくやっていけるかを判断している時期です。
その為、あきらかに能力不足だと判断されたり努力する姿勢がないと直属の上司が解雇と判断すれば解雇になります。
しかし、日本はいきなり解雇はしない文化なので上司との面談のときに「向いてないから他の仕事したらどうだ?」「このまま続けても苦しいだけだぞ」と遠回しに言われることはあります。
試用期間に即日退職する方法【まとめ】

- 試用期間中に即日退職できる?
- 試用期間中なのに即日退職できない理由
- 試用期間中即日退職できるケース
- 試用期間中の退職 【体験談】
- 退職代行を活用するのもあり
- 退職前にはかならず次の仕事を決めておく
今回の記事では試用期間中の退職は即日できるのかについてお話してきました。
入社したけど仕事が自分に合わなかった。職場の雰囲気が合わないというケースはよくあります。
新卒であれば特にそうです。その時は、焦らずに本当に自分がやりたいことは何なのかを見つめ直して退職するか決めましょう。
自分の気持ちが固まっても即日退職は通常難しいので社会勉強と思ってよほどのことがない限り手順に沿って退職しましょうね。

