今回の記事を担当するのは転職CAFEメンバーのアタルです。
結論から言うと「離職票は会社に依頼すれば発行してくれます。」
万が一、会社が発行してくれない場合はハローワークへ相談すると解決しますので安心してください!
離職票は失業保険を受給するときに必ず必要になりますので今回必要な知識をつけてトラブル回避していきましょう。
離職票は失業保険の受給に必要な大切な書類
離職票は「あなたが会社を辞めた証明」になります。
そのため、無職になった人が貰える失業保険の受給に必要になります。
失業保険を受給するもしないも個人判断に任されてるので離職票を持って申請しないといけません。
放置していても自動的に支給されないので注意が必要です。
離職票と言っても2種類あります。
離職票① | 失業保険の振込先の情報を書く書類 |
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離職票② | 退職理由、退職前半年の給料が書かれている書類。 |
離職票-2の内容をもとにあなたに支給される失業保険額や支給日が決められることになります。
ざっくりと下記のようなルールがあります。
- 退職理由 (自己都合/会社都合)
- 支給日 (3ヶ月後支給/7日間前後)
離職票は①と②がセットになって手元に届きますのでしっかりと受けとりすぐにハローワークで申請しましょう。
離職票に関するよくある質問
Q1 離職票は発行を依頼しないともらえない?
離職票は退職者が発行を依頼しないともらえないことが多いです。
離職票は源泉徴収票とは違い次の職場が決まっている場合は必要ないからです。
あなたが退職してしばらく働かない場合は離職票が必要であることを必ず会社側に伝えましょう。
Q2 離職票はどれぐらいで届くの?
離職票が手元に届くまでに決まりはありません。だいたい退職してから10日前後ぐらいだと思っておけばOK。
会社によっては郵送費をケチって取りに来るように言うかもしれませんが郵送でお願いしましょう。
Q3 在職中に離職票依頼を忘れても退職後に依頼できる?
わたしが経験した会社では離職票が必要かどうか確認されず発行依頼せずに退職。
しかし、退職後に離職票依頼をしたら10日前後ぐらいに郵送で届きましたので心配いりませんよ。
Q4 離職票が発行されないことはある?
離職票が発行されないときがあります。
正社員や契約社員であればほぼ雇用保険入ってます。
しかしアルバイトのような働き方の場合、週に20時間未満になり雇用保険に入ってないことも。
そのときは失業保険を受給できません。
Q5 転職先が決まっていると離職票は必要ない?
基本的には必要ありません。
しかし、わたしが転職した職場では離職票の提出も言われたことがあります。
恐らく会社側が念のため本当に退職したのかどうか確認したかった⁉︎からだと思います。
また、転職先が決まっていても入社日までに内定取消しや倒産もありえるので離職票発行依頼しておくと何かと便利ですよ。
発行は無料です。
Q6離職票が手元に届いて確認することは?
離職票が手元に届いたら内容を必ず確認しましょう。
その内容が必ず正しいかどうか確認。もし間違いがあればハローワークに相談し訂正してもらう必要があります。
退職理由も自己都合、会社都合で失業保険支払いで大きな差がでます。
Q7 離職票と退職証明書の違いは?
公的書類かどうかの違い
離職票は公的書類になります。
逆に退職証明書は公的書類ではないという違いをまずおさえておきましょう。
必要な用途による違い
離職票 | 退職証明 |
失業保険 | 国民健康保険 国民年金 |
上記のような目的の違いがあります。
手元に届く時期の違い
離職票 | 退職証明 |
10日前後 | 数日 |
上記のような違いがあります。
Q8離職証明書はなに?
離職証明書は会社側がハローワークに提出する書類です。
退職者が関わることはありませんので離職票の確認に注意しておきましょう。
離職票の書き方
離職票の書き方をご紹介します。
離職票-①
離職票①は失業保険の振込先情報が主になります。
そのため、記入することは下記の項目です。
求職者給付等払渡希望金融機関指定届、口座番号や銀行名などの情報を書くだけです。
離職票-②
離職票②に関しても難しくはありません。
書く項目は下記3点。
離職者記入欄
離職理由に該当するものにチェックをつけます。
ここで注意点として初めから事業主記入欄には辞めた会社側がチェックをつけています。
そのため、あなたの退職理由と間違いがないか気をつけておきましょう。
会社都合と自己都合では大きな違いがありますよ。
具体的事情記載欄
離職した内容を具体的に記載する場所です。
離職者本人判断、署名
離職票の署名をします。
退職するときは離職票は必ず発行依頼しよう
離職票は退職者にとって必要な書類です。親切な会社は退職者に確認してくれますがスルーしてくる会社もあります。
失業保険を貰うには必ず必要なので早めに発行依頼しておきましょうね。