今回は公務員でも退職代行を使って辞めることができるのか?について情報発信していきます。
結論から言うと、公務員でも退職代行を使って辞めることができます。
しかし注意が必要なのが公務員は一般企業の退職代行ではなく弁護士法人か労働組合運営を利用しましょう。
公務員であっても辞めれないわけではありませんが民間企業以上に職場と交渉することがあるので一般の退職代行だと満足いく対応ができないからですね。
今回は公務員(市役所勤務)として働いていた知人が退職代行(弁護士法人みやび)を使って辞めたと知って直接今回の記事を執筆してもらうことにしましました。
監修は転職CAFEメンバー「チカ」がしています。

【結論】公務員でも退職代行使えます!トラブルにならないための注意点

年齢 | 33歳 |
---|---|
性別 | 男性 |
職場 | 地方の市役所勤務 |
経験年数 | 10年程 |
退職理由 | 上司のパワハラ、仕事相手とトラブル |
今回は僕が公務員を退職代行を使って辞めた体験談をお話ししていきます。
先に結論から言うと公務員でも退職代行を使って辞めることができました。
法律上で職業選択の自由が認められているので当然ですよね。しかし一般企業とは少し違う点が即日退職はできないという点です。
退職の規定が違う
民間企業との規定の違いは、優先される法律が違いにあります。
一般企業 | 労働基準法・民法を優先 |
---|---|
公務員 | 国家公務員法 /人事院/地方公務員法/ 地域条例 |
このような各種法律が違うんですよね。
そのため、「2週間後に退職できる」という確約が取れているのは民法を優先している一般企業だけなんです。
公務員は公務員法などを優先するので辞めれないことはありませんが2週間後に辞めれるとは限らないことになります。
職員の休職、復職、退職及び免職は任命権者が、この法律及び人事院規則に従い、これを行う。
引用元 国家公務員法61条
公務員には辞令が必要になる
公務員の場合は「辞令」が出てはじめて正式に退職になるので辞令が出るまでの期間は退職できないということになります。
退職する時も辞令交付式がありますが必ず出席しないといけないわけではありません。僕は退職代行を利用する時に辞令交付式は欠席することを伝えました。
自衛隊の退職は困難な場合あり
参考までに僕は地方公務員でしたが公務員の中でも自衛隊はかなり特殊な辞め方になります。
国家を守っているというポジションの公務員になるので「辞めます」と言っても簡単には辞めれません。
本人が辞めたいと意向を伝えても自衛隊側が拒否することが許されています。その理由は極端な話自衛隊員の多くが一気に退職されたら国家としてのリスクを抱えてしまうからですね。
しかし、自衛隊法にも「特別な事由がある場合を除いては退職拒否できる」とありますので特別な理由があれば辞めることができるということにもなります。
第三十一条第一項の規定により隊員の退職について権限を有する者は、隊員が退職することを申し出た場合において、これを承認することが自衛隊の任務の遂行に著しい支障を及ぼすと認めるときは
その退職について政令で定める特別の事由がある場合を除いては、任用期間を定めて任用されている陸士長等、海士長等又は空士長等にあつてはその任用期間内において必要な期間
その他の隊員にあつては自衛隊の任務を遂行するため最少限度必要とされる期間その退職を承認しないことができる。
引用元 自衛隊法40条
自衛隊員が退職する場合は退職の交渉ができる退職代行を利用しないと退職を拒否されてしまう可能性がありますので気をつけてください。
公務員が退職代行を使って辞めた口コミ 【トラブルなし】

①公務員が退職代行使って無事に辞めれた
https://twitter.com/rikokun_jp/status/1528271568065163267?s=21
この方の知人が公務員を退職代行使って辞めています。
公務員とはいえ職場環境が素晴らしいとは限りません。公務員は退職代行使って辞めれないなどの噂もありますが業者の選び方を間違えなければ辞めれます。
②教師を退職代行使って辞めた
退職代行をつかって教員やめた先生いわく
「教員は案外カンタンにやめられます
だからこそ、これからどう生きたいかを大事にした方がいいです」たしかに自分がこれからどうしたいかじっくり考えたらいい
(1年も2年も行動しないのはナシだが)
そして一度決めたら
あとはひたすら突き進むのみ!— さとる@教師からの転職 (@SatoruTeacher) March 4, 2020
公務員の中でも教師は退職代行を使うことでスムーズに辞めれるようです。もちろん教師が個人で校長や教頭先生などに退職意思を伝えて簡単には辞めれません。
警察や自衛隊に比べれば退職代行を使って辞めやすいということですね。
将来のことを見据えて辞めることが大事です。
【体験談】僕が公務員を退職代行(弁護士)を使ってトラブルなく辞めた話

僕が公務員を退職代行使って辞めた体験談を紹介します。
そもそもの大前提として公務員は民間企業よりも辞めにくいという現実があります。
お兄ちゃんが公務員なのでどんな状況でも休めないとかとんでもない激務とか色々分かってたつもりだったけど、フォロワーさんがワイの旦那さんが公務員辞めれたの凄い!!って言ってたから当時のこと聞かせてもらった。
めちゃくちゃ止められまくって、最終的に県外の両親を呼び出して説得されたって。
— ぱいぱい ◜ω◝ ) (@kiraragikira) December 26, 2022
上記のようなツイートもあるようにぼくのまわりの公務員の同僚も同じようにしつこい引き止めにあってました。両親も「せっかくの公務員を辞めるなんて」という意見が多数ですからね。
公務員を辞めた理由
①上司のパワハラ
公務員の中でも市役所勤務と聞くと羨ましいと思われことがよくありますが実際はそうでもありません。
今は民間企業で働いていますが組織としての考え方が古いので上司がポンコツだと部下は大変です。
部下が物申せば恫喝されました。
昔からのやり方をそのままやり続けるしかないんですよね。僕には耐えられずによく衝突してたんです。
②長時間労働がある
公務員の中には定時出勤の定時退勤みたいな部署もありますが僕がいた部署は建前上残業ほぼなしでしたが仕事量が多すぎて終わらない状態。
民間企業よりも労働環境は悪かったですね。
③仕事相手とのトラブル
公務員なので仕事相手と言えば市民の方や業者の方です。
素晴らしい方々も多いのですが中にはクレーマーのような方や本当に家まで来て危害を加えられるんじゃないかというレベルまでありました。
そんな事が続いて精神的にまいりました。
退職代行を使ってみた結果
ぼくは市役所勤務でしたが上記で紹介したように上司からのパワハラや市民からのクレームによって病みました。
それが理由で退職代行を調べるようになって最終的に使った退職代行サービスが「弁護士法人みやび」でした。
料金は55,000円でしたが公務員は弁護士法人が安心だという情報もあったので何より安心してトラブルなく辞めたかったので選んだ感じです。
結果的に弁護士法人みやびを使ったおかげで上司から連絡も一切なくみやびの弁護士の方から丁寧な指示のもとその通りに退職に関する手続きをしただけ。
感謝しかありません!
もし今、公務員を辞めたくて仕方ないけど上司からの引き止めが嫌だな…と悩んでいるなら弁護士法人みやび公式サイトに無料で相談してみてはどうでしょう?弁護士からのアドバイスを気軽にLINEでもらえます。
決断するのもその後で間に合いますよ!

公務員はバックレ退職するとトラブルのでそれだけはやめよう

公務員は無断欠勤やバックれをしてしまうと懲戒処分を受けてしまうことになります。1日だけでも無断欠勤をすると処分対象になります。
21日以上無断欠勤すると懲戒免職になります。公務員での再就職への影響はもちろんのこと民間企業への転職にも悪影響です。
ア 正当な理由なく10日以内の間勤務を欠いた職員は、減給又は戒告とする。
イ 正当な理由なく11日以上20日以内の間勤務を欠いた職員は、停職又は減給とする。
ウ 正当な理由なく21日以上の間勤務を欠いた職員は、免職又は停職とする。
引用元 人事院 懲戒指針
もし公務員で退職したい場合は将来のことも考えて退職代行を利用して退職した方が賢明なのは間違いなさそうです。
公務員の退職代行選び方は?弁護士法人か労働組合運営を使うとトラブルなし

冒頭でご紹介したように公務員が退職する場合は「交渉」が必ず発生します。
その為、交渉ができる退職代行サービスを選ぶ必要があります。
代行の範囲 | 交渉 | |
---|---|---|
弁護士法人 |
| ⭕️ |
労働組合 |
| ⭕️ |
一般企業 |
| ✖️ |
上記の表のからお分かりのように労働組合・弁護士法人を選ぶ必要がありますね。この2択の中でもよりおすすめなのが弁護士法人です。
労働組合でも交渉はできますがより安心して依頼するには公務員の退職代行の実績があるかどうかも必要になります。
もし民間企業の退職代行しか実績のない退職代行サービスだと公務員(消防・警察・教員・役所・自衛隊など)の相手方の反応やルールなどにスムーズに対応できない可能性があります。
その点、法律のプロである弁護士であれば全く問題なく公務員の退職もスムーズにカバーしてくれますよ。
①弁護士法人を選ぶ
弁護士法人は間違いなくすべての職種に対応できます。
しかも職場も弁護士から連絡が入るのとよくわからない退職代行サービスから連絡が入るのでは影響力が違います。
特に公務員はお堅い風潮があるので柔軟に対応するとは考えない方が無難です。逆に弁護士からの連絡となればスムーズに話が進みます。

②公務員の退職代行実績があるか確認
弁護士法人だとほぼ大丈夫ですが念のため公務員の退職代行実績があるか確認しましょう。
公務員と言っても教師から自衛隊まで幅広いので事前に細かく確認して選びましょう。
③公務員実績があれば労働組合運営もあり
弁護士法人に依頼するのがベストですが料金は高くなります。
少しでも抑えたいなら労働組合運営の退職代行を検討します。労働組合運営も職場との交渉はできますので退職でトラブルになることはほぼありません。
もちろん公務員退職代行実績があるかの確認は必須です。
公務員におすすめトラブルなしの退職代行は弁護士みやび

【公式】https://taishoku-service.com
僕が使ったのが「弁護士法人みやび」です。
退職料金 | 55,000円 |
---|---|
金銭請求 | 成功報酬20% |
対応時間 | 24時間 |
弁護士 | 佐藤秀樹 |
所在地 | 東京都中央区銀座7-13-8 第二丸高ビル4階 |
弁護士法人みやびは退職代行料金も55,000円とはっきりと記載されています。弁護士法人によっては料金が不明瞭な場合もあることからも安心感がありますね。
弁護士法人でありながら24時間対応してくれているので安心して使いました。
当然ながら弁護士法人のため、ハラスメントや精神的な問題から通院した診療代も請求することもできます。
\退職代行料金:55,000円/
弁護士法人みやび公式サイトにジャンプします。

公務員が退職代行をトラブルなく使う流れ 4ステップ

退職代行の利用の流れは民間企業の退職と一緒の流れになります。簡単な4ステップでできますよ。
①無料相談
まずは弁護士法人みやび公式サイトに相談をします。LINEで手軽に相談ができますので退職代行の内容や疑問を全て聞いてみましょう。
上記でおすすめした弁護士法人みやびもLINEで気軽に相談できます。相談だけなら無料ですから心配はいりません。
②料金支払い
退職代行の心配や疑問が解決されたら正式依頼をして料金支払いです。
退職代行サービスごとに支払い方法は色々ありますので指定された方法で支払うようにしましょう。
退職代行みやびは銀行振込みになります。
③退職代行の実行
料金支払いが確認できしだい打ち合わせをした退職日に退職代行を実行してくれます。
依頼者であるあなたがすることは一切ありません。ただ退職代行の完了報告を待つだけですね。もし退職代行がなされた後にあなたに職場側から連絡が入ったとしても基本的にはスルーで大丈夫です。
そこで電話に出てしまうと退職代行に依頼した意味がなくなります。僕が退職した時には連絡は一切ありませんでした。
④辞令をもって退職
辞令が出てから正式に退職になります。職場に返却する物があればまとめて郵送返却しましょう。

公務員も退職代行を利用してトラブルなしに気持ちよく辞めよう

今回公務員から退職代行を使って辞めた話をしてきました。
公務員も実際に働いてみないと分からない大変さもありますね。公務員でも民間企業の社員と同じように退職代行を利用して退職することができるのは今回安心感につながりました。
唯一の違いは、民間企業のように即日退職することは難しい場合があるということぐらいです。
公務員も有給休暇がありますので退職代行に依頼する前に自分の有給休暇の残りがどれぐらいあるかを確認しておくとスムーズに話が進みます。
ぜひ、退職代行を利用して新しい道を進みましょう。
