わたしはこれまで退職を3回以上していて退職のとき嫌がらせを受けたので労働基準監督署に相談した経験があります。
結論としては「退職の嫌がらせを労働基準監督署に通報や相談することはできますが対応に期待できない」です。
労働基準監督署は労働基準法違反に関する対応がメインですし1人の労働者が1回2回労働基準法違反の嫌がらせを受けたとしても実際に対応してくれるまでに証拠集めから実行に至るまでかなりの期間が必要になります。
そこで今回は退職の嫌がらせを受けたときの労働基準監督署への相談方法とそれ以外のおすすめのやり方を体験談をもとに紹介します。
退職の嫌がらせは労働基準監督署に通報できるが期待はできない

結論から言うと「退職のときの嫌がらせ相談はできますが直接対応は難しい」
労働基準監督署は、労働基準法その他の労働者保護法規に基づいて事業場に対する監督及び労災保険の給付、労基法違反の取締捜査、労働安全衛生法等による免許の選任、就業規則の検認、届けを行う厚生労働省の出先機関である。
引用元 ウィキペディア
しかし、労働基準監督署は簡単に言うと労働基準法を各社が守っているかどうかを監視していて違反している場合は是正(違反を改善するよう指示)する機関です。
できること | できないこと |
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|
上記の表のように労働基準監督署はできることとできないことが分かれていますので労働に関する全てのことを対応してくれるわけではありません。
労働基準監督署を動かすにはかなり準備が必要
退職するときに嫌がらせを受けていることを労働基準監督署に相談しても会社に直接乗り込んで指導してくれるにはかなりハードルが高いです。
労働基準監督署としても当然ながら会社側へ対応するにはそれなりの材料(証拠)がないと会社側から反論されて終わり…になってしまうので相談者へ証拠がどれぐらいあるかの確認がされます。
労働基準監督署に相談するときは上司の発言の録音やメールのやり取りなどを複数準備して相談しに行く必要があります。
労働基準監督署に相談・通報する流れ
- STEP1相談
労働基準監督署は各地域にあるので自分の働いている地域にある労働基準監督署に連絡を入れます。相談の方法は主に下記の3点。
相談方法 連絡先 直接行く 各地域の所在地 電話する 署内直通の連絡先(平日午前8時30分〜午後5時15分) 労働条件ホットライン(夜間や土日対応)
メールする 労働基準関係情報メール窓口(相談対応ではなくあくまでも情報提供の窓口) - STEP2証拠情報の提供
実際に労働基準監督署に連絡すると担当者からは会社側の違法が証明できる証拠の提供を求められます。
例えば上司が口頭で労働基準法違反になるような発言をした録音データであったりメールでのやり取りなどです。
証拠となる材料は多いことに越したことはありませんので多めに集めておきましょう。
- STEP3是正対応
提供された証拠をもとに電話で会社側へ状況確認や是正勧告をするケースや実際に会社側を訪問して直接是正勧告をします。
上記の流れが主な流れにはなりますが実際には担当者がどこまで突っ込んで対応してくれるかは状況によって違います。
労働基準監督署に対応してもらっても効果は薄い
労働基準監督署にかなりの準備をして相談しに行ってスムーズに話が進んだとしても会社に是正(指導)連絡をするぐらいです。
それでもある程度の期間で改善されない場合にはそれなりの対応をする段階に入りますがあなたの退職までに1つ上の対応まではいかない。
退職を拒否されていた場合は退職が認められることになるかもしれませんが退職日までの日々はあなた自身が対応(嫌な顔をされながら有給休暇お願い、引き継ぎ交渉など)することになります。
退職日まで辛い日々を過ごすことになることは予想できますね?
退職のときの嫌がらせを解決するやり方

退職するときの嫌がらせを労働基準監督署に助けてもらう以外で解決するやり方を紹介します。
退職を認めてもらえないなら退職届を本社人事部へ提出する
退職のときの嫌がらせとして「そもそもの退職を認めない」という嫌がらせがあります。
そんなときは上司からの退職の承認を諦めて退職届を作成して人事部に提出しましょう!
実際にわたしがこれまで退職経験3回以上の中で上司が退職を認めようとしなかったので「退職届を作成したので人事部に提出しますがいいですか?」と言ったら上司が諦めたことがありました。
労働者は自由に退職することは法律で認められているので退職届を提出することで退職を認めない嫌がらせを解決できます。

退職が決まった後への嫌がらせには有給休暇を使って休む
退職が決まった後にも退職日まで嫌がらせがあります。
退職が決まってから急に仲間外れにしたり雑用を押し付けたり話しかけても無視したり悪口を言ったりということです。
わたしも退職日までの同僚からの嫌がらせを経験しましたが上司に相談しても対応してくれませんでしたし目の前の仕事にも影響はしたので有給休暇を全部使って休みました。
辞めたら一生関わらない会社で嫌がらせに耐える必要性はなし!

引き継ぎの嫌がらせは引き継ぎ書で解決する
退職のときに大変なのが引き継ぎです。
引き継ぎでも嫌がらがあります。わざと引き継ぎスケジュールを決めずに有給休暇を使わせない嫌がらせや引き継ぎ期間の細かい報告書の提出など嫌がらせがあるんです。
わたしが引き継ぎで受けた嫌がらせは引き継ぎスケジュールの先延ばしでした。引き継ぎスケジュールをわたしから上司に提案しても「検討する」のみで一向に決まらなかったんですね。
同僚の1人から「上司がわざと有給休暇を取らせないための作戦だよ」と教えてもらえたことで気づきましたが陰湿な嫌がらせでした。
そこでわたしは引き継ぎ書を事前に作成はしていたので引き継ぎ書を上司に提出して残りの有給休暇を全て消化して終わりと言う流れを強引に進めました。

すべてを一発で解決するには退職代行
退職を上司に伝えてから態度が豹変するのはよくあります。上司はまわりの部下も巻き込んで嫌がらせをしてきます。
それをあなた1人で戦うのもハードルが高いですし退職を自分の中で決めているのにわざわざ労力を使って交渉していくのって無駄だと思いませんか?
上記のような状態だったわたしは退職代行を使って一発で解決しました!
わたしの場合は退職も認めてくれないし認めるどころか嫌がらせがひどくなるような状態だったので退職代行を使って解決しました!
すべての職場で使う必要はないかもしれませんが困っていたり労力がそもそもムダだなぁ…と思ったら退職代行を考えてみましょう!
やめる時もありがとうございました言いたくなさすぎて退職代行使ったし
マジでトラウマレベルにクソ
— 羊美味夢(らむみ〜む) (@Lonely_wolf_san) April 3, 2023
ちなみに、わたしは労働組合運営の退職代行SARABAを使って会社と即日出勤できない交渉と有給休暇交渉してもらいました。
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【体験談】わたしが退職のときヤメハラ嫌がらせを労働基準監督署に相談した話

わたしはこれまでに退職経験が3回以上あって退職のときに退職を認めない上司に悩んでいたときに労働基準監督署に相談したことがあります。
自分が住んでいる地域の労働基準監督署に連絡をして相談をしたら勝手にすぐに対応してくれるものだとばかり思ってたんですね。
しかし、現実はそんなに甘くはありませんでした…
ざっくりと当時の労働基準監督署の担当者とのやり取りがザックリと上記のような感じでした。
わたし自身も未熟なところが多かったので相談する前の準備不足もありましたが会社への指導として相談者側のわたし達が満足いくには相当な労力がかかることは実感しました。
労働基準監督署に相談するときの材料の1つとして診断書を持っていくというのもやり方の1つです。相手の担当者に対しても真剣度が伝わります。
退職のときに困っているなら労働基準監督署に相談する手間と会社側への影響力を考えたら退職代行使ってサクッと辞めて新しい道を進むことが20代にはおすすめです!
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退職のとき嫌がらせを労働基準監督署に相談するときによくある質問

Q1退職嫌がらせの仕返しする方法はありますか
退職の嫌がらせの仕返しは
- 押し付けられた雑用はすべて拒否
- 有給休暇はすべて消化する
- 引き継ぎが終わってなくても引き継ぎ書で終わる
- 退職代行でいきなり辞める
上記の4つが合法的に仕返しができます。1番おすすめは退職代行です!

Q2ヤメハラの嫌がらせはどうしたらいいですか
ヤメハラの嫌がらせには退職届を作成して人事部に提出することを上司にアピールするか黙って人事部に郵送するかの2択が現実的です。
それでも退職届を上司が預かっておきながら捨てることもあるので2部作成しておいてその後の状況は逐一確認することをお勧めします。
退職のときの嫌がらせを労働基準監督署に相談するよりも自分のための時間にする方が賢いよ

「退職のときに困った=労働基準監督署」というイメージがありますが現実は満足いく流れにはなりません。
退職をしたいあなたや退職することが決まった後のあなたが困っているときに労働基準監督署がフルサポートをしてくれない認識でいてください!
わたしは退職で困ったとき助けてくれたのは労働基準監督署ではなく退職代行でした!退職代行に助けてもらったことで体調も回復しましたしその後の転職も成功できました!
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