新卒からとりあえず3年の3年が過ぎましたがこれからどうしたらいいですか?
今回は上記の悩みを解決していきます。

僕はこれまでに転職を5回以上経験していますが最初に入社した会社で「とりあえず3年働くと」決めてました。
そのとりあえず3年が過ぎたタイミングで自分を見つめ直した結果が転職してキャリアアップしていくことだったんです。
僕を含めてとりあえず3年働いたら一度立ち止まってキャリアを見つめ直した人はその後キャリアアップして年収も日本の平均年収の2倍以上稼いでいます。
そんなとりあえず3年の3年が過ぎた時点で自分を見つめ直して成功した30人以上の体験をもとにあなたがこれから行動に移すべき具体例をご紹介します。
とりあえず3年働いたらどうなる?
結論から言うと20代の日本国内での転職活動では一切不利にはなりません。
なぜなら僕が実際に新卒からとりあえず3年働いたときの転職活動で不利にはならなかったからです。
当時転職エージェントに登録して転職活動を始めましたが3名以上の転職エージェントから「3年継続勤務経験があれば問題ありません」と言われました。
①日本ではとりあえず3年文化はある
日本の雇用スタイルにありますが1度入社した社員には定年まで一生懸命会社に尽くしてもらいたい文化があります。
その為ボォーとでも3年以上1社で勤務すると問題のない人材と評価される海外からみたら特殊な雇用スタイルなんですね。
②とりあえず3年は転職活動で不利にはならないが有利になるとは限らない
とりあえず3年継続して勤務したからと言って内定がバンバン貰えるわけではありません。
とりあえず3年継続勤務したのは転職市場では最低条件なだけです。転職で内定をもらうにはとりあえず3年継続勤務した中でどんなスキルを得たかが当然重要になります。
とりあえず3年働いたメリット、デメリット
メリット
①転職市場で損はしない
とりあえず3年働くと転職市場で損はしません。やはり1年ぐらいで退職すると「我慢があまりできない?」「まわりと上手くやれない?」というネガティブなイメージを与えます。
3年働いているとマイナス要素は排除できるので後はポジティブ要素をどんどん出していくだけになります。
②社会人としての最低限スキルは身につく
1社でとりあえず3年働くと社会人としての最低限スキルは身についていると相手に印象付けできます。
仕事の段取り、会議のやり方、書類作成、顧客対応、まわりとの協調などが最低限はできるようになっています。
③ある程度は我慢できる
新卒から3年続けるのは想像以上に難しいです。学生からいきなり社会人と周りから言われて学生時代に授業サボったり提出物の期限過ぎたりしても許された環境。
それか1つのミスでもとんでもなく怒られながら必死に仕事を覚えて成果を出していかないといけません。
ほとんどが耐えながら仕事している時期を乗り越えた我慢力はある証明にはなります。
デメリット
①自分に合わない仕事を3年やっても意味がない
あなたにとって何の魅力もなく向いていない仕事をしても前向きに取り組めませんよね。
ただひたすら耐えながら目の前の仕事をこなしただけでスキルは何も身につかない。
②積極的に働いている同世代と差がつく
とりあえず3年働いた人と目的を持って積極的に働いた人には大きな差がでます。
例えば3年間仕事の成功、失敗や学んだことをメモしてどんどん自己成長した人とボーッと過ごして3年間の記憶がない人であれば出世も転職もできませんよね。
転職活動をすると顕著に差が出ます。
③やる気が奪われる
とりあえず3年も無感情で働くと知らないうちにやる気が奪われてしまいます。
「他の会社に行ってもどうせ同じ」
「優良企業には自分は受からない」
とりあえず3年働いただけということは一緒に働く同僚も似たような感じでボーっと働いている社員が多い。
僕がとりあえず3年働いたときは年収激安でも長時間労働しても酒飲んで会社の愚痴言って「明日からまた頑張ろう」の繰り返しでした。
とりあえず3年の3年が過ぎたら将来の方向性を決める
とりあえず3年働こうと思って3年過ぎたらもしボーっと過ごしてきたとしても方向性を決める必要があります。
①今の会社内でキャリアアップ
とりあえず3年働いて何のスキルがないとしても会社内でキャリアアップを考えましょう。
例えば社内で優遇される資格取得したり仕事で今より成果を出す為にやり方を見直してみるなんかでもOK。
とりあえず3年働けば今の仕事を最低限にはこなせるので少し今のやり方を工夫するだけで見違えるほどかわります。
そうすると上司評価もかわってきますよ。
②転職してキャリアアップ
とりあえず3年働いて今の仕事や会社にやはり魅力なしであれば転職活動することをおすすめします。
転職活動するだけでもあなたの足りないスキルが明確になったり求人を見るだけで「こんな会社で働いてみたい」というワクワク感が出ます。
このワクワク感がかなり重要であなたの成長スピードを上げます。実際に僕は転職活動始めて年収が上がるかも⁉︎と思ってワクワク感に満ち溢れて転職しました。
実際に年収も倍ぐらい上がって仕事へ前向きになれましたよ。

【Twitter】とりあえず3年についての口コミ
1.とりあえず3年は時代遅れ
2回転職してわかった。働く上で大切なことは、「とりあえず3年はウソ」「パワハラ上司は全力回避」「年収はスキルより業界」「人生は会社よりライフワーク」「休日は125日以上」「7時間睡眠は絶対」「残業より副業が最強」「なによりも家族が優先」これで人生好転しはじめてるから、間違いないです。
— たぬぽん | 年収UP転職思考 (@tanupon_pm) July 7, 2022
とりあえず3年働くと転職活動ではマイナス要素は0ですが目的なくただ耐えるだけの3年であれば時間の無駄ですね。
2.合わない職場で3年働いても能力発揮できない
「とりあえず3年」は真っ赤な嘘。合わない環境に3年居ると何が起こるか。スキルと経験値は貯まらず、ストレスだけが溜まる。結果的に経験年数の割に何もできない市場価値の低い人に。ポテンシャルを発揮できないのは自分ではなく環境が原因。合わないと感じたら自分のために次の環境を探そう。
— オト|スマートな働き方 (@oto_biz) July 5, 2022
1人1人の能力を発揮できるかできないかに環境はかなり影響します。
ハラスメント環境で能力が高い人が潰れていく姿を何人も見てきました。忍耐力だけ向上しても今の時代にはあまり使えませんね。
3.とりあえず3年試してみて決める
とりあえず3年だ。
3年何か頑張って花開かなかったら人生終わりにする。
あと3年でこの人生とおさらばするかもしれないと思うとしみじみする。— ポメラニアン伊藤 (@pomeranian_ito) July 13, 2022
とりあえず3年と昔から言われますが1年目はとりあえず試す時期。2年目は試した結果を改善する時期。3年目は改善したことが花開くか見極める時期。
もし花開かなかったら大きな方向転換が必要です。

【体験談】とりあえず3年働いて3年が過ぎたので行動してみた話
僕は新卒で入社した会社を「とりあえず3年は働かないといけない」と思いながら嫌なことにも耐えて仕事してました。
その3年が過ぎた頃に「これからどうしようかな」とふと考えた時に「このまま今の仕事続けても未来は明るくないなぁ」と。
なぜなら業界も勢いがなく会社も零細企業で給料がどんどん上がっていく見込みもなかったからです。
そう思ったのでとりあえず転職活動を始めてみました。就活以来久しぶりに求人を探したり履歴書、職務経歴書を作成したりして応募しましたがまったく受からず…
「自分のレベルはこんなもんかぁ」と思いながら友人に話したら転職エージェントを紹介されてサポートをスタートしたんですね。
履歴書、職務経歴書の添削もほぼやり直しさせられ面接対策でもダメ出しをくらい最初は辛かった…
でも転職には正攻法があることを学べたのでその後無事に内定をもらえました。
年収も100万アップで転職できてビジネスマンとしての基本も一から転職先で学ぶことができて僕の人生の分岐点になったのは間違いありません。
とりあえず3年たったら一度立ち止まって自分を見つめ直すことは大事だと思います。無理に転職する必要はありませんが転職活動をとりあえずスタートさせてみることで
- スキル棚卸しができる
- 市場価値を確認できる
- 市場価値を上げる方法が明確になる
少なくとも上記の3点のメリットがあると感じました。
とりあえず3年の3年が過ぎたらまず自分を見つめ直すことをスタート
あなたが今の仕事がとりあえず3年が過ぎたら今までの仕事とこれからの仕事を見つめ直すタイミングです。
- 社外の人にアピールできるスキル?
- 今のままで10年後20年後どうなってる?
- 給料と仕事内容に満足してる?
上記のように分解しながら1つ1つ見つめ直していきましょう。
そうすることでとりあえず3年が過ぎてもそのままダラダラ働くと気づいた時には転職先もなくなります。年収も今の年収300万から10年後の年収もよくて400万がせいぜいでしょう。
そんな人生嫌ですよね?
もし嫌ならとりあえず3年が過ぎた時点で自分を見つめ直す時間をつくってみて下さい。



