第二新卒は転職できなくてやばい?需要があり過ぎてやばい?
今回は上記の悩みを解決していきます。

僕は第二新卒のタイミングで転職に成功した経験があります。第二新卒は僕は「欲しいという会社はいっぱいある」と聞いていましたが確かに求人はありました。
しかし求人を出している会社から内定をもらえるかは当然ながら別の話です。
第二新卒が欲しいとはいえ魅力的ではない人材はとらないのは当たり前ですからね。あなたは「第二新卒枠で転職活動したら今よりもっと良い会社に行けるかも」なんて思っているかもしれません。
逆に「第二新卒なんて必要としてくれる会社なんてないんじゃない」と思っている。
今回は僕の経験からあなたの悩みを解決していきます。
ぜひ今回の記事を参考にあなたが転職するべきかまだ今の会社で働き続けるか判断して下さい。
第二新卒で退職する人は多い?大卒で30%が3年以内に退職
第二新卒で辞める人は最終学歴によって割合が違ってきます。

中卒 | 55.0% |
---|---|
高卒 | 36.9% |
大卒 | 31.2% |
引用元 厚生労働省
上記の厚生労働省が発表している就職して3年以内の退職率データだと若くして就職した人たちは第二新卒で離職する確率が高い傾向にあります。
日本の場合は特に学歴が重視されるので中卒や高卒だと給料も安く肉体労働の職種が多いのも影響していると思います。
しかし大卒においても3年以内には約30%の人が退職しているのも事実としてありますので決して「今の会社辞めたいなぁ」と思っているのはあなただけではありませんね。
第二新卒がやばいと言われる理由【5選】
第二新卒がやばいと言われる理由は大きく分けて2つです。
悪い理由
①第二新卒は社会不適合者が多い
第二新卒がやばいと言われるネガティブな理由が社会生活に合わない人材の可能性があるという見方です。
第二新卒の転職活動者は新卒入社した会社を1年~2年程度で辞めているので遅刻ばかりしないか?無断欠勤しないか?能力が足りない?悪さしないだろうな?という見方ができます。
その為日本の企業はまわりと協調して長く働いて貢献してくれる人材を求めるので第二新卒はやばくて雇えないとなります。
②入社後にトラブルを起こさないかというリスクがある
第二新卒は年齢が若いので感情に敏感です。その為、気に入らないことがあると社内でトラブルを起こしたり社外でトラブルを起こす可能性があります。
特に男性だと第二新卒でも既婚者だと「家族の為にトラブルを起こさずに仕事を頑張ってくれそうだと言う印象をもてる」と過去に出会った面接官の方が話をされていました。
③第二新卒を雇うと親が口を出してくる
第二新卒ぐらいの若い人材を採用すると今の時代は何かあれば親が会社に関わってくることがあってやばいと言われます。
実際に僕の会社に第二新卒で転職してきた同僚が直属上司とうまくいっていませんでした。そしたらその同僚の親が会社に乗り込んできて直属上司と言い合いになったことがありました。
色んな家庭があるので一律では言えませんが第二新卒を採用するとクレーマー両親リスクも考えないといけません。
良い理由
①第二新卒は即戦力になる
第二新卒はやばいと言われるポジティブ意見としては社会人の基礎を学んでいて教育に時間がかからず即戦力になるという見方です。
短期間で辞めたからという理由だけで仕事ができない人材というわけではないという見方をすれば新しい仕事を始めても早期に成果を出す可能性があります。
②第二新卒の中には逸材がいる
新卒一括採用だと優秀な人材はほとんどが大手企業に持っていかれます。
しかし優秀な人材でも大手企業の中で働くことに違和感をもったり適合しなかったりします。
そのような優秀な人材を第二新卒枠で採用することができればやばいぐらい働いてくれるんです。実際に僕の会社に第二新卒で中途入社した同僚が超優秀でした。
先輩たちにも堂々と意見してましたし取引が難しい担当先を自ら手を挙げて担当して成果を出していました。
第二新卒を雇うメリット、デメリット
メリット
①人材教育にかける時間とお金がかからない
1番のメリットは新卒で採用するよりコスパがいいです。
社会人のマナーから教える必要もありませんし中途採用ということで仕事のやり方を教えながらすぐにでも簡単な仕事から任せることができます。
前職で経験している内容とあまりかわらなければより短期間で1人で働くことができます。
②悪いくせがついていない
会社ごとに仕事への取組み方が違います。結果重視で過程は気にしないやり方や過程を重視して成果が出るのが遅くても構わないやり方など様々です。
やはり1社で長く働いた人材を採用すると前職でのクセがついています。しかし第二新卒だと短期間しか働いていないのですぐに自社のやり方を実践することができます。
③将来性がある
第二新卒は年齢でいくと大卒で25歳前後。多少の問題があったとしても社内教育などで会社に貢献してくれる人材になる可能性は大です。
給料も安くで採用できるのも会社にとってはメリット。
デメリット
①辞め癖がついている
1社目を短期間で退職しているのでしばらく働いてストレスがかかったりすると辞めたくなります。
退職の仕方も1社目で経験済みなので退職してもなんとかなるという意識もあり退職ハードルは低い人材の可能性ありです。
②プライドが高い
新卒入社とは違い多少の社会人経験があるので「バカにされたくない」という感情があります。
その為、上司や先輩の指導に対しての素直に受け入れずに反抗的になることも。
反抗的な態度をとってしまうと人間関係が当然悪くなり退職してしまいますね。
③前の会社のやり方を優先してしまう
前の会社でのやり方が自分にとってマッチしていた場合だと1人だけ別のやり方で仕事を進めてしまいます。
チームで仕事をしていたりすると仕事の進め方が乱れてまわりに迷惑をかけてしまいことにもつながります。
第二新卒が転職で成功する方法
①スキルの棚卸
第二新卒は若さだけアピールしても転職成功はハードルが高いです。
短期間の中でも自分で考えて積極的に行動してきたかが重要視されます。特に目に見えて相手が判断しやすいスキルを持つことが転職成功の近道です。
例えば
- 自分がメインになってプロジェクトを成功させた
- ビジネス英会話ができる(TOEIC700点以上)
- 副業でスモールビジネスをしている
上記のような話が面接でできるとかなりポイントは高いです。
②適正力の見直し
内定をもらうことだけに目を向け過ぎるとあなたの適正とはギャップのある会社に転職してしまう可能性があります。
適正に合わない会社に入っても成果が出ないのであなたにも会社側にもデメリットしかありません。
適正を客観的に判断できるサービスを利用しましょう。
③転職エージェントのサポート
第二新卒の転職活動に限った話ではありませんが転職エージェントからのサポートは必須です。
戦略的な転職書類の作成、面接など無料とは思えないサポートがあります。
非公開の優良求人もありますのですぐにでも登録おすすめします。

【体験談】第二新卒の転職で成功した話
新卒で入社した会社を2年足らずで辞めて転職した話です。
会社がブラック企業だったわけではありませんでしたが昔ながらのやり方をやり続けているような社風でこのまま続けてもスキルが身につかない不安があり転職活動をした流れです。
職種は人事、総務でしたが普通に転職活動してもキャリア不足と判断されて興味は示してもらえず。
将来的に人事畑だけで仕事していくつもりもなかったのでアピールポイントとしてプログラミングスクールに入会してプログラムも組めること、英会話も勉強をしました。
自分でプログラムを組んだ成果物、TOEICの試験結果などを履歴書、職務経歴書と一緒に提出し試行錯誤しながら転職成功。
第二新卒の魅力は向上心のある人材なのか?自分で考えて工夫できるのか?がかなり重要になります。
第二新卒がやばいと思っている人からよくある質問
Q1第二新卒だと大手企業への転職は無理ですか?
結論から言えば無理ではありません。僕は内資系中小企業から大手企業へ第二新卒で転職できました。
当然ながら第二新卒でもアピールできるスキルや経験を準備しないと難しいです。
他の第二新卒との差別化が必要なのでまずは書類選考を通過するには国家資格保有や自分で積み上げた成果物(WEBサイトなど)を出せるようにしましょう。
Q2第二新卒はすぐ辞めると面接官から思われていますか?
面接官によっては第二新卒はすぐ辞めるというイメージを持っているのは確かです。
僕も第二新卒の転職面接で「すぐ辞めませんか?」と質問されたことがあります。
「正直な話すぐに辞めないと言っても信じてはもらえないと思います。」と前置きしてから前職を辞めた理由を明確に伝えることと応募した仕事で活躍する為に努力してきたことを論理的に伝えました。
結果、内定をもらえました。
面接官にも採用した後にすぐに辞めるか辞めないかは正直分かりません。「すぐに辞めませんか?」の質問に対しての対応力を見ている可能性は十分ありますよ。
Q3第二新卒はいつまでのことをいうのですか?
第二新卒に明確な基準はありません。
一般的に学校を卒業してから就職してから3年以内で転職する人を第二新卒ととらえている企業が多いです。
第二新卒はやばいのは間違いないので正しい転職活動をしよう
第二新卒はやばいのは間違いありません。良くないやばいもあなたのやり方や考え方を少し変化させるだけでまったく問題なくなります。
あなたの今第二新卒としてアピールできることは何ですか?
すぐに思いつくなら腕試しで転職活動を始めてみてあなたの市場価値がどれくらいか確認してみましょう。
もし「すぐに思いつかないなぁ」という場合は転職の専門家である転職エージェントに相談してみて下さい。あなたのことを客観的に分析してあなたの進むべき道を教えてくれますよ。




