ぼくはこれまで転職5回以上経験しています。
これだけ転職をしているといわゆるブラック企業で働いた経験とホワイト企業で働いた両方の経験があります。
結論から言うと「ブラック企業ランキングに入るような会社と同じ環境の会社で働いているならすぐにでも辞めること」です。
ブラック企業で最初から働いていると洗脳されて自分がブラック企業で働いていることすら気付かずに会社にどんどん搾取されていきます。
20代のあなたがブラック企業で長く働く必要性はまったくありません。ブラック企業で耐えながら頑張って働いていても体調崩したら捨てられるだけです。
しかも仕事のスキルは忍耐力ぐらいしかつかないという悲惨な末路になります。
今回ぼくの体験談からブラック企業の特徴と対処法をご紹介します。ぜひ今働いている職場がブラックだと気付いたらすぐに対処法を実践して下さい!
ちなみに、グレー企業やホワイト企業の特徴も知りたい方はどうぞ!
ブラック企業とは?20代を大量採用して離職に追い込む

ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワーハラスメントによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」(今野晴貴による定義)を指し、就職を避けるべきとされている職場である。
引用元 Wikipedia
ブラック企業は雇っている労働者を奴隷のように扱う企業のことです。
安い給料で好きなだけコキ使えるので雇用主としては最高の環境ですよね。ハラスメントも横行しています。
特に日本は新卒一括採用で退職すると言い出せば「裏切り者」「絶対に成功しない」と言いながら恐怖を与えて引き止めます。

ブラック企業の業界特徴ランキング
ブラック企業が多いと言われる業界を紹介します。
①IT業界
IT業界は年々業績も各社上がっており成長業界No.1であることは間違いありません。
しかし一部のIT企業では成長業界であるがゆえに現場にはかなりの成果を求めてきます。
そうなると現場の労働環境も必然と厳しいものになります。
②公務員
公務員は日本では人気の就職先です。
しかし昔ながらの体質が残っていることも多いので20代にとっては大変な面もあります。
当然ながら公務員は地域住民の方々が仕事相手になるので休日も気が抜けないこともあったりします。
https://mans-hideout.com/public-officer-black/
③公共交通業界
バスや電車などの公共交通機関の運転手は小さい子どもたちの憧れの職業ですが現実はかなり大変な仕事です。
特にバスの運転手の過酷な実態を下記の記事に詳しくご紹介しています。

④飲食業界
飲食業界はブラック企業と言われやすい業界です。
サービス業でもあるのでお客さんを優先にする為に営業時間が長かったり設定料金を上げれずに経営もギリギリでやっています。(日本は50円でも値上げしたらお客さんが離れます)
そうなると働いている人たちにしわ寄せがくるのも当然です。
https://mans-hideout.com/inshoku-black/
⑤製薬業界
製薬業界は昔からブラック業界として有名です。
医師に対する接待もかなり過酷で休みの日はほとんど絶対で潰れてしまうという地獄…(今は改善されています)
特にMRは売上げに対するノルマが厳しいのは昔も今も変わりません。

ブラック企業職種ランキング
ブラックは職種によっても違います。ブラックと言われやすい職種を紹介します。
①工場勤務
工場勤務は日勤、夜勤などのシフト制で働く方法です。
夏場は汗だくになりながら働いて油まみれになりながら働き肉体労働のイメージが強いですね。

②営業職勤務
営業職はブラックとよく言われます。
男性が多い職種でもあり気合と根性の昭和スタイルが今でも残っていると言われる職種です。
営業職と言っても営業スタイルが新規開拓営業であったりルート営業であったりと違いますし取り扱う商品が違うので内容によってブラック度は違ってきます。

厚生労働省が発表する労働基準関係法令違反に係る公表事案とは?

厚生労働省は定期的に労働基準法に違反した企業を公表しています。
それが「労働基準関係法令違反に係る公開事案」
労働基準法違反をしている企業はどう考えてもブラック企業といえますのでブラック企業を取り締まる意味合いにもなっています。
令和4年に公表された企業の一部を紹介します。
(有)丸松青果 |
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平栗建設(株) |
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(株)グローバル・ソリュー ションズ・サービス |
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ブラック企業大賞!受賞企業はどこ?

ブラック企業大賞という名前で毎年ブラック企業を発表しています。
2020年ブラック企業大賞

画像引用元: ブラック企業大賞サイト
2020年は新型コロナウイルスの影響で中止になっています。
2019年ブラック企業大賞
2019年ブラック企業大賞をご紹介します。
- ハラスメント
- 長時間労働
- 低賃金
- コンプライアンス
- 派遣依存度
- 未払い賃金
- 育休、産休制度
- 派遣差別
- いじめ
- 労働組合への敵対度

画像引用元:ブラック企業大賞
2019年ブラック企業大賞は三菱電機(株)でした。
下記の記事に三菱電機の不祥事をまとめています。

ブラック企業を見分ける方法はある?

ブラック企業は誰でも避けたいですが実際に働いてみないとわからないのも正直なところです。
実際に2019年に大賞を受賞している三菱電機は日本のトップ企業であり部門によっては世界シェアNo.1の製品を供給しています。
給料も高く誰もが知っている大企業なので三菱電機の製作所がある地方の地域では「三菱電機で働いている男性と結婚したい」とキャーキャー言われていました。
しかも国立大学の大学院卒のエリートたちが毎年入社します。
見極める方法としてはネームバリューや給料の高さだけでなく実際に働いている社員や退職した元社員の口コミサイトを参考にすることをおすすめします。
企業口コミサイトは「転職会議」が無料で手軽に使えるのでぜひ活用してください。

ブラック企業で働いてしまった時の対処法

今回ご紹介したブラック企業の特徴であなたの企業が当てはまる場合はなるべく早く対処することをおすすめします。
ブラック企業は社員を安い給料でコキ使うことで最大限の利益を上げています。そうなると給料を上げたり働く時間を短くするとこれまでの利益を維持するのは難しいですよね?
経営者からすれば何としても最低でも利益維持で普通は利益増の指示を出すので結果的に現場にしわ寄せが来るという末路…
①転職して早く逃げる
今の時代は転職しながら給料をアップさせたり職場環境を上げていく方法がベストです。
昔は転職すると年収が下がると言われていましたが今は転職先の選び方を間違わなければ20代は年収アップも期待できます。
年収アップの転職を成功させるには転職エージェントの活用は避けられませんので必ずサポートしてもらいましょう。

②退職するには退職代行を使って辞める
転職先が決まってもそれで終わりではありません。
ブラック企業を辞めるのは簡単にはいきませんので注意が必要です。
「退職します」と言ってもしつこい引き止めはもちろんのこと脅しや嫌がらせ行為などもありえます。
そうなると個人の力だけでは退職できないかもしれません。そんな時は退職代行を使って下さい。
退職代行を使うとあなたは一切退職交渉をする必要がなく
- 退職交渉
- 有給休暇消化
- 退職金交渉
- 未払い賃金交渉
少なくとも上記のことをやってくれます。
ブラック企業で働いているあなたが使わない理由はありませんよね?
【まとめ】ブラック企業は早めに辞めて新しい道を進むのがおすすめ

今回ブラック企業や業界をご紹介してきました。
貴重な20代にブラック企業で長く働くことで体調を崩してしまった知人がいました。結果的にうつ病と診断されてしばらく休職。
復帰はしてましたが日々職場に対する不満ばかりを聞かされました。
数えられないぐらい企業があるのに職業選択の自由が認められている日本で生活しているのに…かなりもったいないですよね?
あなたにはブラック企業のせいで潰れて欲しくないのでぜひ転職活動を今から少しでも始めて欲しいです。



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