わたしは退職代行を使って1度退職をしたことがあります。
結論から言うと「退職代行を使っても罪悪感をもつ必要はありません」
罪悪感とは漢字の意味通りに罪をおかした気持ちだったり悪いことした気持ちになることです。
- 退職代行使う→合法的
- 退職→民法で認められている
上記のように説明することができます。
そこで今回は退職代行を使って罪悪感に不安な方への対処法をご紹介します。わたしの体験談と退職代行経験者100人以上の体験談から対処法をご紹介していきます。
退職代行を使うことに罪悪感はある?ケースによって違う

結論から言うと、退職代行を使った人の環境によります。
主に退職代行を使って罪悪感があるとき・無いときを整理してみました。
罪悪感を感じないパターン
- ハラスメント+長時間労働+低賃金+退職意向を拒否された
- 会社や上司に時間や労力を搾取されている
ハラスメント+長時間労働+低賃金+退職意向を拒否
上記のような環境で働いている場合は退職代行を使わないとバックれるしかなくなります。退職代行と言うサービスがある時代に生まれてよかったと感謝するレベルですね。
日本ではブラック企業は表向きは「働き方改革」などが言われるようになって減っているように見えます。
しかし、実際の現場では偽装の有給休暇も横行しており自主的に仕事をしているだけで会社は知らないと言うスタンス。

会社や上司に労力を搾取されている
仕事に限界はありません。仕事の完成度を追い求め過ぎたらキリがないんですよね。すべての仕事に完璧を求め過ぎる上司のもとで働くと1日が24時間では足りません。
プライベートを楽しむなんて夢のまた夢です。
そういう上司に限って「俺たちの若い時代は年末年始なく働いた」と言います。
昭和のやり方を今の時代にまで引きずっているので日本の経済成長が鈍くなり海外に負けていることをそろそろ自覚する必要があります。

引用元 ダイヤモンドデジタル
罪悪感を感じやすいパターン
- 職場環境もひどくはないけど他にやりたい仕事をみつけた
- お世話になった人が何人か会社にいて挨拶や相談せず
主に上記の2つのパターンに分類分けできます。
職場環境も悪くないが他にやりたい仕事を見つけた
日本人は自分のやりたいことを主張することに慣れていません。
「自分のやりたいことを言ってしまうとわがままと思われる」
「みんな今の仕事を頑張っているのに申し訳ない」
上記のような感情になりやすく直接辞めたいことも言えず退職代行を利用した場合は罪悪感を持ちますね。
仮に誠心誠意で「辞めたい」と伝えて予想以上に非難を浴びることがあります。
その後の同僚の態度の変わりようにはショックでしたね。
少なくともあなたが罪悪感を感じるパターンの方に分類分けされるなら退職代行使う前にあなた自身が口頭で退職を伝える方法でもいいかもしれませんね。
会社の中にお世話になった人がいて挨拶ができない
退職代行を使って辞めてしまと上司や同僚にも対面での退職挨拶はできません。そこに対して気が引ける部分が大きいですね。
上記に関しては考え方ですがお世話になった方には手書きの手紙を作成して郵送する方法があります。
そこにあなたの個人の連絡先を書いてもいいでしょう。
その手紙に対して相手側からのコンタクトがあればその方とは一生のお付き合いになることが多いでしょうね。
社会人になれば幅広い交友関係も必要ではありますが本当に自分の味方になってくれる人を見つけることができるかが重要。
本当にあなたの味方になってくれる方はあなたが退職代行を使って辞めても非難することはありません。退職代行は違法行為ではないんですから。
下記にわたしが退職代行使って辞めたときにお世話になった人たちへ手紙を書いた内容を紹介していますのでぜひ参考に!

退職代行を使っても罪悪感をもたなくて済む方法

そこでわたしが退職代行を使っても罪悪感を感じないようにする方法これまでに試してきたことをご紹介。
今の会社で働くのは通過点だと理解する
よく通過点とゴールを間違えるな!と言われます。
あなたが今の会社を辞めることはあなたの人生の通過点でしかありません。あなたの決めたゴールに早く辿り着けるようにすることをメインで考えましょう。
その為には、退職代行を使って辞めることに罪悪感をもつ度合いは低くなります。
わたしの経験上、退職はほぼスムーズにはいきません。
上記を見てお分かりだと思いますが日本は退職する人間に冷たいです。有給休暇は労働者の権利ですしもし会社側が有給休暇日数を教えてくれないなら自分で計算できます。
上記のようなことがあなたの職場でも予想されるなら退職代行を使って辞めるのに罪悪感を持ちますか?
あなたのこれからの長い人生の通過点にそんなに労力と時間を使う必要がありますか?
会社で仕事するのは自分の為です。
会社を辞めることは本来新たな道を進むと言う意味からも祝福されるべきです。それを「会社を辞める」と言うことを言い出せない雰囲気を作っている会社、上司にも問題があると思いましょう。
引き継ぎ書を完璧にする
退職代行を使って辞めるのに罪悪感をもつ1つに後任への引継ぎをしないことです。
対面引継ぎがベストではありますがわたしの経験上、完璧な引継ぎ書があれば引き継ぐ方はなんとかなります。
なぜなら、実際に業務を引継いでみるとわからないことが出てきた時は1番引き継ぎ書が役に立つからです。

お世話になった方には手紙を書く
退職代行を使ったら罪悪感をもつ理由の1つがお世話になった方へ挨拶できないこと。
わたしも辞めたときは会社全部が嫌いになったわけではありません。そこを考えたときにお世話になった方に手紙を書くことに。
退職代行を使う前にお世話になった方の自宅住所を雑談の中から聞き出しながらノートにまとめました。
退職代行を使って退職届が受理されてから手紙をポストに投函。
本当にあなたのことを気にかけてくれる方なら手紙を準備するのがおすすめ。
会社側も退職代行使ってもらって助かる 【バックれよりマシ】
退職代行を使って辞めるのは退職を上司に言いづらいからですね。
理由はこれしかありません。
最悪、仕事をバックれるという選択をしてしまう人も必ずいます。しかし、会社側からしたらバックれられることが1番困ります。
なぜなら会社側も対処に時間と労力をムダに使うことになるからです。
本人の安否は?退職したいのか?寝坊か?事件か?そこから始めないといけません。一方で退職代行を使えば「退職したい」ということがシンプルにわかります。
退職代行を使って辞めるのとバックれることには大きな違いがあるので注意。
バックれるときは意識的・無意識的両方があるのでそういう精神が追い込まれる前に退職代行を使うのに罪悪感は必要ありませんよ。
本人が退職を伝えて辞めていく場合はだいたい本当の理由を言わないことが多いので。
実際に退職代行EXITの社長も下記のようなツイートをされています。
退職理由は嘘が多い。親の介護、実家を継ぐなど、誰からも反対されない為に架空の設定を作り上げるので、会社側は本当の理由がわからない。その点、退職代行をやっていると「上司の◯◯さんが高圧的で、、」など本当の退職理由を聞き出せる。これを会社側に伝えると人事から感謝されることがよくある。
— にいにい (@getdrunkeasily) August 1, 2019
会社の人事部からすれば優秀な社員が辞められても困ります。しかも、優秀な社員ほど辞める時に会社がとムダに揉めるのを嫌がるので本音の退職理由は言いません。
退職代行を使ったことに罪悪感がなくならないときの対処法 3選

退職代行を使った後もしばらく罪悪感がなくならないときの対処法を紹介します。
新しいことを始める
わたしがこれまでにしてきたのが資格勉強です。転職に有利になる資格勉強を退職のタイミング前後でよくやっています。
- 転職の有利になる資格(宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーなど)
- プログラミングスキル
上記のようなあなたにとって有利になる資格をとることがおすすめです。
転職先を早く決める
本当は辞めた会社のことをいくら考えても再入社できませんし前を向いて進むしかないことにシフトできません。
まず転職活動を少しずつ始めていくと書類通過したい!面接うまくやりたい!となります。


辞めずに続けた場合と辞めた今を冷静に分析する
人間の心理として戻れないことや出来ないことに対して感情が動き過ぎます。
対策として冷静に辞めずに続けていたら残業多い、スキルアップしないなど思い出してきます。
ノートに書き出して冷静に分析しましょう。
退職代行を使って罪悪感を感じる口コミ

退職代行を使って罪悪感を感じた経験者の口コミを集めてみました。
自分によくしてくれた人のことを思うと罪悪感ある
つーことで会社を辞めました。なんとか辞められたみたいです。完全に会社に恨みしかないような人は退職代行おすすめだけど、なんだかんだよくしてくれる人もいたような職場だと、罪悪感ハンパないですね。
今日は朝からスマホの電源切ってた。
ある種社会的自殺ですね。即日退職って。
— THE KAGASE KNIGHT (@thekagaseknight) February 3, 2020
この方は会社自体には嫌な思いしかしていないようですが同僚の中にはお世話になった人もいてそういう人たちへ罪悪感をもっています。
辞めることに対して罪悪感をもつ必要はありませんし退職代行を使って罪悪感をもつならよくしてくれた人たちへは手紙を書くなど工夫すれば解決できます。
罪悪感はあるけど気にしない
退職代行使っちゃいましたー!
明日辞める予定(ᯅ̈ )
罪悪感すごいけど、、、もういい— 21卒辞めたい代表 (@TjmjYIedeNLRI0K) June 15, 2021
この方は退職代行を使って罪悪感をもってるけど結果的にどうでもいいとなっています。
実際わたしも退職代行を使ってみて思ったのは使ってしまえば罪悪感は想像よりありません。いい意味で自分の中で覚悟が決まるんですよね。
自分で退職代行を使って辞めることを決断したことに罪悪感をもつこと自体がおかしな話なのかもしれませんね。
ただ罪悪感がある
ブラック企業脱出開始3日目
明日の8時頃退職代行が電話をしてくれるらしい、退職代行を初めて使用するから、本当に退職することができるのか不安でいっぱい。。。フォロワーのDMやリプライをくれるみんなのおかげでここまでこれたが、昨日同様まだ罪悪感が強く残る。— Taishi@働く社会人あるある (@usohontodayo) June 30, 2021
この方はブラック企業から退職代行を使って辞めています。
ブラック企業は社員に対しての洗脳行為があり辞めることに対して「悪」という認識をもたせて働かせるんですね。そういう会社を辞めるには退職代行を使う以外方法がなかったりします。
辞めた後も罪悪感がある場合でもしばらくするとまったくなくなります。
退職代行使って罪悪感を感じなかった口コミ

退職代行を使っても罪悪感を感じなかった体験談をまとめました。
退職代行を使うのに罪悪感なく2回使った
退職代行はどんどん使ったほうがいい。
俺2回使ってるしめちゃくちゃスムーズに辞めれた— いそじん (@isojnnn) July 31, 2022
この方は退職代行を2回使った経験があって2回ともにスムーズに辞めれたようです。退職に困ったときは退職代行を使って辞めるといことをおすすめしています。
退職代行を使うことに慣れすぎてしまうことを良いとは言いませんが罪悪感のために退職代行使えずに体調崩したりバックレるのは本末転倒ですよ。
退職代行を使ったことを肯定された
退職代行で辞めるなんて多分一般の人からしたらありえん話なのかもしれないし辞め方で迷惑かけてる自覚はあるから正直なところ罪悪感もすごいけど、良い選択だとか有意義なお金の使い方だとか言ってもらえて本当に心が救われている ありがとうございます
— 低時給ちゃん (@1O9O441) January 7, 2021
退職代行を使う直前と使った直後は罪悪感に襲われるかもしれません。しかし長い人生の一瞬と考えるとそんなに大げさな話でもなくなります。
退職代行を使って辞めることが悪いことなんて誰が決めるんですか?
あなたがあなたのために退職代行を使って辞めることを決めたらそれが正解です。
【体験談】退職代行を使って辞めても罪悪感なかった話

わたしは過去に退職代行を使ったのは派遣社員として働いていた派遣先がうまくあわなかったからです。
ハラスメントをされながら限界まで頑張りました、、、
退職代行を使わなかったら絶対に辞めれませんでした。批判覚悟で言えば退職代行を使ったことへの罪悪感は今はまったくありません。
退職代行を使ってなければ精神を限界まで病んで倒れるかバックレるかの2択しかなかったからです。派遣社員に休職という扱いは現実的にはないに等しいです。
当時はハラスメントしてくる上司が嫌で辞めたので上司に対してではなく同僚やお世話になった人たちにです。
ちなみに、あなたが昔のわたしと同じ境遇で上司を潰す方法を知りたいなら仕事しないダメ上司潰すやり方4選!合法的にやっつける読んでみて下さいね。
しかし退職代行を使って辞めたあとは罪悪感は少しずつ薄れていきました。
なぜなら、会社は生きていく為の手段の1つなんだと思えるようになったからですね。
会社を退職してしまえば頭の中で考えるのはこれからどうしていこうかなぁと言うことにシフトしていきます。
会社で働くことは自分自身のためだと言うことを退職したことで再確認できたことが1番大きいですね。
個人目線で考えれば「自分の成長につながるための手段」で会社目線で考えれば「会社のために成果を上げてくれたらOK」ということ。
上記の関係性のバランスが崩れたり変化した場合は新しい道に進むのが個人+会社の両方ともにベストですよね。
退職代行を使うことへの罪悪感でよくある質問
Q1退職代行を使うと後悔しますか
結論から言うと後悔はしません。
わたしは退職代行を使わなければ辞めれなかったので後悔はありません。そもそも退職代行を使うと決めたのは自分自身であれば退職代行を使った過去に後悔するよりも未来のことを考える方がいいです。
20代なら特に未来を見ていきましょうね。

Q2退職代行を使ったトラブルはありますか
退職代行を使ってトラブルになるのはブラック企業の場合に一般企業運営の退職代行を使ってしまうとトラブルになりやすいです。
なぜなら会社側と交渉ができないから。
退職自体は法律で認められていますのでどんなトラブルになっても退職はできますので安心してください。

Q3退職は何ヶ月前に伝えるといいですか
結論から言うと退職の1ヶ月前に伝えるとベストです。
もちろん就業規則を確認して記載されているスケジュールで伝えるのもいいですがもし3ヶ月前に伝えるように記載あってそのまま伝えると退職日まで地獄の日々が続く可能性もあります。
長すぎず短すぎずのタイミングが1ヶ月前ということになります。

Q4仕事を辞める伝え方を知りたい
仕事を辞める伝え方の基本は退職の相談ではなく退職の意思を固めた報告というかたちにすることです。
退職の相談するとなると上司は拒否することができます。しかし、退職の意思を固めた報告を拒否することはできません。
伝え方は
- 口頭で伝える
- メールで伝える
- 退職届を郵送する
- 退職代行から伝えてもらう
上記の4つです。
退職代行を使っても罪悪感を感じる必要はない【まとめ】

退職代行を使うと罪悪感をもつことはあります。
本当は自分の口から直接いわないといけないものだと考えているからですね。しかし自分の口から直接「辞めます」ということが言えない環境が増えています。
会社や上司があえて「辞めます」と言えない空気感を出していることもありえます。ブラック企業で人手不足状態であればなおさらです。
そんな状況であれば必ず退職代行があなたの味方になってくれます。
せっかくのあなたの人生無駄にしてもいいんですか?
これまでの常識や普通に縛られずにぜひあなただけの人生を歩んで下さい。
下記の記事におすすめの退職代行を詳しく紹介してますのでぜひ読んで下さいね。