わたしはこれまで転職経験が3回以上で、やばい会社から逃げた経験もあります。
結論からいうと「やばい会社は早く逃げた方がいい」
わたし以外にも「やばい会社」で働いていて苦労しながら退職した知人を100人以上は知っています。
そこで今回はやばい会社をスムーズに逃げる方法を紹介します!
やばい会社から確実に逃げる方法【ケース別】

前提としては、次の転職先が決まっていることが重要です。体調不良などは除いて転職先が決まってない場合・転職選考中で退職するのはおすすめしません。
次の転職先が決まっていれば強い気持ちと色んな手段を使えば絶対に辞めれますので安心して下さい。
①退職のやり方を知らない
20代で初めて退職する場合「上司に辞めると伝える」ぐらいは分かってもそれ以外わからなくて当然です。
結論として、「辞める」という意思表示を上司に限らず本社人事部にでも口頭・文書(退職願)で伝えるだけです。
労働者の退職は法律で守られているので会社側が「認めない」「許さない」なんてそもそも言う権限はありません。
それでも現実的には退職手続きが前に進まないときがあります。その時は下記3段階方式で対応をまとめました。
転職CAFEメンバー全員転職経験ありで自遊人パパに関しては5回以上も退職経験あるので完璧な退職マニュアルを体験をもとに作成しました。
【1次対策】
- 直属上司に時間を確保してもらい1対1で退職を伝える
- 退職理由、退職日、有給休暇取得を伝える
【2次対策】
- 信頼のおける同僚に相談して直属上司への働きかけをお願いする
- 直属上司が話しにならない場合は人事部/他の上司(直属ではない上司)に依頼する
やばい企業の場合は全部の部署が正しく機能してないことがあります。
【3次対策】
- 退職願を郵便で本社人事部宛に内容証明郵便で送る
- 離職票の発行依頼の手紙作成し郵送(すぐに転職先に行かない場合のみ)
- 借りてる物(スマホ・名刺・社章・車キーなど)を着払いで送る
- 有給休暇が残っていれば全て申請をしておく
- 個人スマホを知られているなら全部無視
- 1人暮らしの自宅を知られているなら(実家帰省・友人宅・ネットカフェ・カプセルホテル)
上記の1次対策、2次対策、3次対策の順番で問題なしです。

②上司に伝えるのが怖い
やばい企業はパワハラ上司が多いので「退職したい」なんて死んでも言えないですよね。そういう時は、下記2点の方法です。
パターン①
- あなたの退職日から逆算して2週間前に「退職届」が人事部に届くように郵送。
↓
- その後、退職日までに貸与されてる物を郵送。
↓
- 退職日を迎える。(2週間は有給休暇消化・欠勤)
パターン②
- 退職日から逆算して1ヶ月前ぐらいに「退職代行」に依頼
↓
- パワハラ上司/本社人事部に退職を代わりに伝えてもらう
↓
- 退職代行によっては有給休暇交渉なども可能であり1度もパワハラ上司と対面することなく退職
上司は体育会系パワハラ上司だったので「退職したい」と伝えたら怒鳴られました(泣)
10年以上前で退職代行があること自体知らなかったので直接攻め込みましたが撃沈しました。信頼できる別の先輩が仲に入ってくれたので結果的に無事に退職はできました。
一歩間違えたら今でも奴隷のように働いていたかもしれません、、、
パワハラ上司が退職許してくれるかもと期待するのはやめて退職代行使いましょう。
③嫌がらせされないか心配
退職を伝えると嫌がらせされるんじゃないかと心配。結論から言うと、退職を伝えたあとに嫌がらせ行為はあります。
例えば
- 有給休暇取得させない
- 引継ぎ書の出し直しを繰り返す
- 貸与品のキズや破損の弁償代請求
- 借り上げ社宅を無理矢理引越しさせる
上記は、ぼくが体験した嫌がらせです。
上記のような嫌がらせは個人で1つ1つ論破することも可能ではあります。事前に言われそうなことの想定問答を作成し準備しておくといいですよ。
それすらパワハラ上司とやりとりしたくない場合はすべて代行してくれる「退職代行」を利用した方が圧倒的に楽です。
追加で1つ注意点として、1度退職意向を伝えてからそのままずるずる働くと嫌がらせにあいます。
そのため、1度退職を伝えたら絶対に辞めましょう。
なぜなら、退職を1度伝えてから説得されて残ってしまった同期が嫌がらせにあったからです。
同期はその後、重要な仕事は任されない・「他の会社ではやっていけない」と事あるごとに繰り返し洗脳みたいに言われてました。
④同僚から嫌われるか心配
結論から言うと、嫌われても関係ありません。退職すると伝えてから手のひら返して責めたり文句言ってくる人はあなたには必要ない人だと割り切りましょう。
僕もこれまで5回以上退職をしてきましたが文句言われたこともあります。逆に応援してくれた人もいます。
応援してくれた人とは今でも定期的にご飯食べてお互いを刺激しあってますよ。新しい職場でいい出会いは必ずあるので新たな出会いを楽しみましょう。
⑤退職を伝えてから退職日までの仕事がつらい
退職を伝えて即日退職は基本的にできません。退職を伝えてから出社する毎日はつらいですよね。(文句やイヤミ言ってくるやつもいます)
その対策としては
- 強い気持ちで割り切る(失なうものはないので全てに言い返してスッキリする)
- 退職代行にお願いして退職日までに一切出社しない
経験上として、やばい企業(新卒の会社)を退職するとき退職日までの出勤は気持ちが前向きには正直なりませんでした。
退職経験者としてのアドバイスは退職する会社に余計な精神を使うのはムダです。あなたにとって退職すると決めた以上気持ちの中で重きをおくべきは次行く新しい会社ですよ。

⑥今の会社じゃないとうまくいかないか不安
退職を伝えた後にやっぱり今のまま続けた方がよかったとならないか不安になることはあります。
人間の脳は自然と慣れないことを嫌がる習性があるからです。確かに次の会社でうまくいくかは誰にもわかりません。
背水の陣でいくのもいいですが少しでも不安を減らしたいなら下記2点を同時に進めていくといいですよ。
- 資格取得
- 自宅でできる副業をする
上記2つは転職CAFEメンバー3人がそれぞれ本業をしながら実践していることです。
ぜひ参考に!
やばい会社は辞めにくい?辞めにくい理由を解説

やばい会社は入社しやすいですが退職はしにくいという特徴があります。
人手不足
やばい企業は一般的に利益率が低い会社がなりやすいです。
利益率が低いと最低限の人数で人件費をおさえます。そのため、1人の仕事量が増え退職者が増えるという悪循環。
1人でも辞められたら管理職が退職者の仕事をカバーしないといけなくなる可能性もあり全力で引き止められます。
https://mans-hideout.com/inshoku-black/
悪い噂を流されたくない
退職者は辞めた会社の悪口を言います。そのため、やばい企業は嫌がります。
やばい企業ほど退職前に退職後に会社の誹謗中傷をしない、誹謗中傷した場合損害賠償請求しますという誓約書にサインさせられます。(経験談)
特になんの法的拘束力もないですがそれぐらいやばい企業ほど悪い噂を気にして辞めさせないようにします。
新入社員採用する費用がかかる
新入社員を採用するとスマホ、PC、制服など準備に費用がかかります。
やばい企業であれば研修している余裕もないのですぐに馬車馬のように働かせたいです。
仕事のミスされても困るので慣れている社員を引き止めてそのまま働かせたい裏事情があります。
早く逃げた方がいい「やばい企業」と言われる特徴

たまにやばい企業のような厳しい環境で働くと成長が早いという人がいます。
結論から言うと「間違いです」
メリットはありません。実際にわたしが入社した会社がクソ会社でしたが成長が早いと思いませんでした。
仕事量が多すぎる
仕事量が明らかに多すぎる会社は「やばい」です。
よくあるパターンとして利益の少ない会社や利益が減ってきている会社は利益をくれるような取引先の提案をどんどん取り入れます。そうすると現場で働いている社員たちは取り入れた提案の仕事を追加して処理しないといけなくなるんですよね…
成果が出た分だけ毎月の給料が上がればいいですがそういうわけではないので残業しないと終われない末路であったりやってもいないことをやったと報告するような嘘が日常化します。
給料が安い
給料が安い会社はやばいです。
当たり前と言えばそれだけなんですがやばい会社の社長もバカではないので安い給料だという認識を社員に持たせないように戦略を立てます。
上記のようなことを昔わたしが働いていた会社の社長は毎月の会議で発言してました。
最初は「嘘くさいなぁ」と思ってましたが毎月のように話を聞かされるの一種の洗脳状態になって社長を信じようとなったんですね。
どちらにせよ、給料が安い会社が素晴らしい!ということはないので早く逃げることをお勧めします。
休みが少ない
休みが少ない会社はやばい会社です。休みが少ないといっても会社としての公式の休みは他の会社と変わらないですが簡単に有給休暇が取りづらい会社のことです。
休みが取れない会社がやばいのは働いているあなたが今の会社のこと以外を考える余裕がなくなるからです。有給休暇や連休のときに自分のこれからのキャリアを考える貴重な時間だったりしますがその考える時間がないので今の会社に全力で依存するしかなくなります。
上記を続けることで会社の奴隷という結果になります。
副業禁止
副業は今は国が推奨していることなのでその副業を禁止にしているような会社は「やばい会社」確定です!
しかし、各社ともに就業規則を変更して「副業OKだけど上司の承認とること」と記載されていたりします。
実際にわたしが経験した職場で上司に「副業しても大丈夫ですか?」と相談したときに本社に確認してもらったら
副業の仕事内容まで会社に報告をして状況確認を定期的にされるという残念な回答だったんです。今の仕事に加えて自分のために副業していることを会社にまで内容を報告しないといけないなんて奴隷みたいな感覚…
実質的に副業をさせないための会社の作戦ということですね。
ハラスメントが横行している
ハラスメントが日常的にある会社は当然ながらやばい会社です。
ハラスメントに関しては受けた側の気持ちが重要になることや逆パワハラなんかもあるのでかなり判断が難しいのは事実です。
どちらにせよ罵声や嫌がらせが明らかにあるような会社はやばい会社と判断してOK。
人材の入れ替わりが激しい
働いている社員が辞めては新しい人を雇っている繰り返しのような会社はやばい会社です。
辞める社員がいるのはどこの会社も同じですし一定数の社員が辞めていくのはある意味で健全な会社だとも言えます。
しかし、社員の入れ替わりが激しい会社はダメ社員ではなくエース社員が辞めて行っている可能性が高い!
そんな会社はやばい会社!

やばい企業を逃げるときによくあるトラブル

有給休暇取得させてくれない
退職するときの有給休暇取得はもめます。
会社側や上司からすれば楽して辞めていくのが気に入らないだけです。正直あなた1人が有給休暇消化して辞めても会社はまわります。
有給休暇は全部消化してこれまでつらかった仕事を忘れる貴重な時間にしましょう。

離職票が発行されない
離職票は失業保険をもらうときに必要なので次の転職先が決まっているなら必要ありません。
会社によっては離職票を発行してくれない会社があります。会社は依頼があれば発行しないといけない義務があるので退職後でも発行依頼しましょう。
わたしがやばい企業を辞めた時に「離職票の発行」依頼をしましたが1ヶ月以上経っても発行されなかったのでわざわざ手紙を書いて催促した経験があります。
失業保険をもらう人にとっては死活問題なので気をつけておきましょう。

損害賠償請求
やばい企業であれば何かと理由をつけて損害賠償請求してくることもあります。
基本的に一般社員が辞めるときに大きな損害賠償請求をするようなことはありませんが小さい金額で修理代や貸し出してもいない物を返却するように指示してきて弁償させるようなことは可能性として大いにあります。
損害賠償請求はほぼないと考えておいてもいいですがもしされたら弁護士へ相談しましょう。
【体験談】わたしがやばい会社を無事に逃げれた話

わたしはが実際に「やばい会社」から逃げた体験談を紹介します。
やばい会社を逃れた話
やばい会社を逃げたのが給料が安いうえにハラスメントが横行していた職場でした。
わたしのメンタルも限界に近づいてきたんですが上司に相談しても
と言われるだけ…
このままだと一生奴隷のような生活を送ることになる…と思って退職代行にお願いしました。
退職代行を使ったことのある知り合いもいなくて不安でしたが実際に使ってみると自分で何をする必要もなく即日出勤せずに済んで「今まで1人で悩んでいたのはなんだったんだろう」というぐらいあっさり!
他にも逃げる方法はありますが退職代行を使って逃げるやり方が1番効率的です!

やばい会社の特徴話
下記が実際にわたしが体験したことです。
やばい企業は忙しい
やばい企業は利益率が悪いので仕事量をこなさないといけません。
そのため、朝7時に家を出て帰宅する夜11時まで仕事以外考えられないぐらいの仕事量がふってきます。
目の前の仕事をどんどんこなす事で仕事のさばき方とか段取り力が身につくのは確かです。しかし、その能力は入社後1、2年で身につけておけば十分です。
3年目以降になっても同じことを繰り返しているだけになることがやばい企業で働いていると多い。
そこで成長は止まります。
たまの休日会社イベントがある
やばい企業は一見不思議にも思えますがファミリー感を強くしようとします。
そのため、滅多にしかない貴重な休日を管理職が楽しむためだけに強制的に参加させられるイベントがあります。
バーベキュー・ゴルフ大会などがあります。貴重な休日ぐらいは会社の人には絶対に会いたくないですよね。
同僚の質が悪く目標となる人がいない
やばい企業では優秀な人材はすぐに辞めていきます。
優秀な人は自分にとって有益な職場かどうかを判断するのが上手いです。
そのため、やばい企業には他の会社に行くことのできない質の悪い社員が残っている傾向が高いです。会社から命令される奴隷のような働き方はできるんですよね。
そんな会社の奴隷になって働いている人を目標にするといずれ同じような奴隷に自分もなりますよ。
やばい会社を逃げるやり方でよくある質問

Q1会社を見限るタイミングは?
結論から言うと、あなたのタイミングでいいです。
あえてベストなタイミングを考えるなら
- ボーナス貰ってから
- 転職する場合入社日は4月入社/10月入社が多いのでその1ヶ月前
上記のようなタイミングで退職をするといいですよ!
Q2退職は逃げるが勝ちですか
結論から言うと「逃げるが勝ち」です。やばい会社にずっと居てもあなたのメリットは1ツモありません。
「やばい会社を経験した」と言う経験値だけはついたのでその経験値を活かして次の会社に転職することでキャリアアップすることができます。
そのままやばい会社にいても他社と比較もできませんし他の同僚が先に辞めたらどんどん辞めにくい状況になってあなただけが負け組になる可能性があります。
やばい企業で働いているならすぐに逃げて新しい道を進むことを考えよう【まとめ】

今回はやばい企業の逃げ方をご紹介してきました。
やばい企業で実際働いた経験から身につけたベストな辞め方です。やばい企業は想像以上に日本には多いです。
「やばい企業と言われるようなやり方でしか会社経営ができない」
「お客様のためにやってきた結果だから仕方ない」
上記のような言い方をする経営者、管理職は多いです。
1つ言えることは、あなた自身を1番に考えて判断して下さい。あなたの心が壊れるなら逃げるのもありですし退職代行利用してムダに傷つかないやり方もあり。
これから幸せな生活を送りましょう。

